やるぞ!冒険だ!


 そう考えて村をこっそり出て、冒険者になってから早20年と少し。
 怖い幼馴染もいないし、いつも監視してる師匠もいない生活に馴染む……というかとにかく自由に暮らせた。

 世界を救う一助になったり、騎士団の要請を受けて犯罪者を捕まえたり、はたまた王族からの勅命を受けたりと、魔人の暗躍に対抗したり、国家転覆を図ったり、武道会で優勝したり、ドラゴンの娘を拾ったり……大忙しだったが充実した日々だった。




 だが、そんな安寧の日々は終わりを迎える。

 契機は冒険者を引退しようとしてから2年後。
 奴らがやってきた……


 「誰かー!助けてくれー!!!集団ストーカーに襲われて───」


 『まあ散々好き勝手やったんだ、少しくらいは責任取ればいいんじゃねぇか?』

 今は亡き親友が天からそう言ったように聞こえた。

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 この物語は集団ストーカーとなったヒロインたちに追われる女たらしの主人公の追想です。

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