オリ主がやりたい放題するペルソナ5   作:Leiren

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第3話 強制呼び出し

 黒髪と金髪と猫の後を追っていると、金髪がペルソナとかいうなんかすげぇ力を覚醒させた。今まで原理不明でちょっとした真似っこしか出なかったが、覚醒中の頭の中を覗くことで何となく分かった気がした。

 

「えーっと、Step1.まずは俺の無敵を解除して、確か仮面が必要だったよな」

 

 仮面は格好いい鬼の形を選び、剥がす時が痛くなるように、仮面の裏に強力な吸盤のついた触手をくっ付ける。そして勢いよく顔面に装着。

 ぐああっ! こいつぁ外すの苦労しそうだぜ!

 

「Step2.次に激しい頭痛が必要なので、自身に強い頭痛を伴う幻惑魔法をかける」

 

 ぎゃああああっ! 頭が片割れそうだ! 出てこい出てこい! 変な声えぇ!

 

「ぐああああっ! うおおぉあああっ……!」

 

 猫が俺をみて心底驚いた表情をしていた。

 

「おいおい、1日に2人もペルソナを覚醒すんのかよ! つーかアイツは誰なんだ!?」

 

「痛みだけじゃ足りない! 肉体的ではなく、精神にもダメージを与える必要がある! 確か金髪は何かに反する意識を持っていたああああ!!」

 

 ならば俺は反する。この世界の有様を! 俺は現代世界も支配してやる! ペルソナなんてなぁ……作ればいいんだよッ!

 ドックン……! 急に頭痛とは違う別の何かが俺を襲った。そして声が聞こえた。

 

『え、ちょっと何してくれてんのお前!? 無理矢理にもほどがあるだろ! 流石に気付きを与えるような台詞思いつかんわ……』

 

 五月蝿え! テメェは黙ってろ! 俺に正常な自我なんてある訳ねぇだろう! 俺は俺であって、お前は俺じゃねええええ!

 自我を真っ向から否定する。これは初体験だ。どんなことがおこるんだろう〜。

 

『なんだそういうことか。それなら早くそう言ってくれよ。我は影、真なる我。俺はお前では────』

 

 分かってんなら早く死ね!!

 

『え、ちょ、ま』

 

 ブチッと変な音がなった気がした。多分自我殺したわこれ。よし!! 1から作るか! あれをこうして〜これをああして〜完成だぁあああ!

 

「出てこい俺のペルソナぁああ! 異神ヴェヌス・ケドゥニラ!!」

 

 叫ぶと同時に仮面を顔面から引き剥がせば、金髪と同じく凄まじい衝撃的と、何故か真っ黒く淀んだ炎。そしてまた声が聞こえた。

 

『ウゴゴゴ……クボボ……ァ、アア』

 

 うーんこれはホラー。人型なんだけど歪で異形。頭部はカクカク揺れてて、全身が触手で出来てる……。最高に悪役っぽくで良いねぇ!!

 

「行くぜ! 邪魔なやつは全部ぶっ殺そうぜ!!」

 

 ふとしたら金髪の覚醒をきっかけに、鴨志田が仕掛けた敵は一気に数を減らしていた。どうして金髪は辛そうに片膝を立てて疲れ果てており、猫が「ここは一旦退くべきだ」と颯爽にずらかって行った。

 すると鴨志田のターゲットは俺に移る。

 

「お前は逃げないのかぁ? お前ら! こいつを囲め! その場で処刑だぁ!」

 

「この俺を殺す? 何言ってんだぁ!? 殺されるのはテメェの方だよ、雑魚共がぁ!」

 

虚空の調(ヴォイド・キー)

 

『▄▅█▄▆▂▉!!』

 

 俺のペルソナは何とも言えない寄生を上げると、俺を囲んでいた兵士が次々とバッタバタ倒れていく。

 

「ひぃいいっ! なんなんだよコイツ! 坂本とは違うのか! クソッ!」

 

 鴨志田は突然態度を変えて逃げやがった。なんか追う気はしなかった。つーかめちゃくちゃ眠みぃ……。別に金髪みてぇに動けねえことはねぇが、突然やる気なくなるな……。んぁ?

 ふと自分の姿を見ると、なんと服装が俺も変わっていた。なんつーか、煤けて裾が破けた黒いロングコートみたいな。黒髪や金髪みたいにもっと格好良かったら良いのになぁ〜。

 

 

【挿絵表示】

 




今回最上が召喚したペルソナ、『ヴェヌス・ケドゥニラ』とは実在しません。完全オリジナルで、最上が即興に作り出した怪物です。

次回、最上。自サツ教唆
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