Muv-Luv 本土戦線異状なし、進撃せよ!   作:tonkacchi

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そろそろ友情出演組出してえな~
設定めちゃくちゃ気にするマジ~
Xに潜って性格確認するだけ~
ピクシブにも潜って、いろんな小説見て設定確認するだけ~
そんでミスってぼこぼこにされるだけ~
小説楽しいな~

………作者君、ルビタグ生成の方法をようやく理解し始めたってマ?


第4話 過去と戦場

 21:40 横浜基地内のバー

 

 トンカッチとみちるは引き継ぎ作業を終えてから、2人だけでバーへと入っていった。早いところだと店じまいしている店も多いが、このバーだけはいつも朝まで開いているらしい。看板には『BAR ジャンヌ』と書かれていた。ショーケースにはたくさんの酒が並んでおり、年代物から比較的安いものまで数多く置いてあった。店の中の雰囲気はとても良かったが、客はおらず、マスターらしき男がグラスを丹念に拭いていた。そして、マスターが席を指差す。2人はそれに従ってカウンター席に座った。そして、マスターが話しかけてくる。

 

「初めまして。まず何から飲まれますか?」

 

 マスターは水を出しながら聞いてきた。水を一口含んでからトンカッチは注文した。

 

「すまないがマスター、日本のバーは初めてなんだ。おすすめのは無いか?」

「そうですね、ではこちらとかどうでしょう。」

 

 マスターは後ろの棚からボトルを一つ取り出し、グラスに注ぎ始めた。

 

「…1対1の水割り(トワイスアップ)か。」

「ご名答です、どうぞ。ワイルドターキーの8年物です。お連れの方はどうされますか?」

「私も、同じものを頼む。」

 

 そして、カウンターに2つ同じものが並べられた。二人は小さく乾杯した。しばらく雑多なことを話し続け、お互いに3杯目を迎えるところだった。

 

「そういえば、みちるは何故俺を飲みに誘ったんだ?」

「そうだったな。貴様いや、トンカッチに聞きたいことがあったんだ。」

 

 そう言い、みちるは少し息を整えた。その間にマスターは奥へと戻っていった。

 

「…その、なんだ。トンカッチはなんで帝国軍に所属していたんだ?通常であれば国連軍の配属になるはずなんだ。」

 

 やはり、その話だった。いくら日系とはいえ、日本人しかいない帝国軍かつ秘密部隊のようなものに所属していたとすれば聞かれるのは当然だ。この話は一応、一部なら話して良いことにはなっている。

 

「俺の家の事情でなった、と言えばいいかな。俺は2歳の時に母親を亡くし、10歳の時にはBETAによって父親も殺された。それで、日本にいる遠い親戚の養子になった。その時、養子になる条件として『帝国軍への早期入隊』が課せられた。」

 

 トンカッチは一気にグラスに残った酒を飲み干した。

 

「それで、俺は12歳で訓練校へ入学。14歳の時には戦術機で初陣、死の8分を超えて生還した。と言っても後方支援だったがな。そして、17の時にアイツに出会った。」

「アイツとは誰なんだ?」

「第78特殊戦術機中隊中隊長、権田直樹少佐だ。名前だけでも聞き覚えのあるはずだ。アイツは俺の部隊の中隊長だった。」

 

 みちる然り日本人なら知らない者はいない名前だった。権田直樹少佐は、BETA戦役において多くの戦果を挙げたとされ、連日メディアで報道されていた。しかし、今から2年前にクーデター計画を企て、露見し、逃亡。その1か月後に帝都城前で何者かに射殺された。このことは日本だけでなく世界各国でも報道された。無論『BETAだけでなく国民も抑えることのできない愚かな国』というレッテルを張られて。

 

