短いです
「やれやれ、今日は千客万来ってやつか?…………望んでもいないってのに」
『寝る前に呪○なんて見てたからバチが当たったんですよぉ!』
涙声で言うなよ、ホラー苦手だからって…………。
あの後、急に映画が観たくなってレンタルショップに行った帰りの際にサイフィスが邪な気配を感じると言ったのでその場所に行ったところ、姫島が岩の化け物に襲われてる所だった。
あれ、何かデジャビュ??
『彼女ですよ、カイトが数年前に助けたのは…………』
あぁ〜!何か似てるなぁとは思ってたけどやっぱりそうだったのかぁ!
『どれだけ鈍いんですか、貴方はっ!?…………と、それよりもアレは………!』
あの岩の塊を知ってるのか?
つか、ド○ク○でもあんな禍々しいのはいなかったなぁ………
『呑気に言わないで下さい!あれはっ………』
「あ、危ないっ!」
「グォワァッ!!」
「おっと!」
姫島を横抱きにして岩野郎に蹴りを入れつつ距離をとった。
少し話し込みすぎたな………って
「何かどんどん増殖してきてないか、アレ?」
よく見ると3体程居た筈なのに、今は10体ばかりいた。
これは、一々斬り込むのがめんどくさくなってきたなぁ………
「しょうがない、アレやるか………」
「アレ?アレとは何ですの?」
姫島が頬を紅く染めて聞いてきた。
ちょっと可愛いじゃないか、と思ったのは内緒だ。
「まぁ纏めてあいつらを消し飛ばすだけだ!」
サイフィス、アレやるぞ?
『ええ、今のカイトなら何ら問題も無いでしょう』
上等っ!
「でりゃぁっ!!」
姫島を抱えつつ、敵の一体を切り抜き群れのど真ん中に立った。
「なっ!?や、山崎君っ!」
「ま、取り敢えずそのまましがみついてな?今、纏めて一掃する」
サイフィスに魔力を借り、自分自身の気をミックスさせる…………。
前に一度やってぶっ倒れたが今じゃ余裕だな!
「あっ………か、身体がっ///」
何か色っぽい声も聞こえたけど、今は無視っ!
「いっけぇ!サイフラァァァッシュッ!!!」
バシュゥゥゥゥッ!!!
俺の身体から光の奔流が走り、そのまま広域に拡がっていき岩野郎共を飲み込んでいった。
サイフラッシュ………
自分の気とサイフィスの魔力を使い、広域に渡って敵を打つ技。
味方にも光は当たるが、カイトが判断した物で以外は無傷で済む皆さんご存じのチートmap兵器である。
「さて、と………粗方片付いたか?」
回りを見ると、岩野郎共は綺麗サッパリと消え失せていた。
うん、昔よりも疲労は無いし問題…………
「ハァッ………ハァッ………ハァッ///」
あったなぁ………どうなってるんだ、これ?
『恐らくですが、彼女の魔力とカイトの気(プラーナ)の波長の相性が良すぎて一種の発情状態になったのかと…………』
…………こりゃ迂闊に近くによれないような気もしてきたぞ?
『彼女自身もカイトに好意的ですから余計に拍車がかかったのもあるかと…………』
………どっかそんな要素あったか?
『まぁ、あの時の出来事でしょうね…………良かったじゃないですか、春が来て?』
サイフィスさん?
言葉の節々に刺を感じるんですが?
「あ、あの………山崎君///」
そんなやり取りをサイフィスとしてたら腕の中に居た姫島が弱々しく俺を呼んだ。
ってよく見たら制服ボロボロだな
2つの巨大な双子山が『こんにちわ』状態だし………
「取り敢えずうち来るか?そんな格好のままじゃ流石に帰れんだろ」
「あっ………///お、お願いします」
そんなこんなで取り敢えず自分の家に帰りました。
私の友人がこの作品を見たようで………
「俺なんかよりも全然書けてるじゃん!」と言われました。
嬉しいやらなんやらで少し複雑デス