東方奇形社録   作:名無四郎

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君の難事件を因数分解してみたので初投稿です。
遅くなって、本当に申し訳ない…

いつも通りキャラ崩壊に注意!!あコレやべえなと思ったら速攻ブラウザバックをお勧めするぜ!!!



招待状には鉄の香りを

まさかの事件から数日、鴉天狗?のブン屋の取材やら巻き込んだ人への謝罪やらでかなりドタバタした生活になってしまった。それに加えて助けた女の子がドが付くほどの由緒正しい家の当主だった事が判明。知った瞬間背筋が凍り付いたのは言うまでもないだろう。

 

 

「あ゛ぁ…やっっとカタがついた…」

 

妹紅「まぁそりゃ数日もバタバタしてればそうなるよな。お疲れ様。」

 

「も、妹紅…!」

 

 

精神がズタズタにされている時の慰め程心に染みるものはない。それが親友のであれば尚更だ。

 

 

「やっぱ持つべきものは友だな…」シミジミ

 

妹紅「友達、か…」

 

「?どうかしたか?」

 

妹紅「い、いや!何でもない!!」

 

「ならいいけど…」

 

妹紅「…なんか複雑だな…」

 

「まぁ細かい事気にしててもしょうがないか…さ、早いとこ寺小屋の準備でも…」

 

???「お忙しい中失礼いたしますわ」

 

「「!?!?」」

 

 

FF外からお邪魔しますと言わんばかりにヌルっと出てくるメイドさん。正直心臓に悪いからやめていただきた…いや待てなんであのメイドさんが??

 

 

「何の何の何!?」

 

妹紅「な、なんだ…咲夜か…」

 

咲夜「あら、妹紅さん。お久しぶりですわね。」

 

妹紅「全く…驚かすなよ。」

 

咲夜「ふふふ…」

 

「ねぇちょっと待ってよ話についていけてないんだけど」

 

咲夜「あぁそうでした。今日は貴方に用事があって来ましたの。」

 

「いやだから君誰?」

 

咲夜「ではこれを。」

 

「ちょ、人の話を…」

 

咲夜「それでは、お待ちしておりますわ。紅の館、『紅魔館』で…」

 

「え?まだ何も決めてな…行っちゃったよ…」

 

 

まるで嵐のように場を荒らして去っていくメイド(サクヤ?)さん。やはり幻想郷では常識に囚われてはいけないのか…

 

 

「何から何までよく分かんない人だったな…」

 

妹紅「まぁアイツは天然だしな。」

 

「天…な、成程…?」

 

 

アレを天然と捉えるには些か怪しい気はするが…まあ妹紅が言うならそうなんだろう。

 

 

妹紅「それより先ずはその手紙…いや、招待状を確認したらどうだ?」

 

「それもそうだな。」

 

 

サクヤさんから貰った何かの招待状。なんか全体的に赤くて若干字が読みづらい。それに何故か嗅いだ事のある匂いが…

 

 

「えーと何何…?」

 

 

まぁ端的に言ってしまえば茶会へのお誘いだった。細かい事は割愛させて頂くがどうやら人里での一件で俺は『紅魔館』の主人の好奇心を刺激してしまったようだ。

 

 

「はぇ〜…凄いなぁ…」

 

妹紅「…で、行くのか?ソレ。」

 

「…いや、やめておくよ。」

 

妹紅「なんで?」

 

「…何となく?」

 

 

詳しくは俺も説明する事が出来ない。だがしかし何か予感はするのだ。自分の身にとんでもない事が襲いかかるとても嫌な予感が…

 

 

妹紅「ふーん…まぁいいんじゃない?」

 

咲夜「よくありませんわ。」

 

「「!?!?」」

 

 

本日二度目のフェードイン。そろそろ寿命が縮みそうだ。

 

 

咲夜「貴方…お嬢様のお誘いを無碍にするつもりかしら?」

 

「い、いやぁ…別にそういう訳じゃ…」

 

 

そんな言い訳で場を取り繕うとしたその刹那、俺の頬をナイフが掠めた。

 

 

「…ヒュッ…」

 

咲夜「もう一度聞くわ。貴方は、お嬢様のお誘いを無碍にするつもり?」

 

「…あ、いや、えーと…」

 

妹紅「程々にしておきなよ。コイツがびびってんだろ。」

 

咲夜「…あら、そんなつもりは無かったのだけれど。」

 

妹紅「ふーん…アンタ、一回焼かれないと反省しないんじゃないか?」

 

「ゑ」

 

咲夜「貴方の方こそ頭に血が上り過ぎてるんじゃないかしら?血抜きでもしてあげましょうか?」

 

「いや、ちょっと」

 

妹紅「…やってみろよ…」

 

咲夜「あらあら、仔犬がよく吠えますこと。」

 

「わ、分かった!行くよ!!行くから二人ともやめてくれ!!」

 

咲夜「そう言っていただけて嬉しいですわ♪」

 

「そもそもだ、タダのお茶会だろう?それで死人が出るなんて事ある訳ないよな?」

 

咲夜「…うふふ。」

 

「…その沈黙は肯定と見做してもいいのかな?ねぇ聞いてる?」

 

咲夜「あぁそうそう、紅魔館は霧の湖にありますわ。」

 

「む、無視かよ…」

 

咲夜「それと…もし遅刻でもしようものなら…」

 

 

「貴方の時間を、永遠に止めて差し上げますわ。」

 

 

「…あ、あぁ、分かっているさ。そんな事は絶対にしない。神にでも悪魔にでも誓うよ。まぁどっちも信じて無いけどね…」

 

咲夜「ふふ、そう仰られるのであれば安心ですわね。それでは、また明日…」

 

 

そう言い残すと彼女は文字通り目の前から消えてしまった。よく分からなすぎて夢でも見ているような気すらしてくる。

 

 

妹紅「…なぁ、ホントに良かったのか?」

 

「…正直良くはなかったよ。」

 

妹紅「…ごめん。」

 

「そんな気にするなよ。別に死ぬ訳じゃあるまいし…」

 

妹紅「…」

 

「…嘘だろ?」

 

妹紅「…ヤバかったら速攻で帰ってこい。私が助けてやる。」

 

「は、はは…そりゃどうも…」

 

 

 

果たして俺はこの先生き残れるのだろうか。そんな此処に来てからより大きくなった不安を抱えながら今日の仕事を始めるのだった…

 

 

 

続く




はい、ようやく導入が完成しました。前回投稿一ヶ月前ってマジ?内容に対して時間がかかりすぎだろ…

*次は何処へ行こうか…

  • 命蓮寺
  • 永遠亭
  • 守矢神社
  • 博麗神社
  • 地霊殿
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