作者
上位悪魔との戦いから翌日、俺はギルドで一人昼飯を食していた。
爆裂魔法を喰らった悪魔は、少女の宣言通り消し炭と化した。
しかし少女が全魔力を使い緊張の糸が切れたのかぶっ倒れて意識を失ったため、どうしようかオロオロしていると、少女の友人らしい最初悪魔と戦っていた紅い瞳をした魔法使い風の女の子が駆けつけ連れ帰ってくれた。
…甘酸っぱい展開を期待していないと言えば嘘になるが、これで良かったのかもしれない。
少女を見送った俺は、疲れから大浴場に赴き体を洗い、疲れを取るために馬小屋で眠りに付いた。
自分が思っていたよりも疲れていたようで昼頃に起きた俺は、こうして殆どの冒険者がクエストに出てすっからかんなギルドで一人、昼食を取っているのだ。
元々あの悪魔退治に向かったのは、多くの冒険者の前で活躍して実力を認めてもらうという理由があった。しかしそれは悪魔を街の外に連れ出したことで討伐の状況を誰も見ていなかったため失敗に終わったのだ。
また賞金についてだが、討伐されたモンスターの名前は倒した者の冒険者カードに記載されるため、俺では討伐の証明ができず、受け取ることが出来なかった。
まぁそもそもが突然湧いて出た悪魔のため賞金とか掛かってなかったらしいんだけど。
しかし、昨日の戦いには大きな収穫もあった。この世界はゲームなんかじゃなく、現実であることを改めて再認識できたし、それに俺は1つトラウマを乗り越えられた気がする。
だけどまだまだこれからどうするかは決まっていない。仲間だって集めなきゃだし、金だって稼がないと。いい加減馬小屋生活を脱却したいし、まずは資金稼ぎからかなぁ。
そんな風に物思いに耽っていると、背後から突然声をかけられた。
「すいません、あなたは今パーティメンバーを募集していませんか?」
振り返るとそこにはまるで人形の様に整った顔をした美少女がいた。
艶やかな黒髪と整った顔立ちは……。
……ハっ!?俺はロリコンではない!!!
俺でも見惚れてしまうほどだった……ん?ていうか、この娘…
その美少女は、紅い目を爛々と輝かせマントをばさりと翻しポーズを決めながら
「我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操りし者!!」
………。
「冷やかしに来たのか?」
「ち、ちがわい!」
顔を赤くし憤る少女に、俺は少し笑って
「悪い悪い、揶揄っただけだよ。その紅い瞳的に、君は紅魔族だろ?」
天界で読んだカタログに載っていた。なんでも高い魔力を持つ魔法のエキスパート集団だが、皆変な名前を持ち、中二病を患っているという。
「いかにも!我は紅魔族随一の魔法の使い手、めぐみん!…あの、先日は助けてくれて本当にありがとうございました。貴方のおかげで命を落とさずにすみました」
「いや、冒険者同士なんだ。助け合いは当然だろ?でも一応礼は受けいれるよ。…それで、パーティーメンバーを募集しているかだって?」
「は、はい!お恥ずかしながらこの街に来て日も浅くまだ仲間がいないのです。見たところ貴方もソロの様子ですし、私とパーティーを組みませんか?」
なるほど、確かに理に適ってはいる。しかし、まだ疑問が幾つかある。
「昨日一緒に悪魔と戦っていた女の子がいたよな。あの娘は仲間じゃないのか?」
「違いますよ!あの娘は我がライバルです!決して仲間とか、そんな仲の良い関係ではありません」
「お、おお…」
そんなに嫌だったのだろうか?勢い良く否定してくるめぐみんに少し気圧される。
まだ疑問が残っている。
