ある反奴隷主義者の手記   作:無職のプーさん

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 全身から鋭い殺気を放つリーバーたちが間近まで迫っていた。私は長剣を片手で突き出し、牽制する構えをとる。

 

案の定、彼らはすぐに仕掛けてこなかった。

数の利を生かすため、まず周囲に散開して輪を作る。こうすることで退路を塞ぎつつ、八方から攻撃を加えることが可能だ。いわゆる袋叩きである。

猪突猛進に見えて、ちゃんと頭を働かせている狡猾な連中だ。『教育』が行き届いている証拠だろう。

 

少数の側である私からすれば、囲まれることだけは絶対に避けるべきだった。逃げながら攻撃する戦法を封じられれば、勝ちの目はまずない。

 

だが彼らに背を向けることは、どういうわけか許されない気がした。

くだらないプライドのためではない。私の中の何かが、たとえ敗れるともこいつらに一泡吹かせろと駆り立てていたのだ。

 

「お前たちも連合から追い立てられたクチか。なら、奪われる者の痛みは知っているだろう」

 

私は得物を構えたまま、彼らに向けて語りかける。

 

「弱者を理解できる者は、弱者の痛みを知る者だけだ。奪うことしかできない愚かな貴族どもとお前たちは違う。痛みを知っているからこそ他者に優しくできる。優しくならなければならない!」

 

まったくこのときの私ときたら……明らかにテンションがおかしかった。

今思い出しても恥ずかしい。ベッドの中で毛布を被って叫びたい衝動に駆られる(実際今も机の前で変な声を上げている)。

 

バラモンの洗脳に芯から染まった者たちに、こんな馬鹿みたいな言葉が届くとは思えない。だが彼らのうちの数人は、明らかに動揺した目で私を見ていた。

 

「私の合図で三方から同時に仕掛けろ。念のため言っておくが、四肢は落とすなよ」

 

バラモンの指示が響き、私は思わず舌を打つ。

やはりこの男はリーバーの要だ。彼さえ落とせば組織は瓦解する。その程度のことは、このときのどうかしている私の頭でも判断できた。

 

しかし、一体誰がそれを成し得るだろう。辺境の治安維持を担う憲兵か。ケチな賞金稼ぎか、酒場で安酒をあおる傭兵たちか。

無理だ。半端な武力など、この男の前ではないも同然。体躯を見れば分かる。同じ二本の足で立つ人間のなかで、この男に勝てる者はそうはいまい。

 

「柔よく剛を制する」「武には心技体のバランスが不可欠」などと言われるが、それはあくまで競技としての武の話だ。

実戦においてそんな空論は通用しない(なんなら競技でもそんな綺麗事は通用しない)。でかくて力が強い奴が最後には勝つに決まっているのだ。

 

無論、ときには小兵が大強者を倒すこともあり得る。しょせんは同一の種における個体差の範囲だ。生態系全体から見れば大した違いはない。

 

だがこの男、バラモンはそういった理の外にいる化け物だ。全身が外骨格に覆われたシェク人であることに加え、身長は2メートルを悠に超えている。先ほど部下たちの首を落とす際は、人の身の丈ほどの大剣を片手で軽々振るっていた。

私と彼とを並べ、同一の『人間』であると果たして言い張れるだろうか。私は口が裂けてもそんなこと言えないし、そもそも隣に並びたくない。

 

理外の化け物には、同じく化け物をぶつけるより倒す術はないだろう。

貴族の絶対権威を体現する都市連合の悪鬼。

拝火の教国を統べる白銀の剣帝。

人でありながら数百年を生きる蜘蛛の王。

そして奴隷たちの最後の希望、不殺の拳。

彼らなら苦もなくそれを成すだろうが、あいにく私は彼らと友人でも仲間でもなかった(少なくともこのときはまだ)。

 

