忍視点
「見てたのか」
「偶然ね〜だって2人して裏口行くんだもん」
まさかロボ子に見られてるとは、とりあえず
「このことは「言わないよ」 ロボ子」
「内緒なんでしょ? 僕の他に知ってる人いるの?」
「私とそらさんが知っていますよ ロボ子さん」
ドアを開け社長が入ってきた、外で聞いてたのか
「YAGOOやそらちゃんも知ってるんだね、もしかして2人も?」
「そらさんは変身しませんよ 私は」
その場で社長が回転し姿を変える
白のアンダースーツに4色のラインの入った戦士
「谷郷元昭又の名をビックワン 以後お見知り置きを」
「まさかYAGOOもとはね〜で さっきの幻魔だっけ? あれ確か10年前に活動を停止したはずだよね?」
それは俺達も気にはなっている事だ、10年前に奴らはエネルギーを使い果たし活動を停止したはず
「それは我々にも分かってはいないのです、たしかに10年前魔界にて決戦を行い彼らは活動を止めたはずだった」
10年前 俺や友は地元に湧いて出てきた幻魔を倒していたが社長達は魔界の住民と協力し幻魔の巣食う地に決戦を挑んだそうだ
その時確かに幻魔の出現口を破壊し活動を停止させたはずなのだ
「あの時たしかに彼らの入口は破壊し、異世界の住人が特殊な結界を張ったはずなのです」
この話しは俺と友も入社した時に聞いた、だから安心してたんだがな
「とりあえずまずは復旧をしましょう、タレントの皆さんも配信をできるなら予定通りにしていただき視聴者の皆さんにも安心していただきましょう」
幸いほかのメンバーに連絡をとったが皆無事のようで、本日配信の予定メンバーは配信を行う様だ
「2人共!」
「「そら」」
事務所のドアをやや荒めに開けて、もう1人の幼なじみときのそらが来た
「幻魔が出たって!」
「あぁ 10年振りにな」
そらは俺達が戦っていた時に協力してくれた1人だから幻魔については一般の人より詳しい
結局その後特に何事もなく、4日の月日が流れた
分かったことは2つ
1つは魔界の幻魔の入口、そこに深い霧が立ちこめ赤い水が湧き入口に近づけなくなった事
2つ再生怪人はあれっきりでてないこと
「正直収穫無し…か」
今は打ち合わせ用の部屋の一つに俺、友 そら 社長 ロボ子で集まって情報を出していた
「困りましたね、入口に近づけないとは」
「私もつてを辿って調べましたがこれ以上の情報は」
この情報も社長が集めて来たもの、目撃情報はロボ子がネット等からも漁ってくれた
コンコン
「誰か来たな、社長」
「えぇ どうぞ」
ドアを開けて1人のライバー 不知火フレアが入ってきた
「こんぬいー 今大丈夫ですかね?」
「えぇ どうされましたか?」
社長が尋ねると、フレアさんが水晶?を取りだし机に置いた
「これは?」
「私の故郷の皆と連絡を取る時に使う水晶です、ただ今日私達が交信してる精霊が呼びかけてきて」
フレアさんはエルフ、古くから精霊達とも交信を行う種族の為何ら不思議は無いが
「それをどうしてここへ?」
「それがここに行くようにって言われて、そしたら皆さんがいるから きゃっ!?」
すると水晶が光り俺達を光が包む
「っう……ここは?」
「皆さんご無事で??」
周りにはさっきの皆もいる、当たりを見渡せば空は宇宙が広がり地面には草が生え桜が咲いている
「どこ ここ?」
「僕のレーダーも効かないよ〜」
ロボ子のレーダーも効かないか…ポケットを確認したらドロンチェンジャーはある 友の手にもクロスチェンジャーはあるようだ
「急に呼んでしまって申し訳ない」
知らない声が響いた、奥から足音が響く
ピンクの体毛を持ち、両頬に金の装束を持つヤマネコの様な生物
「私の名前はギンガット 貴方達に伝えなければならない事がありフレアを通しておよびしました」
「ギンガット!どうしたの伝えたい事って?」
どうやらフレアはギンガットと顔見知り?の様だ、恐らく古くからの交信の相手にギンガットもいたのだろう
「地球に封じられた災いが目覚めました」
「災い もしかして幻魔の事ですか?」
友がギンガットに尋ねると彼女は頷き言葉を続ける
「あれはその昔 遠い宇宙に存在したエネルギー体、それが隕石に取り付きこの星に流れ落ちた」
「そのエネルギーはこの星の1つ 魔界に落ちそこである感情を飲み込んだのです」
ある感情?
