遊戯王5D's~似非ペクトの果てに~   作:交響魔人

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ARC-Vからシンクロ次元出身者が来訪します。
…この二人は作中でジャックと対戦して欲しかったです。

この時期のジャックと出会っていたら、お互い良い刺激になると思うですよね。
ジャックからすればキングとしての自分が忘れ去られていく中での熱心なファンとの交流ですし、二人からすれば憧れた相手とのデュエルな訳で。


外伝:ジャック・アトラスとユーゴ&リン

「…ここは、シティ?」

「それにしては、何か変じゃない?」

 

 

 ネオドミノシティ。この日、この街には数奇な運命を背負った少年と少女が訪れていた。

 

 

 

 同時刻。

 ジャック・アトラスは不機嫌だった。

 

 遊星はともかくクロウは自分に働け、と言ってくる。

 だが、D・ホイールのエンジンを開発するための施設の賃料や機材といった初期投資は、ジャックがキングとして君臨していた頃に得た賞金から出している。

 その額は、配達業としてクロウが稼いでくる金より文字通り桁が違う。

 

 故に、文句を言われる筋合いは無い。とはいえ、何も仕事をせずフラフラしているジャックにクロウは突っかかる。

 一方、初期投資としてかなりの金額をポンと出してくれたジャックに、遊星は特に干渉しない。

 

 

 そこで今日も仕事を探し、就職したのだがクビを言い渡されてしまった。

 まったくもって腹正しい。今日など

 

『ジャック・アトラス?知らないなぁ』

 

 と自分より年下の少年に言われた事で、いら立ちも増した。

 

 

 

 

 

 

「ああもう、ユーゴは一体どこに行ったのよ!こんな知らない町ではぐれて。」

 

 緑髪の気の強そうな少女がそう言いながら周りを見渡している。

 もしや、龍亜と龍可の親戚か?いや、それにしては身なりが違い過ぎる。となれば無関係か。

 

 

 そう思って通り過ぎようとしたジャックだが。

 

 

 

 

「えええーーーっ!!ジャ……ジャック・アトラス!?ほっ……本物?」

 

 素っ頓狂な声で呼び止められた事で、ジャックは足を止める。

 

 

「俺を知っているのか?」

「え?ぎゃ、逆に知らない人なんていない…。」

「デュエリストだな。」

「は、はい!」

「なら、俺とデュエルでもどうだ?」

「じゃ、ジャックとデュエル…。」

 

 

 普段なら自分のファンと公言されようとも、自分からデュエルを挑む事など無い。

 だが溜まったフラストレーションもあり、ジャックはデュエルを持ち掛けた。

 

 

「よ、よろしくお願いします!」

「よし、ならば」

 

 

 

 

「「デュエルッ!!」」

 

 

ジャック ライフ4000

手5 フィールド 

    魔法・罠 

リン ライフ4000

手5 フィールド 

    魔法・罠 

 

 

「俺の先攻、ドロー!俺はモンスターをセット、カードを2枚伏せてターンエンド。」

 

 手札を確認したジャックは、手早く1ターン目を終える。

 

 

 

ジャック ライフ4000

手4 フィールド セットモンスター

    魔法・罠 伏せ2

リン ライフ4000

手5 フィールド 

    魔法・罠 

 

 

「…あれ?」

「どうした?お前のターンだ。」

「は、はい!私のターン、ドロー!」

 

 何やら違和感を感じているようだったが、時間稼ぎに付き合ってやる義理も義務も無い。

 デュエルを進めるよう促すと、リンは元気よくカードを引く。カードを引いた事で、気持ちを切り替えて真剣な眼になる。

 

 

