剣の丘に迷い込んだ軌跡   作:ナスの森

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揺らぐ鉄心

 

 振り返れば地獄のような日々だったかもしれない。

 それを地獄と思わなかったのは、地獄と思う暇もないくらい己は忙しかったのだろう。

 屍を築くだけではない、剣を創るだけではない、技を模倣し吸収するだけではない。休む間もなく鍛錬するだけではない。

 魔族の軍勢の中に潜り込むことそのものが、リーニエにとっては一瞬も気を抜けない戦場だった。

 力を誇示してはいけない、だからと言って嘗められる訳にもいかない。無力を装いつつも、有用性をアピールすることで気まぐれかつ理不尽な凶刃から逃れる。

 特に力を誇示しないように魔力を制限するのは、魔族としての本能や衝動を無理に抑え続けるのと同じ事。僅かでも魔力のブレを見せてしまえば、彼らの逆鱗に触れるだろう。それによって積み重なる精神的負荷(ストレス)は並の魔族であれば一日と経たず発狂するだろう。しくじれば孤立無援のまま命の危機に晒される極限の環境。その環境の中で彼らを欺き通し、目的を達成し続けたリーニエの精神性は半ば神の領域に達していた。

 

 だが、執行の日々を終え平和が戻ると、その精神に、僅かだが(ひび)が入り始めた。

 

 まっとうな魔族としての生を望んでいる筈なのに、この身は未だ人の血肉を口にできないままだった。

 気の緩みとも言い換えればいいのか、その緩みが訪れた途端、今まで頭の中に過ぎってこなかった思考が走馬灯の如く流れる。

 

 ――――人を食えない、魔族としての欠陥品が、人殺しがうまい事の何の意味があるのだろうか?

 

 魔族とは人間を獲物、もしくは食料としか見做さない。それがリーニエにとっては食料とまで行かず、精々が獲物止まりとなっていた。

 獲物を仕留める技術が高くても、仕留めた後には何の意味もなくなっているのだ。食べようとしても、苦い鉄の味を覚えた舌が受け付けない。

 

 執行の日々を終えた後、気ままに人間を襲ってしまおうと幾度と思ったことか。だが、一度たりともリーニエがソレを実行に移せたことはなかった。

 己の匿名性を守るという目的の為ならば何の躊躇もなく彼らを殺せていたのに、食べるためとなるとその牙を剥くことができなかった。

 

 ――――一体何なんだ、これは?

 

 ナニカに、蝕まれるような感覚があった。

 

 地獄の日々を終え、平和が戻ったことで、その自己矛盾の一端を自覚してしまったのだ。

 

 そもそも何を以て、自分はまっとうな魔族に戻れると思っていたのだろうか。

 魔族らしく人間を食せないからと、なぜその牙を自分は悉く同族に剥いていったのだろう。

 未だ、頭から離れないあの日の光景。忘れたくても忘れられない屈辱の思い出。

 既に、屈辱は十分過ぎるくらい晴らした筈だ。なのに忘れられない。

 否、地獄から脱却してからは、むしろ頭の中を過ぎる回数が増えていっているような気がする。

 

 既に過ぎ去ったものを思い出して何の意味がある。そんなの、至極無駄だ。何かを得られる訳でもない。

 邪魔だ、邪魔だ、早く私の頭の中から消えろ。

 お前だ、お前が全部悪いんだ。お前が私の頭の中にある限り、私はまっとうな魔族としての生を歩めないんだ。

 お前は邪魔でしかない。

 

 どうすればお前は消えてくれる?

 魔族らしく、潔く人間を食べ続ければ消えるのか?

 あれだけ人間を殺したのに、今更食した所でお前は消えるのか?

 

 ――――代わりに、多くを救えた筈なのに、どうしてお前は消えてくれない?

 

 これ以上、一体何をすればいいのだ。

 

 一瞬、霞がかった思考を最早気にも止める余裕すらなく、リーニエは自問する。

 いっその事、魔王が勇者パーティに討たれる事さえなければ、彼女はここまで煩悶することはなかったかもしれない。

 悶々としつつも、やがて頭を過ぎる光景さえ忘れてしまう程にすり減らし続けていた方が楽だったかもしれない。

 

 故に、リーニエを蝕むのは、中途半端な平和に他ならなかった。

 何も考えたくは無かった。

 もう一度、地獄を切望した。

 また、執行の剣として身を(やつ)したい衝動に駆られた。

 

 

「体は、剣で出来ている・・・・・・」

 

 

 幾度となく唱えた詠唱――しかし、心なしかその声に力はない。

 今更、全うな魔族に戻れはしない。されとて人にもなれはなしない。

 

 

「それでも、(つるぎ)で出来ている・・・・・・」

 

 

 ならばこそ、剣である事への逃避を少女は選ぶ。

 今まで何度もやってきたこと故、逃避という自覚すら少女にはない。

 

 

 ――――Steel is my body(血潮は通わず), and fire is my blood(その心は砥石).

