Muv-Luv 本土戦線異状なし、進撃せよ!   作:tonkacchi

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第45話 因縁の対決

 19:15 天城高原料金所

 

 権田と部下3人は第66戦術機甲大隊の1個小隊と対峙していた。部下の機体は不知火壱型丙と不知火甲型のキメラだった。胸部と腕の一部が壱型丙でそれ以外は甲型だった。この機体の名前など無い。強いて言えばツギハギ不知火だろう。

 

 その彼らの見る先にいる66大隊の奥には殿下が倒れているのは確認できた。ちょうど機体も待機状態になっており、狙撃しようと思えばいつでもできる状況下にあった。

 

「隊長、いつでも殿下は狙える位置にいます。発砲しますか?」

「馬鹿、今撃ったら斑鳩にどやされるぞ!…その時になったら連絡する」

 

 彼ら4人にとって殿下の身の安全はどうでも良かった。正直殺したいくらいだからだ。帝国の民全員が殿下を敬愛しているわけではない。彼ら4人にとっては復讐すべき旗頭に過ぎない。目の前の米軍はF-22を使用しているようだが、恐らく中身の衛士は我々の相手にならないほどの腕前だろう。

 

 それよりも厄介なのは奥にいる武御雷だった。4機いたが、そのうちの1機は赤色の塗装がされていた。赤色となると譜代武家になる。身内だと真壁とかいうやつがそうだった。このエリアには流石に真壁はいなかったので、また別の誰かだろう。

 

 白色の武御雷もいる。それを取り囲むように97式戦術歩行高等練習機『吹雪』が6機、撃震が1機いた。吹雪も撃震も国連軍の所属のようだ。どっちにしろ殺してしまえば問題ない。だが、権田も迂闊に前に出ることができなかった。数的には不利な状況だ。それに戦術機の質の差もある。

 

 互いに1歩も歩みだせない不思議な状態になっていた。その間に殿下は引きずられながら白色の武御雷に回収された。すぐにロックオン目標をその武御雷に変える。そして広域通信に切り替えた。

 

「私は権田直樹である!そこの白色の武御雷、もとい煌武院悠陽殿下。今すぐに機体を降りろ!貴機は既に我々にロックオンをしている!動きが一つでもあれば…撃つ!」

 

 4機のロックオンは白色の武御雷に集中していた。

 

 

 同時刻 天城高原料金所より北方2km

 

 トンカッチ以下A-01は護衛部隊の救難信号を受信し、すぐに補給を終え向かった。だが、権田の広域通信も同時に受信した。補給時に全員マントを装備したため、まだ彼らにはバレていないだろう。武装も通常の87式と74式に換装している。相手はたった4機だった。このまま背後までステルスで回り込めば撃墜も可能だろう。

 

 だが、トンカッチはそれを頑なに拒否し続けた。

 

「なぜそこまで拒否するんだ!?今がチャンスでしょ?それに…あなたにとっては因縁の相手、今ここで討たなければいつ討つのよ!」

「黙れ!…いいから黙っててくれ、みちる!」

 

 確かに不意打ちは可能だった。しかし、相手はあの権田だ。どこまで落ちぶれようとも、奴の戦術機しかり戦闘スキルはこの国でも並ぶものは数少ない。まず報復射撃により殿下は殺されるだろう。その後は戦闘になる。たとえその戦いに勝ってところで、本来の目的の殿下の護送が達成できない。

 

 トンカッチは半分賭けではあったが、とある作戦を決行することにした。それはトンカッチが囮になるというものだった。権田は軍人ではあるが、トンカッチという人間には大いに興味を持っていた節があった。上手くいけば隙が生まれる。どのみちこの部隊で奴を相手にできるのはトンカッチしかいないというのもあった。

 

 それに一番の脅威は権田だった。それ以外は数で圧倒できるはずだ。すぐに暗号通信で前方にいる撃震に連絡した。わざわざ撃震を出すということはよほどの熟練衛士でなければしない選択肢だ。他にもF-22や武御雷もいたが、指揮官のようなポジションにいるのも撃震だった。