そうなると、あとは策を弄するしかない。この男の知を上回るほどの策を。しかしノコノコと呼び出しに応じてしまった時点で、その望みもだいぶ薄い。

 

そう。つまるところ、私はこんなところに来なければ良かったのだ。冷静に回り始めた頭が今さらその結論に達した、ちょうどそのとき。

 

「勇敢だな。さすがはカニマスターの素質ある者」

 

「!?」

 

リーバーたちは驚いて空を仰いだ。私たちを見下ろす位置にある崖の縁に、数人の影があった。

いつからそこにいたのだろうか。黒雲が流れ去ることで現れた、煌々と輝く二つの月。それを背に彼らは腕を組み、畏怖堂々とした佇まいを見せていた。

 

「何者だ!」

 

「聞いて驚け! 我らはッ!!」

 

男たちは眩い月を背に、思い思いのかっこいい(と本人たちは思っている)ポーズを取る。

 

「カニを愛し、カニに(たぶん)愛される! カニのために生き、カニのために死す! クラブ・レイダー!!」

 

「そうか。ならば望み通り死をくれてやる」

 

不愉快そうなしかめ面で呟くバラモン。

部下たちに指示を飛ばしつつ、自身も背中の大剣に手をかけた。「あの馬鹿どもを撃ち落とせ!」

 

「「「兄弟のために!!」」」

 

誓いの怒号とともに、リーバーたちはクロスボウを構える。鉄の矢が次から次へと放たれるが、クラブレイダーは退かなかった。射角の計算上、崖縁から一歩下がれば安全なはずだが、そうしなかったのだ。

 

彼らはおもむろに椀型のヘルメット(クラブレイダーの特徴的な装備の一つ)を脱ぎ捨て、足元に落とした。そしてそれに勢い良く飛び乗ると、崖下に身を躍らせたのだ。

 

重心移動と手にした薙刀で軌道を巧みに操り、急斜面を滑走するクラブレイダーたち。突き出た岩や飛んでくる矢をジグザグに動いて華麗に躱し、目にも止まらぬ速さで滑り降りてくる。

 

彼らの頑丈で無骨な(不格好ともいえる)ヘルメットを生かした移動法だ。草木の一本も生えぬ過酷な山岳地帯に身を置くうち、自ずと編み出された狩りの技だろう。

格好つけて名乗りなど上げなければ、まともな奇襲になっていたに違いない。

 

「近接武器に持ち替えろ!」

 

このバラモンの指示は、少しばかり遅かった。

崖下に最も近づいていた一人のリーバーが、早くも彼らの餌食となっていた。

角度のある岩場に敢えて接触し、宙に身を躍らせたクラブレイダーの薙刀が、その首を高々と刎ね飛ばしたのだ。

 

「おのれ! よくも兄弟を!」

 

細身の鉈剣(ショートクリーヴァー)を腰から抜き、猛然と突進するリーバーたち。

先陣を切るクラブレイダーは滑走の勢い止まらぬ足元のヘルメットを、そのまま敵の集団に蹴り込んだ。重量のあるヘルメットはさながら大砲の弾のようにリーバーたちをまとめて吹き飛ばす。

 

「カニの怒りを知るがいい、リーバー!!」

 

堂々と啖呵を切りつつ、勇ましい(と本人は思っている)ポーズを決めるクラブレイダー。遅れて崖を降りてきた他の者らが隣に並ぶと、躍るような身軽さで臆さずこちらに向かってくる。

 

「敵は少数だ。分断させたのち囲んで確実に仕留めろ」

 

部下の一人にそう告げると、バラモンは私に顔を向けた。

周囲にはすでにリーバーたちの姿はなく、私と彼の二人きりだ。普通は何人か残すものだが、己が不覚をとるという発想自体ないらしい。

 

「あの連中を呼んだのはお前か?」

 

バラモンの問いに、私は思わず背筋を震わせた。殺意を向けられると思ったが、彼は自身でその言葉を否定する。

 