 

 

 だが、少女はこれから思い知る。

 鞘がなく、抜き身のままの剣はさび付いていくのだ。

 血が通える程の空洞はない。故にいくらでも研ぎ、輝きを取り戻せる。

 しかし鞘に納まらぬまま剣を振るい、さび付く度に砥石で研いでいては――――

 

 

「リーニエ・・・・・・貴様、この、魔法使いの面汚しがぁッッ・・・・・・」

 

 

 やがて(からだ)砥石(こころ)も、すり減っていくのだという事を、思い知るのだった。

 

 

 

 

 

 剣戟が鳴り響く、迸る魔力の音が飛び交う。

 それらは全て一人の少女に向かう物。しかし、一瞬にしてそれらを放つ者たちはかき消され、残ったのは少女と巨躯の男一人。

 魔力の音が消失し、静寂を鳴らす剣戟のみがやがて世界を支配する。

 

 相対するは将軍と呼ばれる階級の魔族と、華奢な体つきの少女魔族。

 将軍の魔族の剣は明確な殺意を以て振るわれる、対して少女の剣はどこかぎこちなく心此処にあらずといった醜態を見せている。

 将軍の躯から溢れる魔力ははち切れんばかりに荒れ狂い、対して少女の魔力は揺れる天秤のように弱々しい。

 そして将軍の膂力は少女を一撃で叩き潰せる程強靭なのに対して、少女の膂力は儚い程弱い。

 

 

 

 それでも、少女は将軍の男を圧倒していた。

 

 

 

 魔族としての格は明らかに将軍の魔族の方が上の筈なのに、少女の技量はその上下関係を覆していた。

 

「クッ、何故だ・・・・・・!!」

 

 肩を切られ表情を苦悶に歪めた将軍は更に大剣を振るうが、それが少女に当たることはない。

 膂力も、魔力も、此方の方が上の筈だ。

 いくら少女の方が今まで()()()()()()()()()ことが分かっていても、その事実は変わらない筈だ。

 なのに、押されている。

 

「何故だぁッ!? なぜ貴様ごときっ!! 魔力を制限して欺くような下郎にっ!! オレが、押されねばいかんっ!!」

 

 肩を切られ使えなくなった右腕に代わり、左腕で我武者羅に振るうが、少女には当たらない。特段速く動いているわけでもない。されど蝶のように舞い、独楽のような回転に翻弄されながら躱される。

 そして、その大ぶりの隙に、少女の宝剣が差し込まれる。

 

「ガァ――――」

 

 貫かれるは心の臓。

 殺意のない剣の筈なのに、その身に染みついた技が、その技を覚えていた体が、あっけなく心臓を貫いた。

 大剣を振りかぶっていた将軍の剣が止まる、だが、その瞳は未だに少女を睨み付けている。

 命乞いすら考えられぬ程に、将軍の頭は怒りに支配されている。

 

 されど、その鉄槌を下すことは叶わず。

 

 ぐじゅり、と体内で容赦なく剣が回され、かき回される。ヒヤリ、とした空気が自分の体内を通っていくのを将軍は感じた。

 そのまま、横に、心の臓ごと抉り切られる。

 それを起点に、魔力となって霧散しながら、将軍の体は仰向けに倒れていく。

 

 そんな己に対してすら眼を向けず、手の平を見つめている少女に対し、怒りが頂点に達した将軍は。

 

「リーニエ・・・・・・貴様、この、魔法使いの面汚しがぁッッ・・・・・・」

 

 その呪詛は終ぞリーニエに届く事は無く、その巨体は魔力の塵となって霧散した。

 

 リーニエは、何かを考え込むように掌を見つめる。

 その瞳は普段の彼女らしからぬ、明らかな動揺で揺れていた。

 

 

 

「私の・・・・・・魔力制御が・・・・・・バレ、た?」

 

 

 

 震える喉で、途切れ途切れに呟く。

 見つめる掌は、彼女の瞳と同様に震えていた。

 執行者時代は一度も犯してこなかった失態を犯したという事実が、リーニエの心を抉る。

 

 模倣し培ってきた技にも、剣製にも、その衰えは視られない所か、むしろ今も積み上がっている。

 なのに、同じように培ってきた筈の魔力制限が、リーニエの魔族の軍勢への潜入を可能としたその根底の技術が、揺らいでいた。

 

 先ほどまでリーニエが戦っていた将軍とその率いる軍勢は、北部へ集まる魔王軍残党との合流を目指す魔族の部隊だった。

 今一度執行者に返り咲く決意を固めたリーニエは、その部隊への潜入を図り、その途中で魔力制限がバレて失敗した。

 裏切り自体は露見しなかった。だが魔力による力の上下関係を絶対とする魔族たちにとって、魔力を制限し欺く同族がいること自体が、許されざることだった。

 