 

 また、みちるの推薦もあった。彼女曰く、知り合いの可能性が高いそうだ。送った内容としては、A-01が陽動を行う隙にすぐに戦場を離脱しろというものだった。すぐに応答してくる。向こうも了承してくれたようだ。物わかりのいい部隊指揮官は都合が良くて助かるものだ。作戦開始時刻は19:20に設定した。

 

 開始までに他のA-01メンバーには散開させて、護衛部隊と挟み撃ちの格好になるように陣取らせた。

 

 

 19:20

 

「全機、作戦開始時刻だ。手筈通りに頼むぞ!」

 

 トンカッチはマントを脱ぎ棄て、スピーカーの音量をMAXにして権田に近づいていった。

 

「これはこれは権田()()()じゃないですかぁ!YOUは何しに天城高原料金所へ!?」

「この声、その機体…………君はトンカッチ君じゃないかぁ!?探したんだぞぉ!?」

 

 どうやら奴はトンカッチの機体まで把握しているようだ。恐らく奴が独自の情報網で得た情報だろう。トンカッチは権田を引き付けるため続けて挑発した。

 

「それよりも権田ぁ、お前随分みすぼらしくなったんじゃねえの?俺はお前が死んだと思われてから最前線勤務でいい機体ばっか乗らせてもらってよ、今じゃ自分専用機まで作ってもらっちまったんだぜ?……それでお前はどうだ、その不知火もどき。まるで敗走兵の姿そのものじゃないか!」

「…………敗走兵だと?」

「そうだよ、敗走敗残逃亡その姿無様無様無様極まりなし!それが今のお前の姿だよ権田!」

「…………まったく、まるで教科書通りの挑発だなトンカッチ君。君に教え込んだのはそのようなスキルではなかったぞ!…………ま、先に君から殺してあげるのも一興かもしれないがな」

 

 権田は機体の向きをトンカッチに向けた。その瞬間、トンカッチは125mm砲発射機から閃光弾を発射した。飛翔体を瞬間で察知した権田はすぐに防御の構えを取る。だが閃光弾は目の前で炸裂し、辺り一帯をまぶしく照らした。その隙に包囲していたA-01が一斉にロックオンする。同時に殿下の護衛部隊が急速発進する。

 

 発進した際の跳躍ユニットの土煙が良いスモークになり、他の権田の部下たちのロックオンを解除させることに成功した。だが彼らもそこで逃すような間抜けではない。すぐに戦闘状態に移行する。武御雷に再度ロックオンを試みる。だが、妨害する形でA-01が割り込む。彼らは余儀なくA-01との戦闘を開始させられた。

 

 戦場の状況としては、66大隊とA-01 VS 権田の部隊という状況だった。66大隊のF-22は持ち前の機動力を生かしてツギハギ不知火を足止めする。しかし、ツギハギ不知火はどこか様子がおかしかった。というのも、圧倒的数的劣勢をカバーし続けているのだ。並の衛士なら既に狩られている。ベテランでも追い込まれつつあるはずだった。

 

 しかし、ツギハギ不知火は追い詰められるどころか、優勢にまでもっていっていた。中には戦線を突破し護衛部隊に迫ろうとしている機体まであった。トンカッチ然りその場の全員が疑問に思った。それを察したかのように権田が口を開く。

 

「なあトンカッチ、本来なら数的劣勢のこの状況。枚数が有利な君たちの方が勝てると思うだろ?では問題だ。この状況を覆す方法は何だと思う?ヒントはそうだな…彼らの機動を見てみたまえ」

 

 権田は朧改に持たせていた長刀を地面に突き刺した。どうやら回答時間はくれるようだ。よく観察してみる。5秒ほど見ているとある違和感を覚えた。それは、まるで人がいないような動きをしていたということだった。さらに若干機体から青く発光していた。

 

 非人間的な戦術機の機動、青い発光、このことから導き出されたのはあるシステムのことだった。

 

