東方奇形社録   作:名無四郎

6 / 9
愛しさと切なさと心強さと、いつも感じている貴方へと向かっているので初投稿です。

いつも通り酷い駄文と解釈違いに注意!「あコレヤベェな」と感じたら速攻ブラウザバックをオススメするぜ!!


銀のナイフは邪を滅す

慧音先生の家で居候を始めてから数週間、幻想郷での生活にも慣れてきた。まぁ冷気を操る妖精に会った時は軽いトラウマ*1を発症しかけたし赤いチョッキを着た緑髪の女性に出会った時は恐怖のあまり挙動不審になってしまったが…気にしない気にしない。

 

 

慧音「おーい、ジョシュア?いるかー?」

 

「はいはーい?」

 

慧音「あぁ、そんな所に居たのか。」

 

「悪いね。此処が一番落ち着くんだ。」

 

慧音「はは、相変わらず不思議な奴だな。…っとそうだ。のんびりしてた所に悪いんだけど…夕飯の食材を買ってきてくれないか?」

 

「あいよ、何を買ってくれば?」

 

慧音「この紙に書いておいた。お金も渡しておくからもし余ったら君の物にしてくれ。」

 

「お、さっすが慧音先生!太っ腹!」

 

慧音「よしてくれよ。褒めても何も出ないぞ。」テレテレ

 

(わっかりやすいな…)

 

慧音「それじゃ、任せたぞ!」

 

「了解!」

 

 

 


 

 

 

…とまぁこんな感じで人里に行く事も増えてきた。最初の頃は人里なんて果たして安全と言えるのかと疑問に思ったが、慧音先生曰くこの幻想郷には『守護者』という者がいるらしく、それが人里で暴れる怪物への抑止力となっているそうだ。

 

 

「えぇと買ってくるのは…人参に大根に豆腐…今夜の味噌汁の具材か?」

 

 

慧音先生の作る料理はどれも美味しい。初めて食べた時には思わず涙が出てきてしまった程だ。正直ガッツリ胃袋を掴まれている気がしてちょっと怖い。

 

 

「いやぁ〜楽しみだなぁ…考えただけで涎が…」

 

 

そんな美味しい想像をしてウキウキになっている時、事件は起こった。

 

 

『動くんじゃねぇ!!』

 

 

「!?!?」

 

 

突如響いた大声。その大きな音で俺は反射的に路地裏の物陰へと身を隠してしまった。

 

 

(な、なんだなんだぁ…?)

 

 

声のする方を見てみれば何と言うことか、紫髪の着物少女が歪な体型の怪物に捕まっているでは無いか。人里は安全じゃなかったんですか慧音先生…!!

 

 

「マジでなんなんだよアイツ…ん?ちょっと待て…」

 

 

更に更によく見れば怪物の真ん前にメイド服に身を包んだ銀髪の少女が仁王立ち。遠目からしか見えないが手にはナイフの様な物が握られている。そういえばあの娘…時々人里でも見かけたような…

 

 

???「悪いんだけど今忙しいの。さっさと消えてくれない?さも無いと…」

 

『おいおい、コイツがどうなっても良いのかぁ?ちょっとでも動けばこんなガキの頭なんざ直ぐにでも潰せちまうのを忘れるなよ?』

 

???「…チッ…」

 

 

あの様子だとメイドさんも何かしらの『能力』を持っているのだろうが…恐らく発動させるには何かしらの手順が必要なのだろう。…所で今俺は物陰に隠れていてアイツには気付かれていない。ならやるべき事はただ一つ!!

 

 

『へへへ…!こうなっちまえばどうしようもねぇよなぁ…!」

 

???「…っ!」

 

『そんじゃ、喰らいやがr「ッシャア!!!」ギャァッ!?』

 

???「きゃっ!?」

 

 

ハイそうです、不意打ち(blind attack)です!!油断している怪物(大馬鹿野郎)へと全力で踏み込み、手持ちの大剣(ジャスティティア)で人質を持つ腕を切り上げる。

 

 

『なッ!?クソがぁ!!』

 

 

化け物も思わず片手でガードの姿勢へ。だがそんな事には一切構わず切り上げた勢いのままメジャーリーガー宜しく剣の平でぶっ叩いて弾き飛ばす。もし持っているのが金属バットであればさぞかし素晴らしい快音が響き渡っていた事だろう。

 

 

『て、テメェ…!!何しやがる!!!』

 

「それはこっちの台詞だよ馬鹿野郎!!」

 

???「あ、あの…」

 

「…死にたく無かったら早いとこどっか行きなよ。」

 

???「…ごめんなさい!」

 

 

さぁ何とか捕まっていた少女を逃すことはできた。あとは…

 

 

『このガキ…セコい真似しやがってぇ…!!』

 

「えぇ!?さっきまで人質とってイキり散らかしてたコスい野郎は何処のどいつだったかなぁ!?」

 

『あ゛ぁ゛!?』

 

 

煽れば煽るほど相手の顔が茹で上がっていく様子に思わず楽しくなってきてしまう。だってしょうがないだろ?ハゲ頭の顔が真っ赤になるなんてまるで茹で蛸じゃないか!!

 

 

『こんのクソガキがぁ!!』

 

「よっ!そらっ!!お返ししまァす!!!」

 

 

紅く染まった怪物の飛ばす拳を剣で弾き返していく。こっちは何年も昔から化け物退治をしてきたのだ。この程度今更だろう。

 

 

「別にっ!俺に構うのはっ!構わないけっ…どォ!!」

 

『あぁん!?』

 

「あのメイドさんの事っ!忘れてないかっ!?」

 

『…はッ!?』

 

 

気付いた頃には時すでに遅し。鋭い身のこなしで俺の背後からハイジャンプでナイフを構えるメイドさん。怪物の見た最後の景色はさぞ映えるものになったことだろう。

 

 

「…まぁそういう事だ。地獄でまた会おうぜ。」

 

『待っ…!!助け…』

 

 

怪物の情けない命乞い(遺言)も虚しくナイフは彼女の手から離れていく。そして彼女は叫ぶ。まるで死刑宣告をするかの様に。

 

 

幻符「殺人ドール」!!

*1
雪の女王。普段は大人しいアブノーマリティだが機嫌を損ねると氷漬けにされてしまう。助けに行く事も可能だが失敗した場合二人まとめて帰らぬ人となる。




どうも皆様、ド戦犯次郎です。

今回は戦闘シーンの練習としてこんな感じの小説にしてみました。見返してみるとやっぱり下手くそですね…

さあ次回からはアンケート結果の通り紅魔館編です!…多分!!お楽しみに!!

何処に行って欲しい?

  • 永遠亭
  • 紅魔館
  • 地霊殿
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。