「私の場にモンスターが存在しない事で、WW-アイス・ベルを手札から特殊召喚!特殊召喚に成功した事で、相手に500ポイントのダメージを与えるわ!」

「フン。」ライフ4000から3500

「…通っ、た?あ、アイス・ベルの効果は続く!デッキから『WW』モンスター1体を特殊召喚できる。 来て、WW-アイス・ベル!」

「また500ポイントのダメージ、か。」

「い、いいえ!この効果は1ターンに1度のみ。私は魔法カード、WWの鈴音を発動!私の場の「WW」モンスター1体を選択、そのモンスターとカード名が異なる「WW」モンスター1体をデッキから守備表示で特殊召喚!来て、チューナーモンスター、WW-スノウ・ベル!」

「チューナー、レベルの合計は7か。」

「その前に永続魔法、コモンメンタルワールドを発動するわ!」

「シンクロ召喚を行った時、相手に500ポイントのダメージを与えるカードか。」

 

「私はっ!レベル3のWW-アイス・ベル2体にレベル1のWW-スノウ・ベルをチューニング!真冬の風よ。雪も氷も我が力として吹き抜けよ!シンクロ召喚!現れよ!レベル7!WW-ウィンター・ベルっ!」

 

 現れたシンクロモンスターをジャックはじっと見つめる。

 

 これも未知のモンスターだ。とはいえ、ジャックとて全てのカードを把握しているわけでは無い。知らないカードがあるなら、その場で覚えるだけだ。

 

「コモンメンタルワールドの効果発動!」

「500ポイントのダメージか。」ライフ3500から3000

 

「WW-ウィンター・ベルの効果発動!私の墓地の『WW』モンスター1体のレベル×200ダメージを相手に与える!」

「墓地にはレベル3のアイス・ベルとレベル1のスノウ・ベルが居るはず。となれば」

「レベル3のアイス・ベルを選択!600ポイントのダメージよ!」

「フン。」ライフ3000から2400

 

「私は、チューナーモンスター、ジェネクス・コントローラーを召喚!バトル!私はジェネクス・コントローラーでセットモンスターを攻撃!」

「こいつはダーク・リゾネーター。1ターンに1度、戦闘では破壊されない。」

「なら、WW-ウィンター・ベルでダーク・リゾネーターを攻撃!」

「フン。」

「WW-ウィンター・ベルの効果発動!バトルフェイズ中、場のWWよりレベルが低いモンスターを、手札から特殊召喚出来る!ガスタ・サンボルトを特殊召喚!」

「ダイレクトアタックか。」

「いいえ、この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン、攻撃出来ない。」

 

 

「バトル終了、レベル4の風属性、ガスタ・サンボルトにレベル3のジェネクス・コントローラーをチューニング!機械仕掛けの風の戦士よ、我が声にこたえ、その力を示せ!シンクロ召喚!Lv7!ウィンドファーム・ジェネクス!」

「コモンメンタルワールドで500ポイントのダメージか。」ライフ2400から1800

「カードを1枚伏せる!ウィンドファーム・ジェネクスの攻撃力は」

「場の伏せられた魔法・罠カード1枚につき、300ポイントアップする効果だろう。攻撃力は2900と言ったところか。」

「は、はい!私はこれでターンエンド!」

 

 

ジャック ライフ1800

手4 フィールド 

    魔法・罠 伏せ2

リン ライフ4000

手0 フィールド WW-ウィンター・ベル ウィンドファーム・ジェネクス

    魔法・罠 コモンメンタルワールド 伏せ1

 

 

 

「俺のターン、ドロー!相手の場にのみモンスターが存在する事で、バイス・ドラゴンを手札から特殊召喚!ただし、攻撃力と守備力は半分になる。だが、ここで速攻魔法発動!地獄の暴走召喚!」

「地獄の暴走召喚?!」

「これにより、俺はデッキから2体のバイス・ドラゴンを特殊召喚する!お前もデッキからモンスターを特殊召喚出来るが、お前の場にあるのはシンクロモンスターのみ。よって特殊召喚は出来ない。」

「うっ…。」

 

