東方閻魔鏡   作:ゆっくり無色饅頭

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私は思ったんです。
あれ?俺の二次創作主人公霊夢の奴がなくね?と。
なら作れば良かろうなのだァーーーッ!と勢いで作りました。コラボ待ちの方すいません。

※ちなみに私は先にあちらで書いてからこっちに書いているので改訂版となります。


異変の兆候
幻想入りした妖怪達。


ここは幻想郷。結界に囲まれたこの場所は、外とほぼ完全に隔離されている。そんな幻想郷には神社が二つ存在する。片方は守矢神社。こちらはあまり関係は無い。今回関係があるのはこちらだ。博麗神社。そこには博麗霊夢と言う、紅白の巫女服を着た巫女がいる。今、縁側でゆっくり茶を飲んで居る彼女がそうである。

 

「なぁ霊夢ー。暇だから遊ぼうよー。」

 

今霊夢に話しかけたのは鬼の四天王の一人、伊吹萃香である。霊夢はため息をつきながら答える。

 

「嫌よ。私は今ゆっくりするのに忙しいの。」

 

ぶぅー。と、仏頂面になる萃香。お茶を飲む霊夢。ただそれだけならば平和だっただろう。

空間に亀裂が入り、霊夢の隣に有った煎餅を取ろうと手が出てくる。

霊夢は冷静にその手を叩く。すると、亀裂がさらに広がり、上半身だけを乗り出し、金髪の女性が現れた。彼女は八雲紫。この幻想郷の管理者及びスキマ妖怪である。

 

「なによ紫。こんな時に。」

「あら。私は暇そうな貴女に面白い情報を教えに来たのに。」

「面白い情報?何よそれ。」

 

食いついた!と、言わんばかりに紫の口許が釣り上がる。扇子で隠して居るため霊夢や萃香には見えない。

萃香は暇過ぎて昼寝を始めたが。

 

「この間、幻想入りした妖怪達の事よ。中々強い奴もいたわ。」

「ふーん。で?」

「貴女、最近異変が起こらないから腕がなまっているでしょう?」

「だから?」

 

霊夢はずっと紫に冷たい反応を繰り返す。完全に興味無しだ。その対応に紫もイライラしてきたのか、ついには叫んだ。

 

「……察しなさい。戦って来なさいってことよ!」

「なんで異変も起こしてない奴らを倒さなきゃならない訳?」

「そ、それは……」

 

正論を言われ急に勢いのなくなる紫。誰が見ても怪しい。何かを隠して居るのは明らかだ。しかも、目をそらしている。

 

「どうしてもよ!じゃあ頼むわね。」

「あ、ちょ!紫⁉︎」

 

後に残ったのはそいつらの名簿のみ。

ただ、変なのはそいつらがやたら少ないと言う事だった。

霊夢は空を飛び、その中の一人に会いに行った。

その名前は「野風縁奇(のかぜえんき)

隣には危険度中と書いてある。しかしこの名簿、危険度が中より下が無いのだ。

 

「どうなってんのよ……全く。」

 

生息地、魔法の森と書いてあるため向かう。

地面に降り立ち、辺りを見回す。どこもかしこもキノコまみれな場所だった。

 

「うわぁ……魔理沙が来たがりそうなとこね。」

「其方は誰じゃ?」

 

突如後ろから声をかけられた。聞いた事の無い声。

まさかと思い霊夢が後ろを向く。

そこには紫色に奇妙な口の模様がついた着物を着て、煙管を咥えている矢鱈つり上がった目をした女がたっていた。

 

「貴女が野風縁奇ね。紫に言われて来たの。」

「おやおや、あの八雲か。その服装、博麗の巫女じゃな。ふふふ……つまり八雲が用意した私の相手じゃな?」

「……多分ね。」

 

その時、霊夢は鼻をつまみながら喋っていた。

霊夢が落とした紙にはこう書いてあった。

野風縁奇 悪臭(・・)を操る程度の能力。




嫌な能力だった……
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