オリ主がやりたい放題するペルソナ5   作:Leiren

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第2話 覚醒

 黒髪と金髪と猫の3人を追っていると、何やら黒髪と猫は自身の背後に、なんか、燃えてる、変な……生き物? を召喚して戦っていた。

 なにそれ俺も真似したい! と思ったけど原理が不明なので真似しようがなかった。ドッペルゲンガーくらいなら召喚できるがな。

 

 すると大きな牢屋が立ち並ぶ空間に辿りつき、ゆっくりと後をついていきながら牢屋の中を覗けば、恐らく何らかの部活に入っているであろう人間らが拷問されていた。いや、今は体罰とか言うんだっけ?

 

「ふざけんなぁっ!!」

 

「だから静かにしろって言ってんだろ!」

 

 金髪がブチ切れ、猫がそれを注意していた。まじであの猫はなんなんだ……?

 しかし確かに今の声でさっきの兵士に気づかれたら困るな。最悪全員ぶっ殺す羽目になる。それは面倒なので避けたい。

 あの金髪は何を考えているのか知らんが、顔を覚えたとかなんとか言って片道を戻ろうとしていた。俺は咄嗟に下水だろう川に飛び込んで隠れる。

 

 どうやらやっぱり他の兵士に気づかれたようで、周囲から慌ただしい声が聞こえてきた。

 

「また侵入者がどこかに潜んでいるようだぞ! 見つけ次第どんな手を使ってもいいから捕まえろ!」

 

 全くこの学校は急にどうしちまったんかねぇ。

 流石にこの状況には3人も慌てるようで、なんとか兵士に見つからないように城の入り口まで辿り着く。

 だが、そう簡単に逃してくれはしなかった。

 

「また凝りもなく俺様の城に入るったぁなんて命知らずなんだ」

 

 なんてこった。王冠を被った王様かと思いきや、マントの中はピンクのブーメランパンツ一丁じゃねぇか!! 俺はやろうと思えば犯罪に簡単に手を染められるが、どうも変態だけは性に合わないんだよなぁ。

 

「鴨志田ぁ!」

 

 あの変態は鴨志田というのか。どこかで聞いたことがあるような……。

 と、誰だっけと思い出そうとしているなか、ふと気がつけば何故か黒髪も金髪も猫もボコボコにやられていた。え、なにがあったの? だがいいタイミングだぁ!!

 

「よおよお、ずっと後をついてきていたが、こんなのも片付けられねえ程に弱かったとはなぁ!?」

 

「っ!? 誰だキサマは! いつからそこに!」

 

「俺か? 通りすがりの一般人だ! 以上!」

 

「ふんっ、お前は後で殺してやるからそこで待っていろ。まずはコイツらからだ。はぁ……どうせ貴様の思いつきでこうなっちまったんだろ。え?」

 

「やめろ……」

 

 なんだ? 寸劇でもこれから始まるのか? さっさと殺せばいいのにぃ〜。

 

「すぐ感情的になるクズ。この俺様に手を上げやがって。臨時とはいえ、少しの間陸上部の練習を見てやった恩をもう忘れたのか?」

 

「あんなもん練習じゃねぇ、体罰だ! 単にテメェが陸上部が気に食わねえから……」

 

「目障りなんだよ! 功績を上げるのは俺様だけでいい」

 

 そうだそうだ! 話分からねえけど雑魚は捻り潰すのが早いってなぁ! 金髪もな、嫌な奴は殺して、一度刑務所入ってから、釈放されてからの方が気が楽なんだぞ? まぁその代わりまたあった更なる色んな物を失うがな!

 

「クビになったあの監督も救えない馬鹿だ……。正論言って楯つかなければ、エースの脚を潰すだけにしてやったものを……」

 

「なん……だと?」

 

「もう一本の脚もやってやろうかぁ? どうせ学校は『正当防衛』にしてくれるしなぁ?」

 

「クソッ……また俺、負けんのかよ……」

 

「勝手に負けてんじゃねえ! もう一度ぶん殴れば良いだろうが!」

 

「……。こんなクソのせいで走れなくなって! 陸上部も無くなって!

 

 なんか脚潰された程度で嘆いているので、活を入れてみたが。一度をこちらを一瞬見上げたが、見事に無視された。

 

「コイツらを始末したら次は貴様だぞ? ハハハハ!」

 

「許せないんだろう?」

 

 黒髪が喋った……? おや? 流れが変わったか?

 

「そうだよ……俺がアイツに奪われたモン……! もう返ってこねぇ大事なモン……!」

 

「そこで見ているがいい……クズを庇って犬死にする救えないクズどもをな」

 

「お前の方だよ……人を利用することしか考えてねぇ、お前の方がクズだ……鴨志田ぁ!」

 

「何をしている……はやく黙らせろ!」

 

 金髪はよろよろと鴨志田に近づき、勢いよく指をさす。

 

「ニヤけたつらでこっち見てんじゃねぇよ!!」

 

 よく言った!! そのまま殴り飛ばせ! さぁ!

 

「…………。ぐっ!? ぐあっ……! ああああっ!」

 

 え……ここで頭痛? 生憎バファリン持ってねぇぞ? え? ちょっと大袈裟すぎん? てか何そのドクロ! かっけえ!

 

「うううぅ! ぐぁああ! あああぁぁああっ!! うおぉ……うおおおぉああああ!!」

 

 金髪は雄叫びをあげながらいつの間にか被っていたドクロの仮面を、なんかブチブチと嫌な音を立てて引き剥がした。

 すると、なんか、すげぇ、例の変なやつが凄まじい衝撃波と共に現れた。

 

「これが俺のペルソナ……こいつはいい。ほんと待たせちまったな……行くぜ、ぶっ放せよ! キャプテンキッドぉ!」

 

 へぇ〜! キャプテンキッドか!! なんだっけな……後でWikipediaで調べよ……」

 

 これてついに変な力、ペルソナとかいう力を使えるやつが3人揃った。それで……俺も多分ペルソナだぜるわこれ。今だに原理は不明だけど……感覚的に行けんじゃねこれ?

 俺は金髪が頭痛で転げ回っていた時、なにが頭痛の原因なのか、ちょっとばかし頭の中を覗いていた。

 

 するとなんと言うことだろう! あれはなんだったんだろう? 確かにテレパシーって突然聞こえてくると気持ち悪いよな! 分かる分かる! つまりだ……。

 

 次回は俺のペルソナ覚醒ってことだな!




次回、最上。無理やりペルソナ覚醒。
今回は竜司のペルソナ覚醒シーンでした。竜司の過去にさらに酷いことを言ったり、鴨志田に同情する主人公ですが、竜司好きな方はごめんなさい。こいつはこういうキャラなんです。これからもクズっぷりを見せて行くのでお楽しみ!
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