「昨日のあの魔法は本当に凄かった。…そんな魔法のエキスパートが、態々俺のところに来てくれたのはどうしてだ?ベテランのパーティーとか実績のあるパーティーとかからでも引っ張りだこだろ。いや、来てくれたのは嬉しいんだが…」
「もちろん、貴方の中の何かに惹かれる物を感じました。私程の魔法使いは孤高なのですよ!一般的に、冒険者のパーティーにおいて、同じレベルに至らない者はパーティー内で浮き、崩壊のきっかけになると言われています。しかしながら!貴方は最弱職とは思えない程に強く、何か特別な力を秘めていた…。そう、我は貴方の中の輝きに導かれたのだ!」
「俺の中の、輝きッ!(イケボ)」
「この邂逅は、世界の選択せし定め…。私は貴方の様な者を待ち望んでいた!改めて名乗らせてください。我が名はめぐみん!貴方の名前は?」
昨日の戦いで俺の能力を見てパーティー加入を決めてくれたらしい。
中二病なテンションが少し気になるが、俺も昔は患ってたし気持ちはよーく分かる。見てて少しむずかゆくなるが…。
昨日はほんとに、勇気を出して良かったなぁと思いつつ、俺はめぐみんに手を差し伸べた。
「俺の名はカズマ。サトウカズマだ。これからよろしくな、めぐみん!」
「サトウ…カズマですか……良い名前です。こちらこそ、これからよろしくお願いします!カズマ!」
—————
異世界に転生して約二週間。ようやく初めての仲間を手に入れることができた。
それも爆裂魔法すら操る強力な魔法使い。しかも人形みたいな美少女だ!
俺はロリコンではないが、こんな美少女と冒険が出来ると思うとやる気が出てくるというもの。
ようやく軌道に乗った冒険生活。これからの展開を期待せずにはいられない!
「どうかしましたか?」
「ああ、いやなんでもない。それよりも、これからクエストに行こうと思ってるんだ。お互いの能力を改めて確認できるし…行けそうか?」
「もちろん!…と言いたいのですが、実はまだ何も食べてなくてですね…すいませんが先に食事を」
「そうなのか?折角だし、ここは奢るよ。その代わりクエストは頼むな!」
—————
「爆裂魔法は最強の魔法。その分魔法を使うのに時間がかかります。準備が整うまで前衛をお願いします」
俺は満腹になっためぐみんを連れ、憎きあのデカカエル…ジャイアントトードの討伐のためアクセル周辺の平原に来ていた。
お互いの能力確認という名目で、強敵を倒したいというめぐみんを説得し態々カエルの討伐を受けたのは、もちろん俺の異世界生活の出鼻を大きくくじいてきたヤツにリベンジを果たすためだ。
「任せろ。事前の作戦通り、俺が大量のカエルを囮スキルでひきつけるから、テレポートを合図に魔法を頼む!」
ここまでくる間お互いの能力を知るため会話したのだが、めぐみんは爆裂魔法以外使えないとのことだった。
しかも爆裂魔法に対して深い思い入れがあるようで、少し引いてしまうくらい爆裂魔法の愛について語っていたのだ。
意外と面白い爆裂魔法の豆知識を聞きつつ、この年で爆裂魔法を使っているんだから他の魔法が使えないのは当然かと納得する。
ならば爆裂魔法を使った作戦を建てることこそがパーティーリーダーの勤めというものだ。
天界で考えていた作戦を実行するため、俺はめぐみんの隣をテレポート先に設定する。
「分かりました!」
めぐみんの心強い頷きを聞き、俺は前方にいるカエル共の群れに向き直った。
上級魔法を放つため、俺はカエル共に向かって手をつきだす。
前回は魔法の爆音で目覚めたカエル共に不覚を取ったが、今回は心強い仲間がいる!
爆裂魔法の爆音が鳴り響けば地面からポコポコ出てくるはず。
ならば先に俺の魔法で地中に眠るカエル共を叩き起し、俺のうち漏らしとソイツらを一斉に掃除してやる!
