転生モフモフ四兄妹のスローペットライフ 作:corin7121
というわけで
入口が狭くて中に入れやしないんだけど。
ただ奥から微かに血の匂いがしてきているからケガ人がいるのは間違いなさそう。まあそれと同時に複数のトカゲの臭いもしているけど。
「シュメーはここでお留守番していてくれよ。直ぐ戻ってくるからな」
そう言ってジョン君は腰にロングソードと傷薬をしこたまぶら下げて意気揚々と入っていった。大丈夫かな、自信満々で行っちゃったけど。ウチの商会に入る前は冒険者もやっていたと聞いてはいるけど相手は岩竜子の群れだしなー。戦わずに逃げの一手だけならなんとかなるだろうけど、あの剣じゃ岩竜子の硬い皮膚に弾かれるだろうし絶対戦闘だけはするんじゃないぞ。救護者助けに行って自分も救護者になりましたなんて展開笑い話にもならないぞ。
「・・・」
それにしてもさっきから
よし。ちょっと掘ってみよ。何かまずそうなら埋めちゃえばいいんだし。
で!地面をちょっと掘った結果、
「・・・・・・」
「・・・・・・」
要救護者の方たちと合流しちゃいました。いやーまさか崩落するとは思わなかったなー。あの助けに来ましたよ?
「オオカミの化物だー!!」
いや、あの襲わないよ?食べたりしないからまずは落ち着きましょうよ。というよりもジョン君はまだ来てないの?
「ふざけんじゃねー!来週には地元に帰って結婚式を挙げる予定なんだぞ!」
あ、おめでとうございます。とりあえずその辺に墜ちている石を投げるのをやめてもらっていいですか?
「俺はもう長くはない!俺にかまわず先に逃げろ!」
だから襲ったりしないっての。ケガしているんだから安静にしていなさいって。
「どけお前ら!化けオオカミぐらい俺がぶちのめしてやる!」
正当防衛・・・したらカウンターキルしちゃいそうだな。岩竜子程度でこんな所にいるようじゃ。
さて本当にどうしよう。どうにかして怯ませないと正当防衛で死人が出る。だからといってされるがままなのもちょっとゴメンだし。
うんうんと悩んでいると割と大きめの石が顔面に直撃した。血とかは丈夫な毛のおかげで出ていないけど、うん。ちょっとお灸をすえてあげましょうか、クソ野郎ども?
「
ちょっと本気の遠吠えを披露したら何人かの救護者が泡を吹いてぶっ倒れた。こんな狭いところで遠吠えなんかしたら声が反響して耳がとんでもないことになったんだろうけど自業自得でしょ。気を失っただけで済んだと思えば安いもんだよ。
「~~~っ。さっきの爆音の正体ってもしかして・・・やっぱり」
やっぱりってなんだよジョン君。君がのんびりしている間に俺はこのヒト達を見つけたぞ?凄いでしょ?
「よかった。シュメーを怒らせて反撃された結果死んだわけじゃないようで」
気を失っただけだからね。それでこれからどうするの?
「ところでシュメーは一体どこから来たんだい?」
上からです。地面掘ったら天井ブチ抜きました。しかし改めて見ると結構高いな。よく無事に着地できたと思う。フェンリル様様ってやつだね。
「ああ、あそこから落っこちたか。シュメーはあそこから帰れるかい?」
魔法で足場を作れば届かない距離でもないし問題ないよ?色々と面倒ではあるけど。
ところでジョン君や、岩竜子はどうなった?
