柴関ラーメンを食べられれば、それでよかったのに   作:鯛焼きの餡

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主人公ちゃん不在回

閑話なのでテキトーです。
あと、短めです。


8.閑話1

<キヴォトス某所>

『見留目アリナ...私が適当に付けた名前でしたが、相変わらず気に入っているそうで何よりです。』

 

 男の前には、容器・パソコン・モニターがある。この3つは多数のコードで接続されていた。容器は培養液でいっぱいであり、中には2つに割れた黒こげの学生証が入っている。パソコンにはカードリーダーが接続され、挿されているのは『見留目アリナ』の学生証であった。モニターにはそれぞれの情報が映し出ている。

 

『おや?何か彼女に変化がありましたね。【聖徒の交わり】で得られるものがあったのでしょうか。彼女の構成が変わって...これはこれは!』

 

 アリナの学生証の更新によりデータの変化を待っていると・・・

 

*ジジッ!ザーッ!ザーッ!!

 

 激しい画面揺れが起き、その後収まった。何か変化が起きたのか、調べると・・・なんと多数のデータが圧縮されてしまったのだ!

 そもそも、今の黒服では開けることの出来ないデータだが、消えるのではなく圧縮されるのはどうにも不自然。そして、圧縮により空きが増えた容量を『アリナ』の追加情報で埋められた。

 

『すこし不満はありますがこの調子ならいずれ“予言者”とも渡り合えそうです。楽しみにしていますよ。アリナさん』

 


<information>

・総容量

  割合:

   ???:90% アリナ:10%

          ↓

   ???:50% アリナ:50%

 

・スキル更新

  ノーマルスキル:

   【砂漠の苦しみ】⇒【トリニティ・フォース】


 

 カイザーの極秘社内資料を眺めながら次の段階へ実行に移す。

 

『第一目標は完了ですね。次は...彼女に依頼しましょう。』

・

・

『何用よ、黒服』

『こんばんは、ベアトリーチェ』

『私は今アリウス統治で忙しいの、さっさと話してくれないかしら?』

『わかりました。では、来月末の課外活動を依頼したく...』

『いいえ、却下よ。私は子守をするつもりは無いの。余所の奴らに回しなさい。』

『・・・1日だけ彼女を好きに使用できる権利をあげましょうか?』

『・・・詳しく聞かせなさい』

『いいでしょう!では・・・』

 

『・・・そう、あの場所へ向かわせれば良いのね』

『ええ、あと彼女が逃げ出さないように同行していただいてもよろしいですか?』

『まったく...はいはい』

『クク、ありがとうございます』

 

 許可を得ることが出来た。これで彼女は更なる成長を遂げることができる。しかし、急な神秘の摂取...適応しきれるかどうかは疑問ですが...私では彼女を計り知ることが出来ませんからね。

 次はゲヘナの“恐怖”です。あなたは耐えうることができますか?

・

・

・

・

・

・

所変わり、<トリニティのどこかの地下教会>

 

『・・・確かに彼の教義は素晴らしかった。だが、最後、どこか変であった。まるで呪いでも浴びたかのような苦痛を私は感じた。故に再び降臨するのには時間がかかってしまう..ならば、その“故”とはなんだ...』

 

 しばらく、考えているうちにある結論が出た。

 

『なるほど!そうか、彼女は「肩の荷が半分降りた」と言っていたな!なれば、あの呪いは彼女が受けていた呪い。ヒエロニムスはその呪いを庇った“故”ああなったのか!』

 

 マエストロは教会に散らばった聖遺物を集めて、分析を始める。

 

『一体何の呪いを彼は受けたのか、その理由を探る必要がある。これは、一種の攻撃を受けたと言う表現に等しい。なら、理由がここのどこかにあるはずだ!この場に用意した聖遺物を全て確認する!!』

 

 彼が違和感の正体を探すのに時間はかからなかった。降臨に用意した教会、聖遺物全てにある物質が付着していたからである。

 

『これは・・・砂?...砂利では無く...砂』

 

 黒服を元にして、これまで関わってきたアリナの情報を整理する。

 

『砂漠で“拾った”と言っていたな。今のアビドスには多額の借金があるそうなのだが、それが原因か?いや、違うな。彼女は学校に行っておらず、仕事もアビドス外で活動している。なら...』

 

 ここで、アリナの違和感に気づく

 

『待て、彼女はいま何年生だ?学生にしてはあまりにも我々と長居しすぎている・・・ただの学生ではない。もはや彼女もゲマトリアな気がするが...いやアイツ(黒服)のモルモット(実験体)か。』

 

 一通り落ち着き

 

『しかし黒服、この代償は大きいぞ。彼の意思とは言え、私の作品を壊して、教会を汚したからな。代わりに彼女の情報を少し分けて貰おうか』

 

 そうして、マエストロは箒と雑巾を持って掃除し始めた。

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変わり変わって、<ティーパーティー・ラウンジ>

 

『・・・以上より、トリニティへの復学を認めます。今までのご心労お疲れ様でした。どうかご自愛ください。そして、おかえりなさい、トリニティへ』

 

『はいっ!ありがとうございます!!また、よろしくお願いします!』

 

『復学おめでとう!!そんでハネちゃん今まで何処行ってたの~?』

『ミカさん!!』

『ど、どうしたの?今なんか言っちゃった?』

『まったく、君の無邪気さは時に鋭利なナイフと知るがいい』

『そ、そうなの?ごめんね。ハネちゃん、私無神経で..』

『いえ、いいんです。自業自得、何を言われても言い返す言葉はございません。』

『『・・・・』』

『おほん、失礼。私の友達が不快な空気にさせてしまったね。私も失礼承知の上だがやはりトリニティとして知っておきたい。その“カイザー”とやらの闇に』

『セイアさんまで...』

『すまない。私たちなりに何でもするから、どうか少しでも情報を提供してくれないだろうか。』

『はい..っ.わかりました』

『無理しなくて良いからね?気楽に行こう☆』

『ミカさん!!いい加減にしてください!!』

『モガッ?!』

『まったく、私たちは次期ティーパーティー候補研修中であるというのにこの様子では...』

 

 アリナ。私、これから頑張るよ!!!!

 




『やはり、彼女が持っている4枚の学生証が気になりますね..,夜は眠れそうですが..ククッ』

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 ちょっとは整理できたので、続き頑張ります。
 でも、しばらく穏やかめになるかも
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