「…………権田お前、アレをどこで仕入れた?」

「アレとはなんだアレとは。しっかり正式名称で言ってみろ。それともこう言ってほしいのか?…つい最近死んだお前の戦友の機体のOSと対になるOSを積んでいる、こう言えばいいのかなトンカッチ君!?」

「黙れ!…………Aresだな」

「正解だ!よくできましたトンカッチく~ん!」

 

 答え合わせをするかのように、空中で1機のツギハギ不知火が胸部を長刀で貫かれたというのに動き続けていた。権田は突き刺した長刀を引っこ抜き、切先をトンカッチに向ける。トンカッチもそれに対して構えなおす。権田と何度か78中隊所属時に戦ったことはあるが、一度も勝ったことはない。

 

 というのも、奴の攻撃パターンは毎回変わるのだ。癖が一切ないのだ。だがトンカッチもこの数年の間でかなり成長していた。今は謎の自信さえある。跳躍ユニットをチャージし、急加速の準備を整える。権田はそれに対して直立のまま、上段で構えていた。そして、トンカッチはチャージを全開放し一気に加速し迫る。

 

「行くぞ権田!」

「いいですよぉトンカッチ君!私たちの因縁をここで終わらせようじゃないか!?」

 

 村雨が長刀で横薙ぎをした瞬間、朧改は高く飛んでいた。機体にジャンプさせたのだ。その位置エネルギーを利用して振り下ろしてくる。すぐに肩部の補助スラスターにより回避する。だが、地面に突き刺さるかと思った朧改の長刀はすぐに戻ってきた。ギリギリ右足で長刀の軌道を逸らさせる。

 

「燕返しか!」

「ご名答。まさかトンカッチ君、これくらいで驚いているのかい?じゃあ、俺は殺せないねえ!」

 

 すぐに権田は攻勢に転じる。見た目では一刀流だが、実際には短刀を差し込んできていた。対するトンカッチは長刀の二刀流だった。関節強度が強く設計されている村雨には有効な戦闘スタイルだった。だが、徐々に押され始めていた。形勢が怪しくなってきたので、背部の兵装担架を起動して射撃する。だが、近距離というのにもかかわらず回避してくる。

 

 距離を離しても権田は離れなかった。隠し武器の全てを知られているため、不意打ちには期待できない。そのため、全身に仕込んでいる短刀とモーターブレードを全展開する。流石にこれには権田も距離を離した。その間にトンカッチはパネルを操作して、OSの管制画面を開いた。そして権田に話しかける。

 

「権田、俺の機体のOSについては知ってるか?」

「ああ知っているとも。確かXM1だったか?佐渡島の時には大分暴走したと聞いている。まさか、そのOSのままなのかい?」

「……ふふっ、お前の情報収集能力も所詮はその程度だったんだな?こいつの名前はXM2A。XM1を超える最新鋭OSだ。現在は佐渡島のような暴走状態には()()()ならない」

「…………まさか!」

「そのまさかだよ権田!こいつはあくまでロックを掛けてあるだけにすぎねえ!つまりよぉ、そのロックを解除すればいいんだよ!」

 

 トンカッチは全てのロックを解除した。

 

『XM2A:Killer mode ENGAGE』

 

 この表示がトンカッチの網膜投影に映し出された。さらにパネルを操作する。

 

『Mars.Mk-2:Copy complete. Phase D ENGAGE』

『Ares:Copy complete.Phase D ENGAGE』

 

 本来なら村雨には搭載されていないMars.Mk-2とAresがどちらもフェイズDにて起動した。そして新たな文字が出てくる。

 

『XM3F:Full construction complete. ENGAGE』

 

 XM3F、武が未来のことを話している際に出てきたXM3という言葉に似ていた。XM3は彼曰く、すごいOSなんだとか。本来なら武が別の世界線に行って参考資料を取ってきてからの作成となるはずだった。だが、武は既にそれを行った世界線から来ているのだ。つまり、作ろうと思えばいつでも作れる。