「シュメーの遠吠えに驚いて岩竜子が坑道の奥に逃げた今が脱出のチャンスです!ほら皆さん!しっかりして下さい!」
あれま。まさかそんなことになっていたとは。思いがけないところでファインプレーをやっていたみたいだ。でも肝心の救護者を全員気絶させちゃったからプラマイゼロってところか。ってうん?なんか岩竜子とはちょっと違う感じの臭いが一瞬よぎったんだけど。もし
「ごめん、シュメー!ちょっと手伝って!」
「
あまり気乗りはしないけど何人かの救護者を背中に乗っけることになった。ってコイツ俺に石当てたやつじゃん。コイツも連れてくの?置き去りにしちゃダメ?ダメか。そりゃそうか。
「よし!それじゃあ行くぞシュメー。こっちだ」
ジョン君も脱出の準備が出来たようでさっさと帰る事にしましょう。しかしまあ鉱山というだけあって天井が低い低い。ちょっと跳ねたら頭が付いてしまいそうなぐらいの低さ。そしてまた暗いのなんの。鼻が利くからなんとなくで出口の方向はわかるけどここで岩竜子に襲われたら危ないかもしれないね。反撃したくてもできないし走って逃げることもできないし。できることは威嚇ぐらいか。
とか考えていたら無事に入口付近まで楽に到着しましたよ。杞憂に終わって良かった良かった。さてと、救護者を下ろしたら今来た道を戻らにゃいかんのか。・・・入口壊したらダメっすか?
ってうん?なんか後ろから妙な気配がしたぞ?振り返ると岩竜子の群れがいた。おいおいおい。こんなにいるとか聞いていないぞ?天井に張り付いている奴もいるし袋のネズミじゃん、俺。これは急いでこのヒト達を脱出させないといけないんだろうがまだ気を失ったままなんだよね。
グルルル・・・
今自分に出来ることっていったら威嚇して近づけないようにするぐらいか。実力差は感じているからか襲い掛かったりはしなさそうだけど多勢に無勢。ジョン君急げ!長くは持たないぞ、多分!
「よし。シュメーも早く!」
いや無理だよその狭さは。首がギリギリ通るか通らないかぐらいじゃん。絶対途中で詰まるよ。それで尻尾とかお尻を岩竜子に噛まれるんだよ。嫌に決まってるだろそんなの!
というわけでお前らそこをどけ。手荒なマネはしたくないんだよ。
ただしやるんなら覚悟しろよ。こちとら氷魔法の使い手だぞ。テメエら全員氷漬けの彫像にすることもできなくはないんだぞ。なんならここら一帯を氷結してやろうか。それなりに湿度がありそうだから不可能でもないんだぞ。
さあどうする?やるか?やるんか?やるって言うのなら命かけろよ?
「・・・・・・」
あ、逃げた。追いかけるほどでもないし、さっさと道を戻って地上に帰還しますか。臭いを辿れば迷子になったりせずに戻れるからこういう時は本当に狼に転生して良かったと思える。ありがとう神様。
それから数分もしない内に自分が落っこちてきた場所へと戻ってきた。あらためて見上げるとそれなりの高さがある。飛び上がればギリギリ届くかもしれないけど助走無しではあの高さはちょっと厳しい。だったらどうするか。答えは簡単。氷魔法で足場を作っていけば天井に届くんですね。といっても作業は簡単じゃないけど。
何がどう簡単じゃないのかというと、実は氷魔法って凡庸性とか応用は効くんだけど環境に左右されがちの魔法だったりする。というのもこの世界、質量保存の法則がある。つまり氷を作ろうとしたら当たり前だけど水が必要なの。それぐらい融通利かせてよと思ったけど水分が無いと本当に何もできない。おかげで西方大陸の砂漠に行った時なんか氷魔法が全く使えなくて死ぬかと思った。
というわけで水があるかどうかが死活問題なんですが、うん。それなりの湿気もあるみたいだしギリギリ一発分ぐらいの水分はありそうだ。崩落してぽっかりと空いた穴の下あたりに氷の柱を作ればなんとか届くだろう。
というわけで早速作っていこうと思ったんだけど。
「・・・」
気配がして振り返るとまたいたよ岩竜子たち。何だよ、もう帰るから。お見送りとかはいらないから。
『あ・・・あの・・・』
ん?いま喋った?