「その昔 この地球にて戦い負け朽ち果てたもの達、貴方々が10年前にも戦ったスーパー戦隊に倒されたもの達です」
「私達が過去に倒し地獄に落ちた者たちは、隕石落下のエネルギーに吸い上げられ周りを漂い怒りの感情がエネルギーに乗り移った」
「そしてエネルギーは意志を持った、全てを破壊するという感情と呼ぶには浅くも禍々しいただ破壊の感情だけが」
「そんな どうすれば!」
「石を破壊するのです あの隕石に全てのエネルギーが集中している」
友の質問にギンガットは答える
「フレア 貴女も戦うのです、私の力を貴女に」
「私!? でも1人でなんて」
「1人ではありません フレアさん」
「えっYAGOO?」
「忍君 えーちゃんさん」
「「はい」」
「ビーックワン!」 「スーパー変化!ドロンチェンジャー!!」 「クロスチェンジャー!」
「えっ えぇ!?」
「私達も戦っていたのです、フレアさん」
「隠しててごめんなさい」
「他の皆を巻き込まない為だったんだがな」
フレアさんはあたふたしてるが段々冷静さを取り戻してきた
「フレア 恐れないで貴女には仲間がいる」
「仲間…うん ギンガット!私やるよ!」
ギンガットが微笑んだ気がした、そしてギンガットの目が光りフレアの左腕にブレスが装着される
「フレア 貴女達に栄光を」
「うん ありがとうギンガット」
フレアは腕のブレスのダイヤルを回し、スイッチを押す
「ギンガ転生!!」
フレアの周りを桃色の光と花びらが舞い上がり、フレアの頭上にギンガットの顔をもしたエンブレムが現れフレアにエネルギーを注ぐ
「ギンガピンク! フレア!」
「フレアちゃんが変身した!」
「お〜今度はピンク〜どんどんカラフルになるねぇ」
「っと ここは?」
「会議室のようですね、戻ってきたみたい」
ギンガット伝える事だけ伝えて戻しよった…
「フレアさん、貴女はその姿の事を打ち明けますか?」
社長はフレアさんにさっきの事を訪ねてる、正直姿を明かすか明かさないかは本人次第だ
「私3期生の皆には打ち明けたいと思ってるんです、私の大切な仲間だから」
「そうですか、我々は止めませんそれも貴女の自由ですから」
携帯の通知がなる、どうやらお出ましのようだ
「幻魔が出たみたいです、行きましょう」
「よしっ そらすまないが一緒に」
「うん! 避難誘導は任せて!」
「見つけた! あれはアーナロイド!」
アーナロイド、デカレンジャーに登場したアンドロイドの戦闘員
「よし 行くぞ!」
「「はい!」」
「スーパー変化 ドロンチェンジャー!」 「クロスチェンジャー!」 「ギンガ転生!」
桜が舞い俺を黒のアンダースーツに 友は立体エネルギーがアンダースーツに フレアは光の柱に囲まれ桃色のアンダースーツに包まれ変身を終える
「ニンジャブラック 忍!」
「ブルースワロー!」
「ギンガピンク フレア!」
各々が構えアーナロイドに攻撃を仕掛ける
「ふっ!はぁ!」
アーナロイドの顔を蹴り、その勢いのままもう一体のアーナロイドを蹴り飛ばす
「隠流 土崩し!」
印を組みアーナロイドの足場を崩し、下半身を土の下に埋める
「カクレイザー!」
動けないアーナロイドをホルスターから引き抜いたカクレイザーで撃ち抜く
「ブリンガーソード!」
低空飛行でアーナロイドを切り裂き、また上昇し着地残りのアーナロイドを切り裂いていく
左手でバードブラスターを抜き、その場で回転しアーナロイドを撃ち抜いていく
