Muv-Luv 本土戦線異状なし、進撃せよ!   作:tonkacchi

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中身が全くないタイトルですね!
ちなみに、そのまま意味のです。
つまり、タイトルネタ切れです!
許してください、何でもしますんで!


第16話 2日目

 1999/8/2 8:00

 

 2日目の朝となった。この日も快晴で、朝から日差しがうるさかった。トンカッチはジェームズを探した。昨日はどうなったのかを聞かなければ。

 

「おはよう、ジェームズ。突然だが、昨日はどうだったのかね?」

「おはよう。まあ、話はしてきた。詳しい話はあっちでしようぜ。」

 

 そう言って、ジェームズとトンカッチは朝食を手に取り少し離れたとこで食べ始めた。

 

「それで、どうなんだ?」

「ああ、結果は…………。」

「結果は?」

「OKだった!やったぜ、トンカッチ!」

「おいおいおいおい、マジかよおいおい!やりやがったなこの野郎!おめでとう!」

「ああ、ありがとう!」

 

 その時、後ろの茂みから音がした。そこから、田島と村上、もちとヱルムがひょっこり出てきた。

 

「お前ら、盗み聞きしてたのかよ!」

「まあ、大丈夫だろジェームズ。俺も多分言いふらしてたかもしれねえし。」

「お前もかよ!」

「まあ、これは男子組の秘密ってわけだ。いいな、お前ら!」

「「「「Yes,my brother.」」」」

 

 そこに、ビルストも遅ればせながらやってくる。

 

「ふふふ、話は何となく察したぜぇ。面白いことになってきたじゃあないか!」

「「「「「「お前は黙ってろ!」」」」」」

「やっぱり、俺だけ扱い酷い、酷くない?」

 

 一方の女子組は優雅な朝食を嗜んでいた。

 

「…またなんかやってる。」

「そんなに気になります、大尉?」

「いや、何を話してるんだろうって思ったのさ。それより、速瀬。恋人のところに行かなくていいのか?」

「あら、速瀬中尉には恋人がいたのね!?誰か教えてもらってもいいかしら?」

「そんな、恭子さんまで乗ってこないでくださいよ!…もう大尉のせい、言うしかなくなったじゃないですか!」

「さあ、早く言いなさい。恭子も待ち望んでるわよ?」

「……………もち少佐ですよ!」

 

 みちる以外が口に含んでいたお茶が出そうになった。あまりにも、真っ当な答え過ぎたのだ。自分の死の危機に現れた、白馬の王子様(スナイパー)。惚れるには最高過ぎる条件だったが、あまりにも漫画のような展開過ぎたのだ。それが、その場にいた全員が笑いそうになった原因だった。みちるも初めて聞いたときは思わず笑ってしまったほどだった。恭子が質問をする。

 

「ほ、本当にあのもち少佐なの!?」

「え、ええ。何か問題が?」

「いいえ、不快にさせたらごめんなさいね。あの人、あの後すごく自慢しててね、私のところにもわざわざ来るくらいだったからね。よっぽどうれしかったんでしょうね。」

 

 さらに、宗像と風間が追及する。

 

「「で、どこまでやったの!?」」

「……………キスはしました。…結構、激しめの。」

「風間、聞いたか?」

「はい、これは凄いですね!」

 

 さらに、柏木が聞く。

 

「それで中尉は彼のどこに惚れたんですか?まさか、『助けてくれたから』だけじゃないですよね~?」

「当たり前じゃない!あの後、何回か食事をしに行ったりして、どんどん仲良くなっていったのよ。すごく話しやすい人で、波長が合うっていうか。」

「………宗像中尉、風間少尉、これは激熱じゃないですか?」

「激熱だな。」

「ええ、激熱ですね。早速言いふらしてきますか?」

「うわああああ!絶対にやめてぇぇぇ!」

 

 …………朝からとてもハードだった。

 

 

 10:00 南側海岸

 

 この日はビーチバレーをした。最初は女性組が平和にやっていた。全員が水着を着ており、その姿は男性陣を刺激するには十分すぎた。その誰もが、美しいボディラインを露にし、もはや芸術のようにも彼らは感じた。余りの美しさに彼らは動くことができなかった。

 

「トンカッチ大尉。俺、生まれてきて良かったっす!」

「…………村上ぃ、自分の恋人の水着見る気分はどうだと思うか?」

「新しい一面を見られていいんじゃないですか?」

「残念、不正解だ。答えをみせてやる。おい、野郎共ついてこい!自分の愛する女に突撃あるのみ!ジェームズ、もち、ヱルム、行くぞぉぉぉぉ!」

「「「了解だ!兄弟!」」」

「みちるぅぅぅぅぅ!!!!!」

「恭子ぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

「水月ぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

「クリスカぁぁぁぁ!!!!!」

 