俺はダーク・バグを召喚!このカードの召喚に成功した時、墓地からレベル3の闇属性チューナーモンスターを効果を無効にして特殊召喚する。蘇れ、ダーク・リゾネーター!」

「レベルの合計は4、これなら。」

「フンッ。俺はレベル1の昆虫族のダーク・バグに、レベル3の闇属性チューナー、ダーク・リゾネーターをチューニング!」

「ええっ?!」

「新たなる王者の従者よ、漆黒の闇より姿を現せ!シンクロ召喚!粉砕しろ、漆黒のズムウォルト!」

 

 

 現れたシンクロモンスターを、リンは目を丸くして見つめる。

 

 

「…レベル4のシンクロ・モンスター?」

「俺のデュエルは日々進化し続けている。我が魂を呼び出してほしくば、相応の力を示せ!」

「そういう事なら!永続罠発動、調律師の陰謀!」

「むっ!」

「相手がシンクロ召喚を行った時に発動、そのモンスターのコントロールを得るわ!」

 

 相手の場に移動した漆黒のズムウォルトを見たジャックは、即座に行動する。

 

 

「お前の永続罠、調律師の陰謀を墓地へ送り、手札からトラップ・イーターを特殊召喚する!」

「ええっ?!」

 

 

 コモンズ出身で、レアカードを多用するトップスのデュエリストに対抗するべく考案した対策を一瞬で破られたリンは驚愕する。

 だがシンクロモンスターへのメタカード、機皇帝への対策を模索している最中のジャックにとって、この程度の妨害など想定内だ。

 

「これで、レベルの合計は8…」

「バトル!」

 

 レッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚すると思っていたリンだが、そのままバトルフェイズに入った事で驚愕の表情を浮かべる。

 

 

「漆黒のズムウォルトで、WW-ウィンター・ベルを攻撃!」

「攻撃力が低いモンスターで攻撃?!」

「漆黒のズムウォルトが相手モンスターとバトルを行うとき、相手モンスターは漆黒のズムウォルトと同じ攻撃力になる!」

「ええっ?!あ、相打ち狙い?!」

「フン、漆黒のズムウォルトは戦闘では破壊されない!」

「そんなっ!」

「バトルで相手モンスターを破壊し墓地へ送った事で、漆黒のズムウォルトの効果発動!デッキの上からカードを3枚、墓地へ送るがいい。」

「うっ…。」

 

 

 迷い風、霞の谷の見張り番、ガルドスの羽根ペンが墓地へ送られるリン。

 

 

「罠発動!緊急同調!バトルフェイズ中に、シンクロ召喚を行う!」

「ええっ!」

「レベル4の漆黒のズムウォルトに、レベル4のトラップ・イーターをチューニング!王者の鼓動、今ここに列をなす。天地鳴動の力を見るがいい!シンクロ召喚!我が魂、レッド・デーモンズ・ドラゴン!」

 

 

 咆哮を上げるレッド・デーモンズ・ドラゴンを前に、リンは言葉を失う。

 

「場の伏せカードは俺のカードのみ。よって今のウィンドファーム・ジェネクスの攻撃力は2300!」

 

 リンは敗北を受け入れると同時に、眼を輝かせる。

 

「スゴイ、これが…ジャック・アトラスのデュエル!」

「レッド・デーモンズ・ドラゴンよ、ウィンドファーム・ジェネクスを攻撃しろ!アブソリュート・パワーフォース!!」

「きゃっ!」ライフ4000から3300

「二体のバイス・ドラゴンでダイレクトアタック!」

「きゃああああああっ!」ライフ3300から1300、1300から0

 

 

 

「くっ……さすがに……強い……!」

「良い戦略だ。だが、効果ダメージを駆使してライフを削るなら、1ターンで削り切らねば反撃を喰らう。」

 

 

 そう告げた所で、一人の少年が駆け込んでくる。

 

 

 

「リーーーン!」

「何処に行っていたの、ユーゴ!ってそんな事より」

 

 

 駆け寄って抱き着いたユーゴを、顔を赤らめながらリンは引き離す。

 

 

「お、おい!そんな事って。」

「こっちを見なさい、よ!」

 

 

 ユーゴの顔を両手で挟み、ジャックの方に顔を向けさせるリン。

 そこに至ってようやくユーゴは気づく。

 