折角の爆裂だ、大量の敵にぶつけないと勿体ないだろう。
「まずは俺の力を見てくれ!いくぜクソカエル、前回の引導を渡してやるよ!闇の炎に抱かれて消えろ!『インフェルノ』ーーッ!!」
魔法の名前を唱えると、俺の手に紅い炎が生み出される。
それがどんどん大きくなり、俺の顔よりも大きな炎の塊となる。
それを放つとすさまじい速度でジャイアントトードの群れに突き刺さり、大きな爆発を起こしながら十数匹のカエルを炎に包み込んだ!
圧倒的な熱量から焼失していくカエルを見て俺は小さくガッツポーズを決める。
「ぐ、昨日も使っていましたがじょ、上級魔法ですか…同じパーティー内に事実上魔法使いが二人…しかしこの人から離れるのは…」
めぐみんが俺の魔法を見て何かを呟いているが少し距離が離れているせいで何を言っているのかが聞こえない。
「おーい!どうだめぐみん!改めて見た俺の魔法ーー!」
「か、カッコイイですよー!先ほどの詠唱といい、私の琴線に触れました!」
褒められるのに悪い気はしないが、めぐみんが重度の中二病なせいで手放しで喜べない…。
ボコボコッ!
俺の魔法で目を覚ましたのだろう、四方八方からジャイアントトードが新たに数十体湧いてきた。
そろそろだな
「めぐみーん!魔法の準備はいいかー!?」
「ええ!いつでも行けます!」
「よし!じゃあ予定通り頼むぞ!『フォルスファイア』!!!」
俺がモンスターを集める魔法を使うと、周辺にいたカエル全てがこちらに集まってくる。
こ、こぇえ…。
ここまで来るのに、時間にすれば数十秒はかかるだろうが、ズッシンズッシンと大きな音を地面に鳴らしながら迫ってくるのにはやはり迫力があり、少し萎縮してしまう。
心臓の鼓動が早まり、冷や汗をかきながら、ギリギリまで密集させるために引き付けて…。
ここだ!
「『テレポート』!!!」
めぐみんの隣にまで転移した!
…と、めぐみんの周囲の空気がビリビリと震えだしている。
練りこめきれてない魔力があふれているのか、小さな稲妻が現れては消えを繰り返し白い光の筋を生み出している。
先日見ていたとはいえ、改めてこの魔法の凄まじさを実感する。
「見ていてください。これが、人類が行える中で最も威力のある攻撃手段!これこそが、究極の攻撃魔法ッッ!!!」
めぐみんの杖の先に光がともった。
膨大な光をぎゅっと凝縮したような、とても眩しい小さな光。
めぐみんが、その鮮やかな紅い瞳を更に輝かせ、カッと見開く。
「『エクスプロ―ジョン』ッッッ!!!!」
めぐみんの杖の先から放たれたその光は、少し距離のある大量のカエルの群れに吸い込まれる様に突き刺さると…。
世界が白に包まれた。
余りにも強烈な光が視界を包み、あたりの空気を震わせる轟音によって世界の音はかき消される。
すさまじい爆風に吹き飛ばされそうになりながらも、俺は足を踏ん張り顔を庇う。
爆煙が晴れると、先ほどまで大量のカエルがいた場所には…。
プスプスと煙を残す、二十メートルを超える巨大なクレーターのみが残っていた。
「これが、爆裂魔法…」
昨日上位悪魔を滅したその魔法を見て、俺は改めて感動と、その凄まじさに震えていた。
あらゆる存在に問答無用でダメージを与える魔法、人類の最強魔法と言われる所以を恐ろしいほど理解したからだ。
俺がまじまじとクレーターを見ていると
ピリッとした感覚が、頭をよぎった。
「これは…敵感知スキルか!?めぐみん!敵感知に反応があった、一旦距離を…」
自分の魔法を見て恍惚しているであろうめぐみんの方を振り向くと…
そこには誰もいなかった。
否、めぐみんの姿は半分ほどしか見えなかったが、ソイツはいた。
先ほどの音で目覚めていなかったやつが、今の爆音で目覚めたのだろう。