「違うな。お前は誰の助けも借りず、一人でここへ来た。我々の斥候が見て……」

 

彼の言葉は中途半端なところで遮られた。

獣のような速さで荒野を駆け抜けてきた黒い影が、手にしたサーベルを叩きつけたのである。

 

「死ねええぇッ!!」

 

月夜が照らす夜闇の中で、彼女の深紅の瞳は爛々と光っていた。波打つような銀の髪が、激しい動きに荒ぶっている。剥き出しになった鋭い犬歯は、まさしく獣さながらだ。

理性をまるで感じない。整った顔立ちのはずだが、今はそれが跡形もなく歪んでいる。

 

このときの光景を見て、私は確信した。この戦いの結果がどうあれ、彼女が人に戻ることはおそらくもうないのだろうと。

 

「来たか、美しき復讐者よ」

 

彼女の剣を腕甲で受け止め、余裕の笑みを見せるバラモン。しかしその頬には、浅くも鋭い傷ができていた。どうやらわずかに反応が遅れたらしい。

 

「分かるぞ。幸福は一瞬だが、怒りは永遠だ。その胸の内の炎が多少収まるまで付き合ってやる。その後で、お前も我らの家族となるのだ」

 

「黙って死ね!!」

 

復讐者の女はバラモンの脇腹を蹴りつけて後方へ飛び、少しばかり距離を置いた。そのまましばらく睨み合うかと思いきや、間を空けずに飛びかかっていく。

 

このときの私が彼女を心配したと思う読者もいるだろうが、残念ながらそんなことはない。

むしろどちらかというと、彼女の剣舞に内心イライラしていた。ほとんど我流に近い動きだったからだ。

 

私が教えたのはサーベルのやや長めの間合いを意識した受身の型だ。古風ではあるが伝統的なサーベル術の一つである。

敵との距離を詰めるにしても、牽制と誘いを兼ねた空振りを交えジリジリと狭めるのが正しい。あのように節操なく飛びかかるのは犬と同じだ。ある意味お似合いではあるが。

 

加えて、あの回転斬り。あんなものを教えた覚えは全くない(今では誰に習ったのか見当がつく)。

私の師曰く、回転斬りは『舞』であって『武』ではない。一瞬でも敵を視界から外すのは愚策であるし、自身の三半規管に無用なダメージを与える意味もないという。乱戦ならまだしも、一対一の決闘においてくるくる踊るのは馬鹿だと、そう教えられた。

 

師は都市連合随一のサーベルの使い手であり、人間性はともかく実力は確かだった。

ゆえにその言葉にも重みがあるが……それはあくまで貴族の道楽としての剣の話だ。実戦で役立つ技術が必ずしも『武』のみであるとは限らない。彼女の動きを見て、私はそう考えざるを得なかった。

 

一言で言えば、堂に入っていたのだ。隙の少ないここぞというタイミングで繰り出すし、遠心力に身体のひねりを加えた一撃の威力は重く、絶大だ。

先述で否定した獣のような動きも、結果的には最適解だった。敵方が重装備の戦士であるため、機動力を生かした攻撃即離脱の戦法は実に噛み合っていたのだ。

 

私が気に食わないのは、苦労して教えた技をあまり使ってくれていないという一点のみである(今ではほとんど忘れているに違いない)。

 

「悪くない。お前ならきっと、良い姉妹になるだろう」

 

変わらず余裕の笑みで相対するバラモン。途中まで素手で受けていたが、いつの間にか大剣で防御していた。得物を使わせるほどに彼女の剣圧は凄まじいのだろう。

笑みこそ消えていないが、少なからず意表を突かれたはずだ。頬に受けた鋭い傷がその証明である。

 

まあ無理もない。何せ私との剣の修行を逢瀬と勘違いしていたのだ。彼女がまともに戦えることすら知らなかったに違いない(ただでさえ片腕を失ったばかりなのだ。戦えると思う方が無理がある)。