『お助け下さい、フェンリル様!』
助けてほしい?え、なんで?聞いてる話となにか違うぞ?工員が間違えて君たちの縄張りに侵入したんじゃなかったの?あいつらはもう居なくなったから大丈夫だよ?
『アイツらじゃありません!アイツです!』
どいつよ!?話が全く見えてこないんだけど!?
それから問答を繰り返してわかったことなんだけど、岩竜子の棲み処ってもっと奥の方らしい。それじゃあなんでこんな所にこの子らがいるのかというと端的に言えばただの迷子。じゃあさっさとお帰りよと言いたいところだったんだけどそう簡単な話でもなさそうで———
『ここか・・・』
連れてこられた場所は地底湖エリア。そこそこの広さがあるし天井も結構高い。発光性のコケか何かが生えているおかげで薄暗い。まあ視覚より鼻とか耳がいいからそこまで苦労はしなさそう。
周りをよく見ると湖の対岸に大きな穴が開いている。多分あの先が岩竜子の棲み処なんだろう。さっさと壁とか天井を伝って行きなさいよと思うんだけど、水中に何か得体の知れない奴がいるっぽいんだよな。流石に水面下じゃ鼻が利かないけど気配だけはビンビンに感じている。
『・・・・・・』
『お願いします!フェンリル様』
すっごいキラッキラした羨望のまなざしで岩竜子たちが見つめてくるんだけどどうしろと?水中にいるであろう怪物を退治してほしいんだろうけどどうやれと?
俺さ、
となるとどうにかして地上に引きずり出すしかないんだろうけれど、釣り竿もなければタモもないんだけどどうしたもんか。
と色々と考えていたら水中の怪物から凄い殺気を向けられていることに気付いた。臨戦態勢はバッチリということか。どっからでも掛かってこいや!
ばっしゃああああああ
『危ない!』
油断していたわけじゃないけれど、いきなり高圧の水鉄砲をぶちかましてきやがった。咄嗟に攻撃をかわしたけど、直撃していたらちょっと危なかったかもしれない。だって後ろの岩壁を抉るレベルの威力だよ?そんな高威力の攻撃をしてくるなんてこの湖の主ってメチャクチャ強いやつじゃない!?
そう思って水面をよく観察していると目の前に天井までと説くぐらいの巨大な水柱が上がった。おかげで全身ビショ濡れになったんですが何してくれるのよ。
全身を震わせて水気を吹っ飛ばした頃には水柱の中にいたんだろう湖の主が姿を現した。というかアレ?見間違いじゃなければコイツ。
『
普通大海原のど真ん中にいるようなやつがなんでこんな鉱山の地底湖にいるんだよ!生息地詐欺もいいところだろ!?昔大海原で見た海蛇に比べたら幾分小ぶりだけれど。
『キシャアアアアア!!』
『逃げろ!』
海蛇のやろう躊躇なく俺たちに襲い掛かって来やがった。こんな所にいたら俺はなんとか凌げても岩竜子たちが巻き添えを食う。周りをウロチョロされるより攻撃が届かない位置で見守ってくれている方がまだ戦いやすい。
岩竜子を安全なところまで避難させたところでさあどうしよう。こっちが後方に下がったことで海蛇も水中に潜ってしまったようで姿は見えない。問題は地上に上げればどうとでも戦えるが水中じゃあまりにも分が悪い。何か良い手があればいいんだけど・・・・・・あ。閃いた。
そうだよ。相手が水中にいるんだったらさ——―
『氷結魔法!』
地底湖ごと氷漬けにしちゃえばいいじゃん。さすがに湖底まで完全に凍らすのは不可能だけど水面に分厚い氷を張る事には成功した。どうだ?一緒に氷漬けになってくれていれば後が楽になるんだけど、氷の下からドンドンと衝撃が伝わってきているからギリギリのところで回避されたか。でもまあこれで安心して向こう岸には渡れるでしょう。
『あ・・・ありがとうございます!』
『ようやくみんなの元に帰れます!』
お礼はいいから早く行きなって。氷にヒビが入ってるってことはもうすぐ割氷するかもしれないんだから。・・・ってことはやばくない?