先ほどまでめぐみんの居た地点の直ぐ後ろにポッカリと大きい穴が空いていることがその証拠だ。
更にピリッと、頭に電撃が走ったような感覚を覚えた。
とても嫌な予感がし、恐る恐る振り返ると…。
口を大きく開けたソイツ———ジャイアントトードに呑み込まれ、俺の視界は真っ黒になるのだった。
——————
「カエルの体内って、臭いけどいい感じに温いんですね…」
俺は粘液まみれになりながら、同じく粘液まみれになっためぐみんを背負い、大浴場に向かっていた。
「知りたくなかったわそんな知識…」
俺とめぐみんが仲良くカエルに呑み込まれた後、俺は体内で魔法を使いなんとか脱出し、剣をつかってカエルを倒し、めぐみんを助け出したのだ。
おかげで二人とも粘液まみれという…。
やはりあの平原で爆音を響かせるのは危険だ。
寝ているせいで俺の敵感知にも引っかからないし、いつどこでカエルが目覚めるか分かったもんじゃない。
「めぐみん今レベルって幾つだっけ?こっからはめぐみんのレベル上げを重視して行おう。そんでスキルポイントが溜まったら中級魔法でも覚えてーー「嫌です」……今なんて??」
「嫌といいました。……私は爆裂魔法をこよなく愛するアークウィザード。爆発系統の魔法が好きなんじゃないです。爆裂魔法だけが好きなのです!」
どんどんヒートアップしてきたのか、めぐみんが大きく体を動かす。
「ちょ、おい!背中で暴れんな!」
「もちろん他のスキルを取れば楽に冒険ができるでしょう。でも、ダメなのです。私は爆裂魔法しか愛せない。たとえ今の私の魔力では一日一発が限界でも。たとえ魔法を使った後は倒れるとしても!それでも私は、爆裂魔法しか愛せない!! だって、私は爆裂魔法を使うためだけに、アークウィザードの道を選んだのですから!」
……。
「そっかー!多分茨の道だろうけど頑張れよ!ギルドに付いたら報酬を山分けして、また機会があればどこかで会お」
俺が言い終わる前に、めぐみんの俺を掴む手に力が込められた。
「我が望みは爆裂魔法を撃つことのみ。それ以外は些細な事です…生活費や雑費さえ出してくれたら無報酬でもいいと考えています。そう、アークウィザードの強大な力が、今なら職人雑費だけで!これはもう、長期契約を交わすしかないのではないだろうか」
「いやいやいやいやいや、一日一発しか使えない魔法使いとかかなり使い勝手悪いから!ていうかお前、孤高とか言ってたけど他のパーティーにも捨てられた口だろ!」
「なにおぅ!!私の強さがその他の有象無象では使いこなせなかっただけですよ!」
「ダンジョンに潜った際なんて狭くて爆裂魔法は使えないし、いよいよ役立たずだろうが!ていうかお前あれだろ!最近噂になってる爆裂魔だろ!お前のせいでカエルに喰われて冒険者生活の出鼻をくじかれたんだぞコラァ!」
「しょ、しょうがないではないですか!私は日に一度爆裂魔法を撃たないとボンッ!ってなるんです!!カズマは私に死ねと申すか!!」
「何だよボンッ!って!!おい放せって!ちゃんと今回の報酬はやるから!その手を放せぇ!」
「もうどこのパーティーも拾ってくれないのです!ダンジョン探索の際には荷物持ちだってなんでもします!お願いですから私を捨てないでください!」
背中から離れようとしないめぐみんが、捨てないでと大声で叫ぶためか通行人たちがこちらを見てヒソヒソと話をしていた。
ていうかコイツさっきから、なんでこんなわざとらしく大声を―――。
「―――やだ…あの男、あの小さい子を捨てようとしてるわ…!」
「―――あんな小さい子を弄んで捨てるなんてとんだクズね!見て、あの女の子ってばヌルヌルよ!一体どんなプレイをしたのよあの変態!!」
通行人経ちからとんでもない誤解を受けている!
