マーヤはコロニー内にいる戦艦を資料で見た覚えがある。
「あれがアークエンジェル」
すぐにアークエンジェルに通信を行う。
≪こちら地球連合軍第二宙域第1特務部隊所属マーヤ・ディゼル大尉です。着艦許可をお願いします≫
すると、アークエンジェルから応答がきた。モニターには黒髪の女性が映った。
≪こちらアークエンジェル、ナタル・バジルール少尉です。識別コード送ってください。≫
≪了解≫
識別コードを送り、バジルール少尉が確認が終わると
≪確認が終わりました。今ハッチを開けますので奥の空いているハンガーに機体をお願いします。≫
≪了解≫
戦艦の前の部分が開き、そこから戦艦内部に入る。整備班の誘導に従いハンガーに機体を格納し、マーヤはすぐに機体から降りると近くの整備班に
「すいませんがすぐに補給をお願いします」
「了解しました。すいませんが艦橋まで行くようにと指示があります。」
「了解した。1機だけは守れたのね」
自身の愛機ジン・オーガの隣のハンガーに新型が1機補給されていた。
「はい、なんとかですが、でも」
「どうしたんですか?」
「民間人のコーディネイターが乗って、OSは書き換えて誰も操縦できなくなっているんですよ」
マーヤは驚いた表情をし
「操縦できない?壊したの?」
「違いますよ!凄く性能が良くなったのですが、凄すぎて無理なんですよ」
「そうなのね」
マーヤは整備班と話が終わり、アークエンジェルのマップを貰い迷うことなく艦橋に入ると、通信で話したナタルと別の女性1人と男性1人が話している。
「第二宙域第1特務部隊所属マーヤ・ディゼル大尉です。艦長はどちらに?」
困った表情で女性が前に出ると
「先ほどの襲撃で艦長以下のブリッジ要員のほとんどを失ったため、私がマリュー・ラミアス大尉が艦長になりました」
「そうですが、外にいるザフト部隊のことは知っていますか?」
「知っているよ~めんどくさいクルーゼ隊だよな。マーヤが来てくれて助かったよ」
男性が話し始めると
「いえ、こちらもムウさんがいるのは心強いですよ」
男性はムウ・ラ・フラガ大尉『エンデュミオンの鷹』『不可能を可能にする男』の異名で呼ばれているモビルアーマーのエースパイロットである。
「俺の機体はダメージが酷いから頼りにならないよ」
「あの新型には乗れないんですか?」
「マーヤはあの新型のことは聞いた?」
「はい、民間人のコーディネイターがOSを書き換えたと」
「それで俺らじゃ無理なんだよ。マーヤはどう?」
「私も確認しましたが、あれは無理ですよ。グレードダウンすれば行けると思いますが、あれはあのままの方が戦力になります」
「俺も同意見だ」
バジルール少尉が話に割り込む
「ならどうするんですか?このままでは」
しかし、マーヤが殺気があふれながら言う。
「バジルール少尉、大丈夫ですよ。クルーゼの機体は破損させて、残りはジン3~4機ぐらいで、それだけなら私だけでも十分です。まあ、前と同じように敵戦艦に突撃して、制圧ぐらいしますよ」
「そ、そうですか」
「私はあの子にもう一度協力お願いします」
マリュー艦長はそのまま艦橋を出ていく。
「私も機体のチェックに戻ります。すぐに来ますよねムウさん」
「ああ、あいつなら来る」
マーヤも艦橋を出ていくと、ナタルはムウにマーヤの事を確認する。
「あれが鬼姫ですか」
「そうだよ。怖い怖い鬼姫様だよ」
「資料では知っていましたが、そのようには見えないです」
「だよな。だけどよあいつがキレる止めれないから気をつけないとな」
ムウは頼りになる戦力が来たと安心しているが、危ない爆弾も抱えた気持ちで胃がきりきりしているのは秘密である
戦闘描写怖い。
どうにか戦闘描写なしでいけないかな