『急げ!氷が割れるぞ!』
急いでヒビの修復をするけどもうあちこちにまで広がっている。どうする?岩竜子はまだ対岸には辿り着いていない。この状況、氷が最後まで持ちこたえてくれるか?・・・いや待てよ?一々ひび割れを修復なんかしているよりもいっそのこと地上に引きずり出した方が良くない?
だったらこうしましょう。まずはわざと一ヶ所だけ弱い所を作ります。するとそこに気付いた敵はこの一点に集中攻撃を始めます。案の定海蛇のやつはなんの迷いもなくわざと薄くした氷の層を攻撃してきた。たいへんだーこのままじゃこおりが割れてしまうー!
バリン!
と遂に海蛇の攻撃に耐えられなかった氷の一部が割れて大きな穴が出来た。でも穴が出来たということはここから顔を出すという訳で。
「キシャ―!!」
『待ってたぜこの瞬間をー!!』
海蛇が顔を出した瞬間、俺は海蛇の頸椎に咬みついた。でそのまま豪快に!
『一本釣りじゃーー!!』
「シャアアア!?」
水中から海蛇を引きずり出した。そこそこの長さではあったけど力比べだったら負ける気はしないんよ。なんせこちとら伝説級のフェンリルですから!
水中じゃあ敵なしの海蛇も陸上だったら狩るのも容易い。必死に湖に戻ろうとしているけどそう簡単に戻すかよ。ってなわけで———
『お手ぇ!』
『ギャオオオ!?』
前足を思いっきり海蛇に叩きつけてやった。はいはい暴れるな暴れるな。岩竜子が向うに行ったらちゃんと解放してあげるから。ね?だからそんなところで君たち呆然と立ちすくんでいないでさっさと行きなさいって。
それから数分かけてようやく岩竜子たちは本来の巣へと帰っていったわけだが。
『すみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみません』
とにかく俺はめちゃくちゃ謝罪されていた。そんなに頭を下げなくてももうわかったから落ち着きなさいな。
『ここって食べられるものがほとんどなくて・・・』
地底湖だから元々主食となる魚なんてあまりいない。仕方ないから近くを通った岩竜子を水鉄砲で湖に叩き落としてから食べたりしていたそうだ。・・・よく喰えるなあんな硬いやつ。それだけ食べ物に困っていたんだろうけど。そうだ、本当は俺のおやつだけど鹿ジャーキー食べる?ちょっとは空腹を紛らわせられるんじゃない?
『あ、ありがとうございます』
いいよいいよ、それくらい。街に戻ればいくらでももらえるから。
それより気になっているのが一つあるんだけど。
『海蛇がなんで鉱山の地底湖なんかにいるんだよ』
『その恥ずかしい話なんですが・・・
僕、ここに捨てられたんです』
『・・・・・・・・・・は?』
どうやらこの海蛇君、どこかの好事家が興味本位でペットとして飼われていたらしい。だけどもその内手に負えなくなってこんな所に放り出されたのだとか。そしてそれが数日前。あらヤダ。ということは今回の事件の原因て不法投棄したそのクズ野郎じゃん。
さて真犯人が分かったところでどうしよう。なんとかここから脱出させてあげたいけれど海どころか川までの距離が遠すぎる。というよりもこの大きさじゃあこの鉱山から出るのも一苦労しそうだし。
う~ん。と二頭一緒に悩んでいると。
「シュメー!どこにいるんだー!」
何時まで経っても戻ってこない俺を心配したジョン君が近くまで捜しに来てくれていた。なんだかんだで結構時間掛かったっぽいね。ジョン君、コッチだよー。
「シュメー。こんな所にいたのか。さあ帰る・・・化け物ーーー!?」
あ、ジョン君海蛇初見だった?