「ち、ちがーーう!!」
否定しようとするも通行人たちはゴミを見るような目で見てきて一行に信じてくれない。
俺がどうしようか頭を抱えていると、めぐみんにも聞こえたらしい。肩越しにめぐみんを見ると、待ってましたと言わんばかりに口元をニヤリと歪め...。
「どんなプレイでも大丈夫ですから!先ほどのカエルを使ったヌルヌルプレイだって耐えてみせ」
「よーし分かった!!!めぐみん、これからもよろしくな!!!!」
完全にしてやれた俺は、慌ててめぐみんの口を塞ぐとパーティー結成を宣言した。
まぁ、爆裂魔法を有用に使った戦術なんて幾らでも考えられるから、これで良かったのかもしれない。
俺はそう考えを改めると、カエルの粘液を落とすため、めぐみんと共に大浴場に向かうのであった。
〈おまけ〉
ギルドでクエストの達成を報告すると、回収できる死体の量が多かったため結構な買取金額を受け取ることが出来た。
が、まだ纏まった金額にならないためまだ宿を借りることはできなそうだ。
俺達はそれぞれ帰路につこうと解散しようとすると…。
「すいません、カズマは今どこに泊っているのですか?」
「駆け出し冒険者だからな。まだそこまで稼げてないし馬小屋で寝泊りしてるよ。どうしたんだよ突然」
「私は一応宿を取っていたのですが…その、宿の人の好意でツケをしてもらっていまして…10万エリス程」
「なるほど。…え、てかそうなるとめぐみんの手元に金残らないじゃんか」
俺がそういうとめぐみんがコクコク頷いて、
「はい、なのでその、私もカズマが泊っている馬小屋にお邪魔させてくれませんか?勿論借り賃は半分出しますし」
顔と瞳を少し赤色に染めながら、俯き気味にとんでもないことを口走ってきた!
「えっっ、っと…?」
何度も言うが、俺はロリコンではない。しかし目の前にいるのは前世では絶対縁なんて出来ない美少女だ。めっちゃ嬉しいし照れもする。
そんな美少女めぐみんの提案に混乱し、俺の顔はどんどん熱くなっていく。
そんな俺の反応にめぐみんは慌ててー
「稼ぎの少ない駆け出しの冒険者パーティーは一般的に同じ馬小屋で泊ってますし、そんな恥ずべきことではありませんよ!!も、もちろんカズマが良ければですが…」
「え!いや、その…逆にめぐみんは俺と一緒で大丈夫なのか?」
「だ、大丈夫ですよ!大丈夫じゃなかったらこんな提案しないでしょう!それに私ももう少しで14!大人の仲間入りなんですから!」
まあ確かにその通りだ。
ていうか、パーティーメンバーで同じ部屋を使い寝泊りするのが一般的なら、恥ずかしがっている俺の方が異端なのかもしれない…!?ていうか14!?コイツいま自分のこと14って言ったのか!?
驚愕の新事実だった。異世界に来て一番の驚愕といっても過言ではない。
まさかの年齢差により、めぐみんが俺のストライクゾーンに入っていることを自覚してしまう。
「先に言っておくけど俺男だからな?何があっても知らねーぞ?本当にいいんだな?」
「その…カズマは優しそうですし心配はしてません……も、もしもの時は大声だして他の女性冒険者に助けてもらいますから!」
めぐみんのその言葉に、パーティーメンバーに手を出そうとして女性冒険者達に見つかって袋叩きにされた挙句、アレを斬られそうになったヤツがいると聞いたのを思い出し、俺は決して手をだすまいと心に誓った―――。
初の仲間ということで、原作よりもカズマさんが甘め。あと真っ当な異世界での冒険も出来ているためストレスがそんなになく、クズ度も低い(クズじゃないとは言っていない)
裏設定:ホーストの報酬が出ないのは、どこぞの領主(一体何ダープなんだ…)が金を出し渋り真実を捻じ曲げたから。