ソードアート・オンライン 心優しき阿修羅の男   作:路地裏の作者

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毎週土曜の通常更新行きます!

今回は各話が短いこともあって、三連続投稿で行ってみます!

幕間、キャラステ、ALO編プロローグ!

予約投稿なので、16時、17時、18時頃に更新します。


幕間3 幽霊伝説

 

SIDE:アスナ

 

「―――いや、ちょっと待ちなさいよ」

 

 アインクラッドでの出来事をまとめた顛末が終わり、彼女が口にしたのはそんな一言だった。

 

「どうかした?」

 

「いや、どうもこうも……今の話が本当なら、アイツは現実に出てこれないじゃない」

 

「「うん」」

 

「いや、うんじゃなくて…」

 

 シノンは、頭を抱えてしまった。まさか自分を助けてくれた(・・・・・・・・・)彼の過去を聞きに来たら、こんなとんでもない展開が待っていたとは思わなかったのだ。

 

「シノンは……やっぱり、レイジがAIだったって聞いたら…誰かに作られた存在だって聞いたら、軽蔑する…?」

 

 だから、私はこんな質問を向けてみた。彼女は…絶対にそんな風には思わないと確信しながら。

 

「…そんなわけないでしょ。生まれがどうであれ、私を助けてくれたのは、アイツであることに変わりは無いんだから」

 

 それに、と言って彼女はそれきり口を噤んでしまった。だけど……私には彼女のその先の言葉をなんとなく感じ取ることが出来た。

 

 

(好きになったら、生まれがどうなんて関係ない、か……)

 

 

 現在進行形で、生まれやら親のしがらみやらで、キリトと一緒の学校に通えるかどうかも怪しくなってきていた自分には、少しばかりうらやましい気持ちだった。

 

「……で、疑問は解消されるんでしょうね」

 

「何がだよ?」

 

「だから…アンタもいちいち腹立つわね。アイツが、私に会うことが出来た理由よ」

 

「ああ―――う~~~ん」

 

 そう言ってキリト君は難しい顔をしたまま、腕を組んで考え事に入ってしまった。……まあ、私も気持ちは分かる。

 

「何よ?」

 

「んー、実を言うとさ、俺たちにもわからないことが多いんだが…それでよければ」

 

「はあ?」

 

 シノンが意表を突かれたような顔をしたけど、それは仕方ない。私だってまだ分からないことが多いのだ。

 

「――――いいわよ、話しなさい。分からないかどうかはこっちで判断するわ」

 

「ああ、じゃあ話すよ――――」

 

 それは、今もアルヴヘイムで語られる一つの伝説。

 

 

 

「――――アルヴヘイムの≪幽霊伝説≫を」

 

 

 

SIDE OUT

 




はい、幕間3終了です!

本文で書かれている通り、この幕間は時期的にはまだ正月明けの『マザーズ・ロザリオ』に入っていない頃です。『キャリバー』の直前くらいでしょうか?

ちなみに予定どおりにALO・GGOが終われば、その後のお話として『キャリバー』とかもやってみたいと考えています! 恐らく原作と違い、2パーティーでの攻略になるでしょうが……。実は、主人公とシノンが入ると、一気に強豪パーティーに名乗りを上げる人たちがいるもので……

次の更新は17時で、アインクラッド編最終ステータスを掲載します!
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