「俺はその時、運よく単独で要塞級を2体撃破したんだ。そのことを買われて特戦隊に誘われた。若き天才衛士として、な。」

「しかし、知っている限りではあるが特戦隊は純系日本人でなければ入隊できないはずなのでは?」

「そうだ、だから俺は国籍を変更させられた。部隊の奴らからは、それが原因で人種差別を手酷く受けた。もちろん、少佐は見て見ぬふりをしていたけどな。」

「にしても、なぜ少佐はそうなると知ってもトンカッチを入れたんだろうな。」

「さあな。もう死んでいるから真相は知らない。だが、なんとなくだが、アイツは俺たち部隊員に闘争による成長を求めさせている節があった。まあ、これ以上のことはまた今度話そう。」

 

 既に時計は23時を超えていた。さすがにこれ以上遅くなると明日からの業務に支障をきたす。

 

「そうだな、少しでもトンカッチの話が聞けて良かった。感謝する。ところでなんだがな…。」

 

 また彼女は誘ってきたときと同じ顔をした。

 

「その……彼女とかはいるのか?」

「いないが、それがどうした?」

「いや何でもない!忘れてくれ!いや、忘れないでも欲しいが。やっぱり、忘れてくれ!それじゃあまた明日!」

 

 そう言いながらみちるはお代を置いて早々と出て行ってしまった。全く質問の意図が分からなかったが、恐らく酔っているのだろう、そのようにトンカッチは判断した。

 

「さて、俺も帰るとするか。マスター、会計お願いしてもらっていいか?」

 

 そう言うとマスターが店の奥からひょっこり出てきてこう言った。

 

「…全く、あなたも罪なお方ですな。いいものが見れたことですし、今日はお代はいりません。こちらのお金も彼女に渡しておきなさい。もちろん、あなたが払ったということにしておいてくださいよ?」

 

 マスターも変な人だと思いながらバーを後にした。

 

 

 

 翌日5:43 ブリーフィングルーム

 

 今日は朝早くから警報で起床させられた。新潟県の海岸線にBETAが多数上陸したとの報告を受け、帝国軍本土防衛隊が戦闘を開始。帝国軍はBETAの動きから、目標はこの横浜基地と判断。経路は長野、山梨を経由し向かうルートの可能性が高い。そのため横浜基地にも防衛基準体制(デフコン)2が発令された。早速みちるが状況を説明する。

 

「朝早くからBETAのお出ましというわけだ。現在は帝国軍第12師団がBETA群と接敵している。BETAの規模は2個旅団規模だそうだ。増援として帝国軍第14師団も向かっているらしいが、間に合わない可能性が高い。そのため、我々A-01部隊と米国海軍第103戦術歩行戦闘隊(ジョリーロジャース)が共同で山梨県甲府市に展開、防衛をする。現時刻から1時間以内に準備をして戦術機に搭乗しろ。詳細説明は移動中に行う。解散!」

 

 どうやらジョリーロジャースまで出すあたり、米国側も横浜基地を重要視しているらしい。確かに言われてみれば、今まで見てきた基地の中でもかなり規模が大きい。何かしらの秘密でも抱え込んでいるのかもしれない。まあ、一介の兵士ごときには関係のない話ではあるが。

 

 

 6:30 第4戦術機格納庫(ハンガー)

 

 第4戦術機格納庫はA-01部隊専用の格納庫となっており、ここには94式戦術歩行戦闘機(不知火)が配備されていた。最奥には大破状態の彩雲も吊り下げられていた。トンカッチには予備の不知火が与えられた。急いで機体の調整を施す。ただ、前任者が自分と似ていたのか設定はほぼ変更せずに済んだ。そして、機体を外の運送用トレーラーに動かした。一応前にも乗ったことがあるが、どうにも彩雲と比べると動きが硬すぎる。あまり好きではないタイプだ。そう思いながら、移動の準備をした。これが、この隊での初陣となる。

 

「…やってみせるさ。二度とあのような失敗はしない!」

 

 そうトンカッチは固く決心した。




そういえば、なんで横浜基地がもう稼働してるのかって?
それは、明星作戦が3年早まったからさ!
あと主は酒はわかりません。それっぽく書きました。
あと、ご都合主義な場所は気づき次第、後書きで補足します。

ん?トンカッチの掘り下げが弱すぎる?馬鹿野郎!もっと後で深く掘るんだよ!期待して待ってろ!



……しばらく投稿しなくなるかもです。
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