 

「うぉっ!ジャッ……ジャック!!キングが…。」

「お前も俺を知っているようだな。どうだ、お前も俺とデュエルをするか?」

「お前も、って事は…。」

 

 

「う、うん。ま、負けちゃったけど…。」

「ず、ずりぃぞ!リン!俺だって」

「ならば、お前もデュエルをするがいい。」

 

 

 デュエルディスクを構えるジャックを見たユーゴは、やや興奮しながらもデュエルディスクを構え、対峙する。

 

 

 

「「デュエルッ!!」」

 

 

ジャック ライフ4000

手5 フィールド 

    魔法・罠 

ユーゴ ライフ4000

手5 フィールド 

    魔法・罠 

 

 

「俺のターン!行くぜ!」

「意気込みは買ってやるが、ドローフェイズを忘れているぞ。」

「そ、そうだっ。ドロー!俺の場にモンスターが存在しない時、SRベイゴマックスは特殊召喚出来る!効果発動!召喚・特殊召喚に成功した時、デッキから同名カード以外のスピードロイドモンスターを手札に加える!チューナーモンスターSR吹持童子を手札に加え、召喚!」

 

 一気にチューナーと非チューナーをユーゴは揃える。

 

「SR吹持童子の効果発動!こいつが召喚・特殊召喚に成功した場合、このカード以外の俺の場の風属性モンスターの数だけデッキの上からカードをめくり、その中から1枚を選んで手札に加え、残りのカードを好きな順番でデッキの一番下に戻すぜ。1枚捲り、こいつを手札に加える。」

「なるほど。お前達はどちらも風属性使いか。」

 

「ああ、その通りだ!さぁ、行くぜ!俺はレベル3のSRベイゴマックスに、レベル4のSR吹持童子をチューニング!その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!シンクロ召喚!現れろ、レベル7!クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!」

 

 現れたシンクロモンスターはジャックにとって見覚えのないカードだ。

 

「ほぅ、シンクロの名を冠するドラゴン、か。この分なら、他の召喚法を冠するドラゴンもありそうだな。」

「俺は装備魔法、シンクロ・ヒーローをクリアウィング・シンクロ・ドラゴンに装備!これで攻撃力は500ポイントアップし、レベルも1上がる!クリアウィング・シンクロ・ドラゴンに装備魔法、メテオストライクを装備!カードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

 

ジャック ライフ4000

手5 フィールド 

    魔法・罠 

ユーゴ ライフ4000

手2 フィールド クリアウィング・シンクロ・ドラゴン

    魔法・罠 メテオストライク シンクロ・ヒーロー 伏せ2

 

 

「俺のターン、ドロー!」

「永続罠、竜の束縛!これでお互いに、攻撃力2500以下のモンスターを特殊召喚する事は出来ないぜ!」

「フン。」

「さらにもう一枚!追走の翼!俺のシンクロモンスター1体を対象に発動!このカードが存在する限り、クリアウィング・シンクロ・ドラゴンは戦闘及び効果では破壊されねぇ!さらに、クリアウィング・シンクロ・ドラゴンが相手のLv5以上のモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に、そのモンスターを破壊するぜ!」

 

 二枚の永続罠でロックを張るユーゴは得意げに宣言する。

 

「どうだ、ジャック!このコンボは!」

「見事なコンボだ。ストリートデュエリスト相手なら通用するだろうが…。舐めるなっ!」

「っつ!」

「速攻魔法、皆既日蝕の書を発動!場のモンスターを全て裏側守備表示にする!」

「裏側守備表示?!」

 

 

 ジャックが発動したカードの効果を受け、クリアウィング・シンクロ・ドラゴンはセット状態になる。

 

「これでコンボは封じた!俺はバイス・ドラゴンを手札から特殊召喚!このカードは相手の場にのみモンスターが存在する場合、特殊召喚することが出来る!この時、攻撃力と守備力は半分になる。」

