という訳でいつも通りキャラ崩壊に解釈違いに注意!「あコレやべぇな」と思ったら即ブラウザバックを推奨するぜ!!
紅魔館から手紙が届く少し前、人里では俺の噂で持ちきりだった。
「えーと…今日買うものは…米と野菜…後は油か…」
まぁ別に良い噂だけなら良かったのだが…
(アレが例のヤツか?何しにきたんだ…)ヒソヒソ
(まさか妖怪だけじゃ飽き足らず人間も…!)ヒソヒソ
(人相も悪いし何考えてるんだか…不気味だな…)ヒソヒソ
「…」
((チクショウ!全部聞こえてんだよこっちは!!せめて聞こえない所で噂してくれよバカ!!人相が悪くてすみませんね!!!))
…とまぁ心無い悪口を言われる事も度々あった。
「…っと、おーい!米屋のおっさんいるかい?」
米屋「はいはい?あぁ、お前さんか!久しぶりだな!」
「はは、最近は里に降りる用事もないもんでね…」
相変わらずの快活な様子の米屋のおっさん。
米屋「最近どうだ?元気でやってるか?」
「いやぁ…ははは…」
米屋「…ま、人の噂も四十九日って言うだろ?」
「それだと誰か死んでる事になるんじゃないか…?」
米屋「ははは!細かいこたぁ気にすんな!…で、今日はどんくらい買いに来たんだ?」
「いつも通りの一俵で」
そんないつもと何も変わらない日々、だった筈なのだが…
???「すみません、少しよろしいでしょうか…?」
綺麗な紫水の髪に黄色や黄緑色を中心に様々な彩りが施された着物。以前自分が助けた少女を、俺は忘れる訳が無かった。
「…あー…いやぁ…」
米屋「おや?阿求様じゃありませんか!」
「…阿求、さん?」
米屋「…え?知らないのか?」
「い、いやいや、そんなことは…」
稗田阿求。代々この幻想郷の記録を行なっている由緒正しい一族の九代目*2だそうだ。俺も人から聞いただけで本人を見た訳では無いのだが…
「ま…まさか…」
阿求「はい。私が稗田阿求です。」
「…ははは」
…少し早めの北風が身体を通り抜けた様な、そんな気がした。
─────
『お茶をお持ちしました。』
「ハ、ハイ…アリガトウゴザイマス…」
阿求「ふふ、そんなに畏まらなくても良いんですよ?」
「い、いや…流石に…」
『それでは、ごゆっくりどうぞ。』
あれよあれよと言ってる内に気が付けば稗田家の客間に。余りにも早過ぎて言い訳を考える暇すら無かった辺り、やはり頭の回りが良いのだろうか。
今までの人生の中でも随一と言える程に身体が強張り、汗は滝の様に流れ始める。此処まで取り乱したのは死ぬ直前の
((と、取り敢えず一旦冷静に…!))