 故に、欺きからの奇襲は叶わず、逆にリーニエは孤立無援のまま、怒り狂った同族達を迎え撃つハメになってしまった。

 それでも幸いだったのは、執行者時代を過ごしたリーニエの戦闘経験は既に迫り来る魔族の大群をモノともしなかったこと。

 早々に周囲の雑魚を片付け、彼らを率いていた将軍と正面からの一騎打ちをすることになった。

 リーニエと将軍の間には圧倒的な差があった。その魔力にも、膂力にも、体格にも、全てにおいてリーニエは劣っていた。絶望的なくらい魔族としての格の差が存在していた。

 しかし、常に孤立無援のまま戦い生き延びた執行者時代の経験を経て、リーニエは既に正面からでもそれを覆せる程の技量を身に付けた。それだけでは将軍級の岩石のような巨躯を傷つけることは叶わないだろうが、ソレを補うための武器をリーニエは自前で生み出せる。加えて武器を変え、模倣技を変えながら翻弄する戦法を用いることなく、ただ一本の複製品のみで戦い勝利してみせた。

 それも、魔力制限がバレたことによる動揺で心ここに非ずといった精神状態のままでだ。

 

 だが、もうこの時点でリーニエにとって、執行者時代の自分からは考えられない失態だということは言うまでもない。たとえ正面から討つ力量が己にあったのだとしても、そんな確実性の欠ける下手を打ったことは一度もなかった。

 執行を始めたばかりはまだ拙い部分だってあった。でもそれは狩りの方法や戦術の問題であって、魔力制限が露見したことは一度だってなかった。

 

 それなのに、こと今回に至ってとうとうソレがバレてしまった。

 

 制御した魔力の揺らぎとは即ち、精神の揺らぎに他ならない。

 たった一匹で多くの人間を利用し、多くの魔族を狩り取ってきた不動な筈のその心が揺れているのである。

 

「・・・・・・だから、何なんだよ、本当に」

 

 またお前か。また邪魔してくるのか。

 私を揺さぶるだけならばいざしらず、こんな(執行)時でも邪魔をしてくるのか。

 ふざけるなよ。

 こいつらを始末するのはもっと先の予定だったんだ。こいつらと一緒に北部に集まる魔王軍残党と合流し、また魔族狩りを再開する予定だったのに。

 

 あろう事か、こんな初歩で躓くのか。

 

 いくらリーニエだろうとも単独で北部まで目指そうとは思わない。魔王軍残党が集まっていくのに呼応するが如く、人類側もまた選りすぐりの戦士や魔法使いたちを北部へ集結させ始めている。

 そのような魔境の中で単独で北を目指そうとは思わない。単独でも目指せる力量はあるかもしれないが、かもしれない程度では実行には移せない。

 

 駄目だ、このままでは駄目だ。

 

「・・・・・・北部に行くのはやめだ。この調子じゃ絶対に足が付く」

 

 今のままでも他の魔族にはバレない自信はあるが、今回のように魔力探知を得意とする魔族には十中八九バレる。それ程にまで自分の魔力制御技術は落ちぶれている。

 

 北部に赴く前に、まずはこの“揺らぎ”をどうにかしないといけない。

 それでも魔族狩りは続けていくつもりだが、この揺らぎがバレるリスクを考慮すると、油断させて潜り込む手段は安易には実行できない。

 

 揺らぎが探知できない程の距離から、気付かれずに仕留める手段をメインに使っていく必要がある。

 

工程(ロール)分解(ブレイク)

 

 手元の宝剣を魔力に分解する。

 黒い魔力の球体に戻ったソレは、再び別の形を取っていく。

 

模倣(ブレイド)変化(オフ)

 

 力なく、そう呟くと同時に宝剣を形取っていた魔力は、愛用の白い洋弓へと変化する。

 リーニエがこれまで見てきた中で最も頑丈な素材で作り上げられた弓に、その弦を、とある魔族が操る随一の強度を誇る糸に置き換えた改造弓。

 模倣し磨き上げたヴァールハイトの弓術とリーニエの鍛えた眼を組み合わせれば、探知の届かない距離から気付かれず狙撃する事くらい造作もない。

 

 

「暫くは、コレ()をメインで行こう」

 

 

 剣を捨て、弓を取る。

 その行為に何故か――――決定的な何かに対する敗北感を感じつつも、リーニエはソレを選択する。

 リスクのある方法を取るくらいならば、より確実かつリスクの少ない手段を選び取る。

 その心構えこそがリーニエが今まで生き残ってこれた最大の要因だ。

 でも、模倣した技を生かすための剣を捨てたことは片時もなかった。

 それは単に、『模倣する魔法(エアファーゼン)』という単一の魔法を研鑽していく、自分に残っている唯一魔族らしい在り方だからだと、少なくともリーニエはそう自覚している。

