はい、テストも終わり、大学も合格し、万々歳なアザトクです。
『ぷろろーぐ』を投稿して、この作品をお気に入りしてくれた方。
または感想をいただいた方、本当にありがとうございます。
では、第一話です。
平和な土曜日の朝、俺こと八神龍也は録画しておいた映画を見るべく、冷蔵庫で冷やしておいた麦茶といくつかのお菓子を用意し、万全の態勢でソファーに座った。
「おはよう、お兄」
「おはよう」
今日は妹のはやても家に居るのか、俺の中学の制服であるYシャツを着て現れた。
むしろそれ以外に何も着ていない。
「こらはやて、また俺のYシャツ着て……昨日寝る時にシワになるから脱げって言ったろ?」
「むーええやんか、これが一番寝やすいし落ち着くんやもん」
そう言いながら俺の方を向きながら、俺の膝の上に座るはやて。
「なんでそこに座るんだい?」
「ええやないか」
「いや、映画見るのに邪魔なんだけど」
そんな俺の声は聞こえていないのか、嬉しそうに俺の頬に手を添えてくる。
「ふふ、お兄。私はお兄の顔だけを見ていたいんよ。昔からそうやった。まだお父さんとお母さんが生きていた頃からお兄は私の世話ばかりしてくれとった。二人が死んでからもそうや。ヴィータ達が来てからは流石に私だけやのうてみんなのことも見るようになったけども、それでも私とヴィータのことをいつも一番に見てくれてとる。最近じゃ、ウチたちは管理局の仕事で家を空けることも多くなってもうた。だから休日の今日はお兄のことをずっと見ていたいんや」
愛しいものを愛でるかのように添えられた手は首の後ろへと周り、俺の頭を抱き寄せる。
「離して」と声を掛けるが当然の如く、離してはくれない。
頭の上からなんとも機嫌の良さそうな鼻歌が聞こえてきて、溜息を吐く。
「おはよう~」
俺が頭を抱きしめられて約20分経った頃、目を擦りながらパジャマ姿のヴィータがやってきた。
その手には依然にプレゼントしたウサギちゃん(大)のぬいぐるみがあった。
「おはようヴィータ」
「まだ眠そうだな」
「ん、眠くない」
そう言って俺の横に座ると、俺の身体に抱きついて眠ってしまった。
「ふふふ、ヴィータは可愛いなぁ」
「まったくだ」
もうどうにでもなれと思いながら俺はスヤスヤと寝息を立てるヴィータの頭を撫でるのであった。
さて、この二人をどうやって兄離れさせるかな?
感想って一人一人に返信した方が良いのかな?
それとも全員まとめて、感想のところで返事したほうが良いのかな?
そこんところがまだわかりません。