バンドを結成した明久達は、毎日毎日練習していた
学園祭で演奏する事を目標にして
だが、
雄二『そー言えばよぉ、最近やってないな
試召戦争』
明康秀久『・・・・あ』
明久『(そーだったぁ、僕らの目標はAクラスに勝つ事だったじゃないか!
いや、忘れてたわけじゃないんだよ⁉︎
ホラァ、色々あったじゃない、最近?
ちょっとそっちに意識が行きすぎただけで、忘れてたわけじゃないんだから本当に‼︎)』
秀吉『(いかん、ワシとした事が、すっかり忘れておった!
なんとか、悟られぬ様にせねば!)』
康太『(また、愛子と戦わなければならないのか・・・・)』
久保『(バカな、この僕が、完全に試召戦争の存在を忘れていたとは!
久しぶりの登場に騒いでしまったというのか⁉︎)』
て言うかすみません、作者が試召戦争の話書くの忘れてました
雄二『ま、学園祭までまだ時間あるし、今度Bクラスにでも挑んでみるか?』
久保『何でBクラスなんだい?』
雄二『勝ったら根本を苛めれるから』
その言葉を聞き、明久、康太、秀吉の脳裏に、女装した根本の顔が浮かび上がった
明久『うぇっ・・・・』
秀吉『いやな物を思い出してしまった・・・・』
康太『・・・・あれは悪夢だった』
久保が頭に?を浮かべていたので、雄二が携帯に保存していた根本の女装写真を見せた
すると、
久保『・・・・』サーッ
久保の顔から一気に血の気が引いた
久保『め、目に毒だ・・・・』
明久『て言うか僕、あの後根本くんの腕折っちゃったしなぁ』
秀吉『なっ⁉︎
そんな事をしたのか明久よ⁉︎』
康太『・・・・悪魔』
雄二『外道が』
明久『だって根本くんがやられた仕返しにナイフもって襲い掛かって来たんだもの‼︎』
その事で明久が停学、あるいは退学にならなかったのは、根本も後ろめたい事だったからであろう
寧ろ不利なのは根本の方だろう
教室を荒らし、生徒達の文具を使えなくし、姫路の大切な物を盗み、更に刃物で襲い掛かったのだ
しかも証人はかなりいる
根本が腕の事を話せば、それまでの流れも調べられ、根本が不利になるのは目に見えていた
だから根本は、階段から落ちたと適当な嘘で学校と家族を誤魔化したのだ
明久『まぁ反射的に技が出たとは言え、やり過ぎたかなとは思ってるよ』
雄二『お前、木下の前でそんな事したら、確実に嫌われるぞ?』
秀吉『まぁ姉上は基本的に暴力的な所はあるが、スキンシップの域は出んからのぅ』
久保『でも吉井くんがねぇ
何か信じられないよ』
久保は明久のそういう一面を見た事がない
それはある意味、明久にとって救いだった
明久は確かに短気で暴力的だが、根は優しく、本来は喧嘩は好かないのだ
明久『その方がありがたいよ
僕はあんな所、人には見せたくないからね
僕も自分の短気で暴力的な所が嫌いだし』
久保『吉井くん・・・・』
雄二『ま、湿っぽい話はこれで終いだ
取り敢えず練習しようぜ
試召戦争の話はまた後だな』
秀吉『そうじゃのぅ』
康太『・・・・』コクリ
5人はバンドの練習に戻った
メインボーカルが秀吉なので、曲には悩まなくてすんだ
サブボーカルの明久も、これが意外に歌が上手く、秀吉の声を遮ったりもしないので、この二人の相性は良かった
雄二『へっ』ニコッ
久保『ふっ』ニコッ
康太『・・・・』フッ
明秀『『〜♪』』
こうやって友達と集まって何かに夢中になる
こんな当たり前の学生生活が、やはり何物にも代え難い幸せな時間なのだろうと、5人はどこかで思っていた
5人は前よりも少し、いい笑顔をする様になっていた
雄二『よし、そんじゃ今日はここまでにしとくか』
明久『そうだね』
秀吉『それじゃあ、片付けるか』
5人は学園の空き教室を理事長に頼んで使わせて貰っていた
初めは何か怪しい事でも企んでいるのではないかと怪しまれたが、Aクラスで学年次席の久保が一緒なので、取り敢えずは信用してもらえたのだ
秀吉『そう言えば明久よ、今日姉上と約束があるのではなかったのか?』
明久『あっ、忘れてた‼︎
急がなきゃ‼︎』
雄二『んじゃ、俺らも帰るか』
康太『ん』
久保『それじゃみんな、また明日』
明久『おつかれー』
〜明久side
忘れてた!
今日は優子さんが家にご飯作りに来てくれるんだった!
な、何か、恋人みたいだなぁ///
おっと、顔がにやけてしまった!
いかんいかん!