 

対する彼女はといえば、変わらず憤怒の形相であった。

死ぬ気で斬りかかっているのに、まともなダメージを与えられないのが悔しいらしい。

短く悪態をつき、無理やり止めていた荒い息を吐き出した。後先考えずに攻めすぎたせいでかなり疲弊しているようだ。

 

「もういい、逃げろ! お前では敵わない!」

 

私はそう叫んだが、彼女は案の定、聞こえないフリをした。再び飛びかかるべく重心低く身構えた、そのとき。

 

「無礼者め! (バラモン)に何をしている!」

 

彼女に気づいたリーバーの一人が、離れた距離からクロスボウを構えた。「待て!」とバラモンが鋭く叫ぶがすでに遅い。ボルト(鉄の矢)は即座に放たれ、彼女の胸部に吸い込まれるような弾道を描く。

 

私は思わず手を伸ばしたが、間に合うはずがなかった。種類にもよるが、クロスボウの矢速は時速200㎞を超える。仮に彼女の真横にいたとして、身代わりになるのが関の山だろう。

 

だが、それはあくまで常識の範囲での話だ。常識を超え、理外に届きうる技を持つ剣士はいるものである。

 

「!!」

 

この直後の私とバラモンは、大体似たような表情をしていた。予想外のことが起きたからだ。速やかに間に入った何者かの刀が、鉄の矢を地面に叩き落としたのだ。

 

短く息を吐いたのち、刀を構え直す少年がそこにいた。透き通るような刃を正眼に据え、背筋の真っ直ぐ伸びた美しい構えを見せている。

 

物体の速度が乗れば乗るほど、それを止めたときの衝撃も凄まじい。彼の年齢と未成熟な骨格を考えれば、肩が外れるなりしていてもおかしくなかった。

しかし当の本人は涼しい顔をしており、ダメージを負ったようには見えない。刀も曲がっておらず、刃こぼれした様子もなかった。

 

「マグレではないな、少年」

 

恍惚とした気色の悪い笑みを浮かべるバラモン。

 

「今宵は何と素晴らしい……! よりどりみどりとはこのことだ。お前も私の家族(リーバー)にしてやろう」

 

ちょうどこのとき私は、気配を感じて振り返っていた。崖下で戦っていたはずのリーバーが続々と戻ってきているのに気づいたのだ。彼らの後ろには、血溜まりに伏すクラブレイダーたちの姿が見えた。

 

立て続けに様々なことが起きて混乱していたが、それでもこの状況が良くないことは理解できた。

彼らとリーバーの戦力差はおよそ十倍。それを考えれば、長く時間を稼いでくれた方ではあった。

せめて私たちが逃げられていれば、彼らの犠牲に報いる形となれたのだが。

 

「相も変わらず理解不能な連中だ。頼みの綱のカニも連れていないとは」

 

瀕死のクラブレイダーたちを睨み、バラモンは悪態をついた。しかしやがて溜め息を吐くと、私の方に視線を戻す。

 

「まあ、少なくとも男気は見せてくれたな。次はお前の番だぞ、ノーフェイス」

 

「何だと?」

 

私が思わず聞き返すと、彼は顎を上げて不敵に私を見た。

 

「さっきから若者ばかりが活躍しているではないか。そろそろこの辺りで、我々年長者も気概を見せねば」

 

「しかし……」

 

「それに、まだ私はお前の剣を直に見ていない。剣にはその者の歩んできた人生がとくと表れる。さあ、見せてみろ!」

 

バラモンは言い終わるや、私を迎えるように両腕を広げた。好きに斬りかかってこいと言いたいのだろう。

 

私はとっさに少年たちを見た。彼らはリーバーたちに取り囲まれ、退路を塞がれている。

だがあの二人の俊敏さと剣の冴えなら、包囲の一点を突いて逃げ出すことができるだろう。なにせリーバーたちの大半は、クラブレイダーとの死闘でいくらか負傷していた。命に関わる傷はないものの、四肢の深手は機動力を大きく損なう。