「な、なんでこんな所に海蛇がいるんだ!?シュメー、きき危険だから早くこっちに来るんだ!」
そんなにビビらなくてももう大丈夫なんだけど。それよりもどうジョン君に状況を説明すればいいものか。こんな時言葉の壁って本当に不便なのよね。
「岩竜子の次は海蛇!?この鉱山はどうなっているんだよ!?」
管理が甘かったのが悪いんじゃないかな?そうでもなければこんな所に海蛇なんて捨てに来ないだろうし。
「と、とにかくここは危険だ!すぐに離れよう!そうしよう!」
えーもう帰るの?この海蛇くんどうするのさ。
「これはもう僕一人じゃどうしようもない案件だよ!」
そうだよね。下っ端のジョン君がおいそれと手を出せるようなものじゃないだろうね。これはもうご主人の判断を仰ぐのが一番手っ取り早いだろうね。
『帰るの?』
『うん。でも安心しなよ。近いうちになんとかすると思うから』
『なんとかって?』
『それは・・・・・・わからないけどさ』
何かしらの手は打ってくれるだろうさ。少なくともあの人のことだから。
そんなわけで街へと戻れたのは日も落ちた夜中のこと。学校に行っていた姫さんは待ちくたびれたのか社長室のソファの上で毛布にくるまっていた。ゴメンね、帰るのが遅れちゃって。
「そうか。鉱山に海蛇が・・・」
「はい。岩竜子が狂暴になっていたのももしかしたらあれが原因かもしれません」
ジョン君からの報告を受けて御主人はしきりに唸っていた。これは難しいもんだいだから仕方ないよね。
「あの、社長。一つお尋ねしたいのですが」
「ん?何だい?」
「あの海蛇は何処から来たのでしょうか?」
どっかのバカに捨てられたんだけど、どう伝えたものだろうか。
「考えられる可能性はいくつかあるね。元々あそこにいた固有種か、地底湖が海と繋がっていたパターンか」
違う違う。そうじゃなくて。
「あるいは、捨てられたか」
「す、捨てられたですか!?海蛇を!?」
「大きくなりすぎて飼いきれなくなった。それで地底湖に投棄した」
最期まで面倒を見切れないならはじめから飼おうとするなって言ってやりたいよ。でもこれってよくよく考えたら自分もそうなる可能性があるんじゃない?でっかい魔獣を飼えなくなったからどこかに売り捌いたり・・・は無いか。ちゃんと食わせてもらっているし。
「ちょっとあの鉱山の管理人を調べる必要があるね。うん。ジョン君、お疲れ様。いい仕事をしてくれたよ」
「は、はい!」
「シュメーもお疲れさん。アリスには悪いけど今日も残業になりそうだ」
あっちゃー。これはまーたウチの姫様がお冠になるぞ?でもこれは無視しておくわけにもいかないし仕方ないっちゃ仕方ないか。本当にご苦労様です。
「というわけであの鉱山を買収する事になりました」
買収する事になりましたって簡単に言ってくれるけど、結局何が有ったのよ?
「調べてわかったんだけどあそこの権利者の野郎、違法業者だったんだよ。だから格安で買い付けることが出来たんだ」
まあ海蛇を飼おうとして失敗しているようなやつだから真っ当な人間じゃないとは思ったけどそういうことですか。
「それであの海蛇くんなんだけど、しばらくはあそこで飼う事します」
飼 う こ と に し ま す 。
正気ですか、御主人。
「本当だったら海まで連れて行ってあげたいんだけど、流石に遠すぎる。ちょっと可哀そうかもしれないけどあの子に罪は無いからね」
そうだよね。内陸の鉱山から海まで運ぶとなると莫大なコストが発生するだろうしそれなら会社の所有物にしてしまおうと。それでもお金がかかりそうだけど大丈夫なんだろうか。
「うみへびさーん」
とか思ったけど多分ウチの動物大好きな姫様が原因だろうね、この親バカは。