「やああああ!!」
一体のアーナロイドに飛びつき、爪を立て顔をズタズタに引っ掻いていく
「まだまだ! キバアロー」
機刃を取り出し、弓モードにしアーナロイドを撃ち抜いていく
アーナロイドの大群がフレアに向かっていく
「フレア!」
「大丈夫! こうゆう時は!」
手の平にエネルギーを集中させ両手をつきだす
「花びらの爪!!」
フレアの腕から花びらが舞い出てアーナロイドを飲み込んでいく
アーナロイドを飲み込んだ花びらが、まるで爪のように切り刻んでいく
「おー」
「全体攻撃あるの強いですね」
「2人共 まだ来る!」
フレアが指を指すと、地面が割れ怪人が現れる
「オルゲット?…でもなんか混ざってるわね」
ベースはオルゲットだけど腰や肩にイカのゲソの様な装飾をつけており刀を装備していた
「デーボォ 乱れ手裏剣!」
腕から大量の手裏剣を飛ばしてきた
「うおっ!?」
「「きゃあああ!?」」
「いきなりか!」
近くのビルを駆け上がり飛び上がり斬り掛かる
「ふっ!てや!」
刀をぶつかり合う音が響くが、目の前から突然オルゲットが消えた
「きっ消え ぐはぁ!」
後ろから!?
「このぉ!」
友が飛び上がり斬り掛かるが、また刀で伏せがれる
「こいつ! 強いじゃない!」
「ブラックボウ!」
「 」
「きゃあああ!!」
また消えた! しかも友に当たっちまった
「すまん 友無事か」
「大丈夫 だけどあいつなんで消えるの?」
フレアはジッと動きを見ていた
「私に任せて 多分わかった!」
星獣剣を構えフレアが斬り掛かる
「さっきのトリック! 前からじゃ気づけないけど」
星獣剣で斬り掛かるフレアの攻撃がたまらなかったのかまたオルゲットが消えた
「また消えた!」
「そう 消えたみたいに見えるけど本当は…」
星獣剣を構えたフレアが後ろに振り向き剣を振り下ろす
その刃はオルゲットを捉えた!
「影に潜っただけ! 影を追えば攻撃は当たる!」
「 !?!」
「とどめよ!」
フレアの星獣剣に、アースが集まり花のエネルギーを纏った逆手袈裟斬りを放つ
「花一心!!!」
「 グッ オオオオ!!」
切り裂かれたところからスパークしオルゲットは爆散した
「やったああ!」
「凄いよフレアさん!まさか影に潜ってるなんて」
「ホントによく気づきましたね」
フレアは頬を掻きながら照れくさそうに答える
「えーちゃんの攻撃が交わされた時下に沈んでるように見えたから、それにえーちゃんの後ろの下から飛び出してきたのも見えたからそれで影だ!って」
なるほど、よく見てる鋭い
「じゃあ言ってきます!」
「大丈夫ですよ、きっと3期生の皆さんなら受け入れてくれますよ」
「ただし俺らの事は」
「まだ伏せておくんですよね、わかってます」
その後の連絡で3期生の皆はフレアを受け入れてくれて、サポートもしてくれるとの事らしい
フレアさん達の友情に少し眩しく思えてしまう
「友 そら 今日家で少し呑まないか?」
「珍しいわね でも私もなんだか今日は呑みたいわ」
「いいね!久しぶりに3人でいっぱいお話しよ」
ならさっさと残りの仕事終わらせようか…
その日の夜は久しぶりに3人であの頃のように沢山の話しをして夜が更けていった
オルシノット
オルゲットをベースにデーボ・シノビンバを繋ぎ合われたもの
両肩と腰にイカのゲソの様な装飾に刀、シノビンバの忍術を合わせ持った合成怪人