オリキャラはやりたい放題する物語です。なるべくストーリー準拠で多分原作崩壊しないとはどの程度かと言うと、最初のカモシダのオタカラを一時的に預からせてもらう程度ですね。
俺の名は
という訳で俺はその転校生を陥れるために来た! ははっ! ホンモノって奴を教えてやるぜ!
4月11日、授業4限目終了。
噂の転校生は何食わぬ顔で登校してきた。初日から4限終了まで遅刻するとかやるじゃねえか……。初日からちょっかい出そうと朝早くから登校した俺が馬鹿みてえじゃねぇか。
仕方が無え。あいつの住所特定からするか。
4月12日、下校。
何やら転校生は別の金髪野郎と校門前で話していた。どんな話してんのかと声をかけようとしたその時だった。
金髪の方がスマホを操作した時。
「……!?」
空間が気持ち悪い程に歪む。な、なんだぁ!?
空間の歪みに驚きながらもふと気がつけば、目の前の光景はいつもと変わらない東京かと思えば、振り向くとそこにはまるで西洋の城に変化した秀尽学園の姿があった。
「ビンゴ!!」
金髪の嬉々とした声が聞こえた。なにがビンゴなのか知らんが、恐らく今の現状を知っているからこそ出た言葉なんだろう。ならばここは身を隠さなくちゃならない。すぐに校門の影に身を隠してクセっ毛眼鏡の如何にもイケメンな黒髪と、金髪二人の後を追った。黒髪の服装がいつの間にか変わっていることはファッションなのだろうと一旦気にせずに。
すると二人は二足歩行で頭のでかい猫に会っていた。なんだアレ……。何か話しているように見えるが良く聞こえなかった。そうしていると猫と黒髪と金髪は揃って三人で城の横にある通気口らしき所から内部へ入って行った。
どうして正門から入らないんだろう。自分の学校だって言うのにまるで……。
「そういうお年頃カナ?」
俺は堂々と正門から入ろうとするが、とてつもなくデカい扉の上に鍵がしっかり閉まっていた。
なるほどそういうことか。放課後直後なのに忘れ物さえも取らせてくれないなんて。つまりこじ開けろと言うことだな。
「お邪魔しまあああす」
俺はしっかりと拳を握ると、勢いよく扉を殴り吹き飛ばした。どうしてこんな力があるって? 元異世界転生者と言っておこう。
さていい感じに手加減出来た。本気でやっていたら学校ごと吹っ飛ばしていたからな。
「何事だぁああ!」
すぐに複数の教師が駆け寄って来たかと思ったら、目の前には青白い間抜け面した仮面を被った、大きな盾と直剣を持った兵士だった。
ふーむ。こいつは殺しても良いのだろうか。せっかく現代日本に帰ってきたというのに、いきなり殺人して刑務所行きは嫌だぞ?
「貴様を器物損壊罪と不法侵入罪として強制連行する!」
不法侵入? 俺ここの生徒なんだけど? そんな考えも許されぬまま、俺は何故か突然背後からシールドバッシュが如く強烈な盾攻撃を打ち込まれた。
「弱いな。殺すか!」
それで俺が倒れるとでも? 訳も分からず連行されるのだけは許せねぇなぁ!?
「なに!? こいつ倒れないぞ?」
「死ねよ雑魚共!!」
俺は三人の兵士を軽く、文字通り捻り潰した。
俺は例の三人の後を追わなくちゃならねぇんだ。邪魔するなら……多分殺す。