 

 そのため、既にXM3の原形が完成していた。それをXM2Aが自動的に再構築して、他のOSを利用して構築したのだ。Fは偽物という意味のFakeから来ている。前々からXM2AにはこのOSの組み立てを任せていた。勝手にXM2を作り上げたXM1の子だからまた作ってくれるだろうというトンカッチの投げやりな期待もあった。

 

 だが、XM2Aはそれに応えた。ならば、今度はトンカッチが応える番だ。

 

「来い権田。先ほどまでの俺とは違うぞ?」

「手加減してたってのか!?…………はっ、たかがOSが変わった風情で!馬鹿にするなよ、クソガキ!」

 

 権田はブチギレながらもパネルを操作し始めた。さらに、シートの下にあるスイッチを押し込んだ。

 

『Ares zwei:Phase Z stand by―――GO』

 

 朧改は、カメラユニットを煌々と照らしたと同時に赤く発光し始めた。

 

「お前に新型OSがあるように、俺にも奥の手はある!これで最後の手も互いに出し尽くした、最期の勝負だトンカッチぃ!」

「やってやろうじゃねえか、権田ぁ!」

 

 互いに鎮痛剤と酔い止め用のスコポラミンが投与される。これで体への負荷は一時的に感じなくなる。互いの身を削りあう戦いが始まった。

 

 すぐに朧改が加速して突入してくる。それを真っ向から村雨が受け止める。およそ人間の反射速度では成しえないものだった。だが、XM3Fはそれを超える。暴走状態をデフォルトとした戦闘機動、中身の衛士のことは最低限にしか考えられていない。その分、反射速度や機体制御において本来の機体性能をすべて引き出していた。

 

 対する権田も、Ares zweiのフェイズZを駆る。フェイズZに至っては、中身の衛士の生死は問われていない機動を取ることができる。こちらに至っては機体が悲鳴を上げ始めていた。だが、無理やり抑え込み戦っていた。

 

「俺はずっとお前の影に怯えていた!お前が死んだ後と報道された後もだ!78中隊を抜けた時だって、A-01に入ることによって今度は俺が山本や島本のように暗殺されるんじゃないかって!」

「そいつは良い!俺もな、ずぅっとお前が殺しに来てくれるんじゃないかと楽しみに待っていたんだぜ!?お前は俺を唯一殺せる衛士だと、俺はお前を78中隊に拉致ったときから確信していたんだよ!そういう風に育てたんだよ!だからお前は俺の影にずっと怯えていたのさ!殺し殺されあう関係性に知らず知らずのうちになっているからなぁ!」

「俺はこのことを俺の嫁にすら伝えていない!アイツを怖がらせるからだ!お前らはこの世界の癌、膿、ゴミだ!」

「それでもいいさ!?そうやってお前が苦悩し続けるのが俺の愉悦になるぅ!」

「このゲス野郎がぁ!」

「殺しあいを楽しもうぜトンカッチぃ!」

 

 権田が一気に朧改のパワーを上げさせて、高速で長刀を乱れ突きした。そのすべてを村雨は姿勢制御で避ける。避けきれないものだけ短刀で受け止める。一瞬突きが深く入り過ぎた瞬間、すぐに脚部モーターブレードを朧改にぶつける。だが、胸部の装甲が吹き飛ばされ、そのチェーンソーは無意味な装甲材を削り取る。

 

 朧改に増設されていた増加装甲だった。これが爆薬で吹き飛ばされた。権田にとっては一種の攪乱戦術に用いるつもりだったが、功を奏した。しかし、今度は村雨のターンに変わった。

 

 長刀に横回転と縦回転を1本ずつかけさせて、朧改に投げつける。同時に、近距離射撃戦を開始させる。今回装備させていた背部の4門の突撃砲が朧改の行動予測地点に射撃する。どこに逃げても当たる撃ち方だった。本来なら独立して射撃することなど衛士には難易度が高すぎてできたものではない。だが、これもXM3Fの制御のおかげだった。