 剣とは武器の象徴だ。武器として一番分かりやすい形をしている。斧、槍、短刀、その他打撃武器といった数ある種類の白兵戦武装の中でも、人類側、魔族側ともに剣が一番使用されている。

 つまり、リーニエにとって剣を捨てるという事は、今まで模倣してきた技の大半を捨て去るという行為に他ならない。大半の魔族からしてみれば今までの自分達の研鑽を捨て去る禁忌であったが、異端たるリーニエだからこそ辛うじて受け入れられる妥協案だった。

 

 

 でも、この敗北感の理由はまた違う気がするのである。

 

 

 結局の所、どこまで行っても根底が魔族でしかないリーニエには理解できないのだ。

 どれだけ彼の剣製に追いついた所で、致命的な共感能力不足から憑依経験をなし得ないのがその最たる証拠だ。

 完全に追いつくことはできないとリーニエも諦めている。だからこそソレを補えてかつ自分の唯一(ワンオフ)であるこの魔法に対する誇りは、むしろ他の魔族よりも強いつもりだ。

 でも、ソレが理由かと問われれば何か違う気がした。

 

 

「・・・・・・何でもいい。今はこの揺らぎを何とかしなきゃ」

 

 

 何者よりも魔力探知に優れているリーニエだからこそ分かる。どれだけ微小であろうとも、自らの揺らぎを敏感に感じ取れてしまうリーニエにとって、この魔力制限の衰えは致命的だ。以前のような刈りは続けられない。

 

 それでも、やる事は変わらないのだとリーニエは自分に言い聞かせるのだった。

 

 

 

 

 

 少し歩くと、遠くに人間達の営みが見えた。

 近くで魔族同士による争いがあった事に気づきもせず、安穏とした安らぎが漂っている。

 

「・・・・・・」

 

 ソレをリーニエは事もなげに眺めた。

 人を食えないリーニエにとって、人間達は積極的な狩りの対象ではない。

 その言葉に説得力がなくなる程に多くを殺してきたが、それらは全てリーニエの狩りに必要な殺しだった。

 己の狩りを知った者は一人たりとも生かして返さないという、そのスタンス故だった。

 つまり、狩りに必要と判断したならば容赦なく殺していく。

 

 故に、あの村も本来ならば見殺しにする予定だった。

 

 あの村は先ほどまで自分が潜入していた魔族の部隊の予定進路上にいたからだ。

 もしリーニエの魔力制限がバレずに進行が止まっていなければ、今頃あの村からは無惨な死臭が立ち込めていたことだろう。

 

 北部高原に集まる残党共に潜り込むのであれば、少なくともそれまでは彼らの軍勢の一員としてリーニエは振舞わなければならなかった。

 何なら彼らに対して自分の魔力探知の有用性を証明するために、逃げ惑い、隠れる人々の居場所を積極的に知らせるつもりですらあった。

 つまり、あの村はリーニエの失態が故に救われた集落なのだ。

 

 あの村はリーニエにとって、今回の致命的な失態の最たる象徴となり得た。

 忌々しいことこの上ない、筈なのに。

 

 

 

 ――――この、胸の中にスっと納まるような感覚は、なんだろうか?

 

 

 

 まだ人間を利用し始める前の、非効率な狩りを続けていた頃の感覚に近い物をリーニエは感じつつも、その正体にたどり着くことはなかった。

 何となくいても立ってもいられなくなったリーニエは背を向けて森林という闇の中に入っていく。

 

 その夜、リーニエは木陰で睡眠を取った。

 あの村にいた頃も、よく農園の林檎の木の下でこうして惰眠を貪っていた。目を覚ましたら、微笑ましそうに自分を見つめる2人がいたことを、薄らながらに思い出す。

 

 

 

 

 

 体を包めた衣を握るその手は心なしか、少し震えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 




今まで地獄のような日々だったからこそ、平穏が戻ると、今まで向き合ってこなかった喪失に蝕まれます。

・今回の複製武器
『白い洋弓』(仮名)
 初登場は3話から。白いフレームに黒い持ち手が特徴の弓。
 リーニエが今まで見てきた中でも頑丈な素材でできたフレームに、その弦を、とある魔族の操る糸の複製品に張り替える改造を加えたリーニエの愛弓。
 その糸は原作のフリーレン曰く、「この糸自体をどうにかするのは難しい」と言わせる程の強度を誇る。
 その糸の強度に耐えうるフレームの頑丈さもまた折り紙付き。
 主にヴァールハイトから模倣した弓技を行使するときに用いる。


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