 4人が女子同士の美しい景色に入り込むように突撃し、飛び込んでいった。そして、その全員が愛する者に殴られ、蹴られ、絞められ、避けられた。それを村上たちは後ろで見守っていた。

 

「「…………何やってるんだ、あの人たち。」」

 

 そして、偶然にも幸運は彼らに味方した。

 

「まったく、何と破廉恥な!…田島、村上。二人とも来い!お前らはこいつらと違って自制心があったから、参加してもいいぞ!」

 

 まさかの、伊隅大尉から参加権をもらったのだ。全員が納得しているようで、最高の状況だった。しかし、田島と村上の良心がそれを止めた。

 

「……くそぉ!……残念ながら、参加できません!俺たちは人の思い人に挟まれながら、遊ぶなんて、俺たちにはできません!」

「ほう?貴様ら、せっかくのチャンスだぞ?こんなに美女がいっぱいいるんだぞ?さらに、五摂家までいるんだぞ?こんな機会は二度と訪れないぞ?」

「それでも…………それでも!俺たちには行けません!」

 

 その時、ボロボロになって戻ってきたトンカッチたちが言った。

 

「おい、絶対に行くなよ?人の女に手出すなんて最悪だからな?」

「やったら、戦場でぶっ殺すからな?」

「…………滅殺!」

「戦車級の群れに生身でぶち込むからな?」

「「はいぃぃぃ!」」

 

 さらに、重い足枷が科せられたことによって行く気が失せた。しかし、事件は起きた。

 

「大尉、自分は言ってもいいでしょうか!?」

「ビルストか?もちろん構わんぞ?」

「…………そういうわけで、お先失礼!」

 

 ビルストはそう言い残し、そそくさと女子の群れに飛び込んでいった。この時、田島と村上の頭の何かがプツンと切れる音がした。

 

「村上ぃ、分かってるよな!?」

「ああ、田島!やるんだな、今ここで!」

「「大尉、やっぱり俺たちも行きます!一緒に遊ばせてください!」

「ふふ、パーフェクトだ。こっちへ来い!」

 

 そして、トンカッチたちから逃げるように走っていった。ぽつんと4人はその場に残された。そして、トンカッチが口を開く。

 

「…………俺たちはどこで間違えたんだろうな。」

「…最初からだろ。」

「最初からだね。」

「うん、初っ端からだね。」

「…焼きそば作って待ってようぜ。」

「「「…うん。」」」

 

 かなり落ち込みながら、彼らは焼きそばを作り始めた。もちろん、ビルストたちが変な気を起こさないように監視していなければならない。それは、拷問にも似た義務だった。自分たちの犯した罪はまあまあ重いのかもしれなかったが、あまりにも厳しすぎた。そして、彼らは凄く楽しそうに遊んでいた。それが、さらに彼らを苦しめた。

 

「…ジェームズ、油。」

「……………。」

「油よこせって。」

「…あ、ごめん。はい。」

 

 完全に意気消沈していた。

 

 

 12:30

 

 さすがに、疲れたのか昼食の時間となった。焼きそばの完成度は、ショック状態にしては最高峰の出来だった。全員満足してくれたようだった。それでも、4人の心の傷は癒えなかった。そんなトンカッチを見て、みちるはさすがにやり過ぎたと反省した。そして、トンカッチに耳打ちした。

 

「…今日、夜にもう一度ここにきて。さっきは悪いことしたから、ね?」

「え?それって…!」

「ふふっ、来てからのお楽しみよ!」

 

 一気にトンカッチの精神状況は改善され、全てのやる気が満ち溢れてきた。非常に単純な男であった。どうやら、他の三人も同様に何かあるらしい。彼らは食い終わった容器を片付け、後を残さないようにしっかりときれいに掃除をし、機材の撤収を始めた。その速度はまるで光のようであった。単純な男たちであった。その後は、海で泳いだり、水浴びをしたり、休憩をしたりと、海水浴を満喫した。

 

 

 18:00 炊飯所

 

 夕飯は中華料理が出た。色々なものが出てはいたものの、一番目立っていたのは蛇とカエルの唐揚げだった。ある意味では中華と言える。もちろん、ジェームズが取ってきて、トンカッチがしっかりと調理した。机に出た時は誰も手を付けなかったが、興味に負けた恭子が一番最初に蛇の唐揚げを食べた。