で、でも、エプロン姿の優子さんかぁ〜
〜はい妄想
優子『明久く〜ん、どぉ、似合うかなぁ?///』
ゆ、優子さん、なんて格好を‼︎///
優子『だって、明久くん、好きでしょ?///
裸エプロン///』
で、でも、目のやり場に困るって言うか・・・・///
優子『ダ〜メ〜///
アタシも恥ずかしいの我慢してこんな格好したんだから、ちゃんと見てよ〜///』
あ、あぁ・・・・
ゆ、優子さーん‼︎///
優子『いや〜ん、待って明久くん///
食べるのはアタシじゃなくて、お料理よ〜///』
どっちも残さず頂きまぁぁぁす‼︎///
優子『も〜、明久くんの食いしん坊〜///』
〜はい妄想終わり
明久『エヘヘ〜///』
作者『このエロガキ』
明久『な⁉︎
何処から聞いてた⁉︎』
作者『最初から
て言うかさっきからすれ違う人に奇妙な物を見る様な目で見られてましたよ
実際奇妙な物だったけど』
明久『なっ⁉︎
何で早く教えてくれなかったのさ⁉︎』
作者『いいから早くその締まりのない顔を直して木下さんの所に行きなさい』
明久『わ、わかったよ‼︎』
優子さんとは18時に、僕らが初めて出会ったスーパーで待ち合わせをしていた
ちょっとギリギリになっちゃったな
優子さん、もう来てるかな?
明久『あ、いた!
優子さーん!』
優子『あ、明久くん!』
明久『ごめん、待った?』
優子『ううん、アタシもさっき来たばっかりだから』
明久『そっか、良かった』
な、何か、本当に恋人みたいだな///
きっと周りには、仲のいい恋人に見られてるんだろうなぁ///
あぁ、優子さんが彼女だったらなぁ
まぁ、それは流石に贅沢かな?
優子さんの気持ちも分からないし
作者『(この段階に来ても気付かないのかよこのバカは)』
優子『じゃあ、行きましょうか』
明久『うん!』
優子『あ、明久くんは、な、何が食べたいの?』
明久『そうだなー・・・・』チラッ
ごめんね優子さん
秀吉から、優子さんは料理が苦手だって聞いちゃったんだ
でも、必死に練習したんだってね?
まだカレーしか作れないらしいけど、嬉しかったなぁ
こんな僕のために、そこまでしてくれたんだから
まぁ本当は僕のためって訳じゃないんだろうけどね
でも、家族以外で優子さんの手料理を食べるの、僕が初めてなんでしょ?
僕は、それだけで充分だよ
明久『うーん、今日はカレーが食べたいなぁ』
優子『!
わ、わかった!
まかせて!』
ははっ、子どもみたいだなぁ
この素敵な笑顔が、今は僕に向けられてる
幸せだなぁ///
優子『材料も買ったし、行きましょうか』
明久『そうだね』
僕らは雑談しながら、僕の家に向かった
そう言えば優子さんが僕の家に来るのは、これが初めてだったな
だ、大丈夫だ!
掃除は念入りにしたし、ガス、電気、水道も今月はちゃんと使える!
問題ない!
明久『ここだよ』
優子『へぇ、結構大きいマンションねぇ』
明久『そ、そうかな?
まぁ、どうぞ入って・・・・
ちょっと待って‼︎』
優子『えっ⁉︎
ど、どうしたの⁉︎』
僕は見逃さなかった!
何故か廊下に、
バスローブ姿の女性がいたのを‼︎
ど、どうしよう!
優子さんを入れられないよ!
優子『どうしたの?
早く入りましょ?』
明久『あぁ、ちょっと!』
ガチャッ
?『あら、あなたは?』
優子『っ⁉︎』
明久『なっ⁉︎
ど、どうしてここに⁉︎』
?『ずいぶんな言い方ですねアキくん
せっかくあなたの愛する女性が遥々アメリカから帰ってきたのに』
明久『愛する女性って・・・・
別に否定はしないけど・・・・
はっ⁉︎』
優子『・・・・』ぷるぷる
あ、優子さんが涙目で睨んでる
死ぬほど可愛いけど、この流れは・・・・
優子『明久くんの・・・・
バカぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎』
バチンッ‼︎
明久『ぎゃあぁぁぁぁぁ‼︎‼︎』
やっぱり・・・・
明久『ち、違うんだ優子さぁぁぁん!』
優子『何が違うのよ!
そんな美人連れ込んで!
アタシみたいなお子ちゃまなんかほっといて、その人とよろしくしてればいいじゃない‼︎』えーん!
あぁ、優子さんが行っちゃう・・・・
違う、違うんだ優子さん!
この人は・・・・
明久『この人は、僕の姉さんなんだぁぁぁ!』
優子『・・・・えっ?』うるっ
玲『?』ニコッ
こんな駄作をもし待っていた方がいれば、待たせてしまい申し訳ありませんでした