 

彼らならあの村を守れる。いや、最悪村が潰されても、きっと二人だけで生きていける。

そう思った瞬間、私の中で必死に張っていたやけくその虚勢が、もはや大して意味が無いものだと気づいてしまった。

 

「い、いや。私は……」

 

私はしどろもどろになり、逃げるように後ずさった。手に持つ長剣が振るえているのが、視界の端に映っていた。

意気地なしとなじられても仕方が無い(実際モールなどはそう言うだろう)。しかし、これが本来の私なのだ。むしろ今までがまともではなかった。

 

だがバラモンはそんな私に目を瞠り、次にはひどく失望したように視線を落とした。

やがて顔を上げると、険しい表情で地面に刺していた大剣にゆっくりと手をかける。

 

来る。(バラモン)が来る。

私は長剣を構え直すが、刃の震えは止まらない。

 

私がこの男をどれだけ恐れているかは、冒頭で長々と語った通りだ。相対するだけでも厳しいのに、ましてや剣など交えられるはずがない。命までは取られないと理解していてもである。

 

視界の隅に映る長剣が、尋常でないほど震え出す。その時点で、ようやく私は疑問を持った。いくら何でも震えすぎではないか。身体だけではなく、地面まで震動しているような気がする。

それが気のせいではなく、本当に地面が揺れていると気づくまで、そう時間はかからなかった。

 

「何だ。地震か?」

 

バラモンは呟き、部下たちに警告する。「崖近くにいるものは落石に注意しろ! 」

 

「おお……おおお……!」

 

まだ息のあるクラブレイダーたちが奇妙な掠れ声を発した。その声には渇望と慟哭、そして溢れんばかりの歓喜が含まれている。

 

「来る……来るぞ……!」

 

「おいでになられる……!!」

 

そのとき突然、夜空に座す二つの月が、血に塗れたように紅く輝いた。

大気中の塵がそう見せたのか。あるいは惑星軌道の影響か。定かではないが、とにかく二つの月は荒野を不気味な血の色に染め上げたのだ。

 

「クラビネーター様の降臨だァッ!!!」

 

大地が悲鳴を上げてうねり、崖壁に亀裂が走る。

黒々と底の見えない割れ目を押し広げるように、内側からハサミが飛び出した。その大きさときたら、連合都市の監視塔を軽々つまめそうなほどだ。

 

呆気に取られているリーバーたちの眼前で、崖を引き裂き本体が姿を現す。わずかに苔むした朱色の甲殻は岩のように分厚く、足は長く鋭い。体長は見上げるほどに高く、荒野に佇む様はまさに要塞であった。落石がこれでもかとばかりに甲羅を打つが、まるで気にする様子もない。

 

バラモンでさえ言葉を失い、身じろぎ一つできずにいた。彼の子分たちも恐怖に負け、一歩、また一歩と下がり始める。

それらの動きを視界の隅に収めたのだろう。老齢のジャイアントクラブは向きを変え、リーバーたちに襲いかかった。

 

 

 

 

 




登場人物紹介
『クラブレイダー』
カニをこよなく愛する奇人集団。アウトランド最南東の険しい山岳地帯に拠を構える。
カニへの愛は揺るぎないが、カニからの愛には疑問符をつける辺り、こいつらの人生の悲哀が感じられる。
崖を滑走するスタイリッシュ☆アクションは筆者の思いつきであり、ゲームには存在しない。山岳に生きる民ならこのくらいはやってくれるだろうという熱い信頼から来ている。ゴールデンカムイのアシリパちゃんもなんか変な木の棒使って斜面を滑り降りてたし。
ちなみに指導者はクラブクイーンと呼ばれるスコーチランダーの女傑。懸賞金40,000Cat。
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