 

「…あら?意外とおいしい、というよりか普通にうまいわね、これ。特に臭みがなくて歯ごたえもあるし、下味がしっかりしてておいしいわ!」

 

 それにつられて、みちるはカエルの唐揚げを食べた。

 

「…………なんだか、鶏肉みたいな味ね。これもおいしいと思うぞ!」

 

 二人が美味しそうに唐揚げを食べるので、他のみんなもつられて食べ始めた。蛇もカエルも臭みと下処理をしっかりとし、下味も完璧にこなせば美味しく食べることができる。しかし、事前に言わずに並べたので少し注意された。しかし、この日の食事も満足度が高かったと言える。そして、みちるが再び耳打ちしてくる。

 

「…忘れてないよな?」

「ん?ああ、もちろんだ。さっきのとこだろ?」

「ああ。一応、酒でも持ってきてくれると嬉しいんだけど。」

「…分かった。いいやつ(15年物のウィスキー)、持ってくるわ。」

 

 そして、みちるは自分のテントに他のみんなと一緒に戻っていった。

 

 

 22:00 南側海岸

 

 今日は満月の夜だった。昨日より辺り一帯が、輝いていた。片手にウィスキー、もう片方にグラスをもって海岸までトンカッチはやってきた。あたりを見渡すと、少し高台にみちるが座っていた。彼女が話しかけてくる。

 

「…………本当にいい景色だな。」

「…夜の海は恐ろしく、危険だと言われている。しかし、美しさを同様に持ち合わせており、それは人を惹きつける。まったく、素晴らしいものだな。」

 

 そう言いながら、ウィスキーを開け、グラスに注いだ。そして、互いに乾杯を交わす。

 

「ふぅ。ようやく、ゆっくりトンカッチと話せる。」

「…どうした、やけにしんみりしてるじゃないか?」

「…………さっきは、ごめん。」

「なんだ、あれか?別にあれはTPOを考え切れていなかった。こっちこそすまん。」

 

 そして、またみちるは黙り込んでしまった。やはり、今のみちるはどこかおかしい。

 

「なあ、本当に大丈夫か?」

「ああ、ちょっと考え事しちゃってて。あなたに、どうやって伝えればいいかわかんないの。」

「なるほどな…………。じゃあ、俺から話してもいいか?」

「いいわよ?何かあるのかしら?」

 

 トンカッチにはずっと温めてたプランがあった。実行時期はもう少し遅いほうが良かったが、いつ死ぬかわからない。このような機会はほとんどないのだ。今言うしかない。月明かりがさらに強くなり、二人を明るく照らした。波は何かを察したかのように静まり返った。ついに、トンカッチは言った。

 

 

 

 

「みちる、俺と結婚してくれ。」

 

 

 

 

 彼女の顔は月明かりに照らされながら、赤く染まっていた。そして、涙を自然と流していた。みちるはその言葉の重みをかみしめるように、しばらく黙っていた。それを、トンカッチは待ち続けた。そして、みちるは返答をした。

 

 

 

 

「…不束者ですが、宜しくお願い致します。」

 

 

 

 

 彼女は更に号泣した。

 

「私ね、今とっても嬉しい!ありがとう、トンカッチ、愛してる。」

「……俺もだ。俺も、愛してるよ、みちる!」

 

 みちるを見て、思わずトンカッチも、もらい泣きしてしまった。

 

 

 そこからの2日間は長いようで早かった。そして、彼らは休養を終えて横浜基地に帰っていった。恭子もどうやら、横浜基地に一時駐留することとなった。そして、再び戦地へと赴くこととなった。




最後が雑だって?結局トンカッチが手出してないって?うるせえ、前書いたろうが!余談ですが、ジェームズはこの時、恭子と酒を飲んで談笑したのみ。五摂家にあんなことやこんなことはさすがにさせれません。
もちは水月に結婚を申し出た結果、見事に成就。よかったね。

これで、無人島休養は終わりです。終わり方が急だったのはこれ以上作者が日常パートを入れると精神崩壊しかねないからです。許してください。

また、今回の話で宗像と風間、柏木が出てきたように、A-01部隊のメンバーは207小隊以外のメンバーはもう存在しています。説明不足ですみません。




今回の友情出演組です。(敬称略)

ヱルム・ビャーチェノワ(@ElM_Su37UB)
もち(@mochi02913)
ジェームズ・スミス(Lt_smithFFR41mr)
ビルストと戦術機好きの男(@Yuki90300757993)

出演許可を頂き、感謝しております。ありがとうございます。

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