何とか落ち着こうと出されたお茶に手をつける。しかしそこにすら罠は仕掛けられていたのだ。
「…滑らか…!?」
そう、余りにも美味なのである。まさかお茶に『滑らか』なんて語彙を使う日が来ようとは思っても見なかった。
正直な所、路地裏出身というのもあり基本"食べられるならなんでもいい"のスタンスでいたのだが…そんな自分でさえ味の違いが分かる位には美味なのである。
「あ、阿求さん…このお茶って…」
阿求「?其れは確か…[超絶お高いお店的なヤツ]様から頂いたものです。「!?!?」貰い物で申し訳無いのですが…お気に召しませんでしたか?」
「い、いやいや?!」
自分の一挙手一投足に気を遣う所為で却って動きがぎこちなくなるのを感じる。側からみれば壊れたおもちゃみたいなアイツ*4の様だったろう。
((あ〜そろそろメンタルがキツくなってきた…もう帰りたい…))
阿求「…その、やはりご迷惑でしたか?」
「い、いえ!?そんなことは…」
決して迷惑という訳では無い。寧ろこんな可愛らしい少女とひと時を過ごせる事なぞ正しく幸運と言う他無いだろう。それが例え少女が里一番のお偉いさんだろうと嬉しいものは嬉しいものだ。
しかし、しかしである。生まれてから命の取り合いを強いられた挙句、地下で化け物の管理を延々と続けた男が今更異性の、ましてや高嶺の花の扱い方など知っているのだろうか。
そう、答えは「否」である。
阿求「…もしご迷惑だと感じられるのでしたらすぐお帰りになられても構いません。」
「あー違くて…その、えーと…」
阿求「…」グスッ
「あー分かりました!!ドが付くほど緊張してただけですスミマセン!!」
阿求「!?」
「今まで女の子と碌に関わったこと無かった上に急に可愛い女の子と2人きりになって死ぬ程心臓バクバクでした!!!」
阿求「!?!?」
「なんなら今もドキがムネムネ*5して死ねそうです誰か助けてぇ!!!」
嗚呼、如何してこんな事になってしまったのだ。あの時確かにつけた筈の恰好が音を立てて崩れていくのが分かる。いつもそうだ。この虚勢は俺の人生そのものだ。上っ面だけは取り繕えるが結局内面は何も変わっていない。誰も俺を愛してはくれない。
((あーもう駄目だ、何も考えたくない、このまま床に溶けて消えたい…))
阿求「…えっと…その」
((どーせドン引かれて養豚場の豚を見るような目で見られるんだろうな…))
阿求「そ、それはつまり…私に対して好意的である…という事で良いんでしょうか…?」テレテレ
((!!?!?!?!!!???!?))
え、いや、なん、え?なんで照れてるんですか???
「え、アッハイ」
阿求「そうですか…えへへ…」テレテレ
((…この人も割と頭おかしいんじゃないか…?))
阿求「…えへへぇ…」テレテレ
「…あの〜?」
阿求「…はっ!?イケナイイケナイ…ワタシトシタコトガ…」ブツクサブツクサ
「だ、大丈夫ですか?」
阿求「はっはい!!大丈夫です!!」
「うおっ」
阿求「す、すみません…私としたことが…」
「い、いえ…ははは…じ、じゃあ時間もアレですし、おr…私はこれで…」
阿求「え、あ、は、はい!!お、お気をつけて!!」
「そ、それでは…」
よし、帰ろう。家に帰ってさっさと寝よう。そんな事を考えながらいそいそと玄関へ向かおうと腰を上げようとした時である。
阿求「…あの!」
「…はい?」
阿求「また…会いに来て下さいますか?」
そんな余りにも可愛らしいお顔で上目遣いまでされて言われてしまえばこう答えるしかないだろう。
「喜んで!!!!」
──────────
慧音「…成程、それでこんなに帰るのが遅れたのか。」
「は、はい…」
慧音「ふーん…?まぁ良かったんじゃないか?可愛い女の子と過ごせて。」
「…あの、もしかして怒ってます?」
慧音「…別に?こんな時間まで私の事を放ったらかしにした事など気にしていないが?」
「…ははは…」
((これ…もしかしなくてもだよな…いつ刺されるか分からんなぁ…))
以降、紅魔館からの招待状が届くまで、慧音先生のご機嫌取りに勤しむ羽目になったのだった…
ラマンチャ〜(気さくな挨拶)
久々の投稿です。正直失踪一歩手前でした。だって時間がないんだもん…深夜の試練と鏡屈折鉄道が悪い(暴論)
という訳で小説の話になるんですがいきなり慧音先生がジョシュア君にベタ惚れしてますね…なんで?(恐怖)
まぁそのうち慧音先生についても書こうと思っていますのでお楽しみに…
もしよろしければ高評価にコメントして頂けると作者が泣いて喜びます。
閲覧有り難うございました!!!
出てきて欲しい幻想体は?
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ALEPHクラス
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WAWクラス
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HEクラス
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ZAYINクラス
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その他(試練とか)
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出なくて良い