 

 トンカッチの思考を強化装備から読み取り、実機に反映させる。だが、権田は一切避けない。逃げる先に弾が飛ぶなら、逃げなければ弾は全て当たらない。簡単だが、実行するにはあまりにも度胸が必要だった。すぐに長刀による近接戦を再び始める。トンカッチも突撃砲をすべて捨て、全身の短刀で挑む。

 

「やるな権田!だが、その思考パターンは読めている!」

「俺もお前がそう来ると思ってたよ、トンカッチぃ!」

 

 村雨が右足を薙ぎ払うように蹴りつける。それを朧改が短刀を持つ左腕を犠牲にしながら受け止める。だが、左腕に食い込み過ぎたがゆえにモーターブレードが止まってしまった。すぐに逆回転させるも全く動かない。実質足を固定されて動けなくなる。動けなくなった村雨を長刀が襲う。

 

 XM3Fは自動的に左足をパージする。MROSを逆に使ったのだ。取り付けれるなら、外すこともできる。ギリギリ長刀を躱し、右腕の短刀を朧改の頭部に突き刺す。首を取ったが、まだ朧改の動きは止まっていなかった。その姿はデュラハン(首無し騎士)だった。得意の燕返しを胸部に受ける。一気に火花を上げる。

 

 互いに負けじと鍔迫り合いをする。村雨の頭部のフェイスカバーが衝撃で破損し、赤目のスリットアイが現れる。鍔迫り合いをしていくうちに、その赤目は青目に変貌していた。機体各所から青い煙のようなものが排出され始めた。同時に朧改からも赤い煙が排出され始めた。特に欠損、破損した箇所からの排出量が多かった。

 

 朧改は悲鳴を叫ぶかの如く赤く燃え上がったように見えた。それと共に苛烈な攻撃が再開された。まるで獣のような戦い方だった。呼応するように村雨も唸り上げる。その悲鳴は村雨の方が大きかった。何度目かの鍔迫り合いを制し、ついに右腕の短刀の切先が朧改の胸部を捉えた。

 

「死ねぇ権田ぁ!」

「ちいっ!」

 

 防御するために長刀を構えるも、短刀は長刀を折りながら胸部を深々と突き刺した。それでも必死の抵抗をしようと、短刀を取り出して村雨に攻撃しようとする。

 

「俺が死ぬなら……お前も道ずれだぁ!」

 

 決死の相打ちの短刀もまた、村雨の胸部を捉えていた。だが、一瞬の動きで受け止める。そして、右足で蹴り飛ばす。もう朧改と権田にできることはなかった。

 

「はぁ…………はぁ、これで、俺とお前の因縁も、終わりだな!………死に晒せぇ!」

 

 とどめの一撃を朧改に加えようとした。その時、どこからか来た砲弾が先に権田を直撃した。余りにも正確で、着弾地点は管制ユニット内の権田だった。綺麗に権田だけ撃ち抜かれていた。

 

「こちらは帝国斯衛軍第16大隊、斑鳩崇継だ。帝都並びに仙台のクーデター部隊は既に投降した。君たちも速やかに投降せよ!繰り返す、投降せよ!」

 

 第16大隊は上空で継続して戦闘していたツギハギ不知火を次々撃墜していった。まるでハエを叩き落とすかの如く軽々と倒していった。

 

「そこの戦術機、大事無いか!?応答せよ!」

 

 トンカッチに語り掛けてくる声は、どこか飄々としており、無駄にさわやかだった。その声はトンカッチを逆なでするには十分すぎた。

 

「…………何で、何で今更来やがったこの野郎!」

 

 トンカッチは、因縁を一生消し去ることはできなくなった。




白状します

正直さっさとこの小説終わりたいですwww

そろそろ作者の私のメンタルが持ちそうにありません
いい感じの終わらせ方はちゃんとします

今回で12・5事件は終わりです。次の回でこの後他の場所でどうなっていたかを軽く説明するつもりです。

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