「レベル5…。」

「俺はトラスト・ガーディアンを通常召喚。レベル5のバイス・ドラゴンにレベル3のトラスト・ガーディアンをチューニング!王者の鼓動、今ここに列をなす。天地鳴動の力を見るがいい!シンクロ召喚!我が魂、レッド・デーモンズ・ドラゴン!」

 

 

 現れたドラゴンに、ユーゴは恐れよりも感激が先に来る。

 

「これがジャックの、エースモンスター!」

「俺は手札のランサー・デーモンを墓地に送り、パワー・ジャイアントを特殊召喚!こいつは手札のレベル4以下のモンスターを墓地に送る事で、手札から特殊召喚が可能。その後、この効果で墓地に送ったモンスターのレベルだけ、レベルが下がる!」

「まだだ!たとえクリアウィング・シンクロ・ドラゴンが倒されても、ライフは残る!」

「装備魔法、デーモンの斧をレッド・デーモンズ・ドラゴンに装備!攻撃力を1000ポイントアップさせる!」

「こ、攻撃力4000?!」

 

「バトルだ!やれ、パワー・ジャイアント!クリアウィング・シンクロ・ドラゴンを破壊せよ!」

「ぐううっ!」

「レッド・デーモンズ・ドラゴンでダイレクトアタック!アブソリュート・パワーフォース!!」

「う、うわぁああああっ!」ライフ0

 

 

 

 

 圧倒されたが、ユーゴの心は折れない。

 

 

「やっぱジャックはすげぇ……けどいつか必ずキングの座はいただくからな!」

「フン。そう簡単に奪えると思うな!」

 

 少し気になったジャックは、ユーゴとリンに問いかける事にした。

 

 

「ところでお前達、機皇帝の噂を知っているか?」

「機皇…帝?」

「な、なんですか、それ…。」

 

 

「知らないなら警戒しておけ。相手の場のシンクロモンスターを装備カードとして装備し、その攻撃力分攻撃力をアップする機械族モンスターだ。多くのD・ホイーラーが被害にあっている。先日、セキュリティの腕利きが一体倒したそうだが…。まだほかにもいると俺は見ている。」

 

 

 全て初耳の事だが、それを言っているのがジャックという事もあり、ユーゴとリンは真剣な顔つきで聞く。

 

 

「あれ?でも装備カードとして装備するなら、対象を取るのよね?」

「だったら、俺のクリアウィング・シンクロ・ドラゴンなら…?!」

 

 

 ユーゴがカードを取り出すと、クリアウィング・シンクロ・ドラゴンのカードが輝く。

 

「な、なんだ?!うおっ!」

 

 

 次の瞬間、光に包まれたユーゴとリンはその場から消える。

 

 

 

「…何だったんだ、今のは。機皇帝への対策として、場のモンスターを裏側表示にする皆既日蝕の書を使ってみたが…中々良い感じだな。亜空間物質転送装置ではなく、闇の幻影の方が通用するか…?」

 

 

 ジャックはジャックなりに機皇帝への対抗手段を模索しつつ、歩き出す。

 

 

 

 

 

 同時刻。

 シンジ・ウェーバーはユーゴとリンから衝撃の情報を得ていた。

 

「…機皇帝、というカードを使う奴が暴れていて、それの討伐にセキュリティどころかジャックまで動いている?」

「ああ、本人から直接聞いた!」

「本当なのよ!」

 

「だとしても。ジャックが動いているなら…。そもそもセキュリティの出番は無いだろ。」

 

 とはいえ、そんなヤバイ奴が暴れているというなら、革命運動はしばらく休止だ。余りにも時期が悪すぎる。

 シンジはそう判断した。




5Dsにユーゴとリンが居たら?というIFストーリーを思いついたのですが、本編に関わったとしてもジャックのファンぐらいにしかなれないなー、と思って没にしたのを再構築しました。
ジャックを応援する役回りならカーリーと狭霧さんがいるので。

ジャックはもう少し表示形式変更カードを使うべき、と思って今回皆既日蝕の書を使わせてみました。
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