東方閻魔鏡   作:ゆっくり無色饅頭

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すいませんでしたぁぁぁ!
昨日書き切るつもりが今日になってしまいましたぁぁぁ!



激臭放つ一輪の華 野風縁奇

霊夢はずっと鼻をつまんでいる。

途轍もない悪臭。うかつに近寄れば気を失うだろう。

しかしもう臭いとしか言えないのだ。刺激臭に近い。

まるで生ゴミが大量に入ったコンポストの中を覗き込みながら深呼吸する位の臭いが、野風縁奇から少し離れている霊夢に襲いかかっているのだ。

 

どふても(どうでも)良くないけと(良くないけど)その臭いは(その臭いは)どふにかならないの?(どうにかならないの?)

「ん?これか?消すことも可能じゃが、私の戦い方はこれしか無いのでな。スペルカード枚数と残機は幾つじゃ?」

「3と2でお願いするわ。」

 

良かろう。そう言って臭いを消した。力を溜めているのだろう。相当な妖力を感じる。もともと強めの妖怪だった様だ。

 

〜〜勝負開始〜〜

 

野風縁奇は勝負開始とともに大量の弾幕を放って来る。霊夢は今までの勘が鈍っているのか、動きが悪い。

グレイズも、危なっかしくもう少しで当たりそうになる。

すれすれでかわすのがグレイズ。それは確かに弾幕ごっこにおいて、高等技術なのだがやりすぎると当たり判定を食らうのだ。

 

「……っ!こんなことなら、もっと魔理沙と弾幕ごっこをやっとくべきだったわ!」

「魔理沙が誰かは知らんが、今更嘆いても遅いわい!」

 

激しくなってゆく弾幕。霊夢はかわすのが精一杯である。

輝針城異変の後しばらくの間、誰も異変を起こさなかったため、弾幕ごっこをほとんどしていなかった霊夢が勘を戻すのには少々時間がかかるだろう。

 

「そろそろじゃなぁ……スペル宣言!」

 

〜臭符「ラフレシアスメル」〜

 

臭いの塊の弾幕が大量に展開されて行く。周りのキノコや、木々に当たると弾幕は炸裂する。すると……

 

「うっ……あにこれ!(なにこれ!)

「ラフレシアと言う花の臭いさ。花が咲いてから数日の間しか嗅げない。運がいいのぅ、其方は。」

「最悪よ!紫め……後で覚えてなさい……!」

 

その時どこぞのスキマ妖怪がくしゃみをしたのは気の所為ではなかった。ラフレシアスメルはスペルブレイクし、弾幕が消えていく。霊夢はスペルカードを取り出した。

 

「今度はこっちの番よ!スペル宣言!」

 

〜霊符「夢想封印 連 」〜

 

美しい虹色の弾幕が広がっていく。霊夢らしい、美しさと強さを兼ね備えたスペルカードである。

辺りは照らされ、先ほどまでの悪臭が無かったかのような輝きを放つ弾幕が野風縁奇を襲った。

 

野風縁奇 残機1

 

「くっ……中々やりおるな。」

「伊達に巫女やってないわよ。」

「だったら本気を出させてもらおう!スペル宣言!」

 

〜悪臭「ストロングスメルキャノン」〜

 

マスタースパークっぽい激臭レーザーが放たれる。

最早ネタとしか思えないだろうが、これはかなりよけ辛いのだ。マスタースパークとは違い、形が不規則でさらに弾幕がばら撒かれるのは同じだが、同時にレーザーまででてくる。鬱陶しいことこの上ないスペルだ。

 

「あーもう!悪臭はうんざりよ!スペル!」

 

〜聖霊「真 夢想封印」〜

 

野風縁奇のスペルは正面から打ち砕かれ、大量の弾幕になす術なくやられてしまった。

 

勝利!

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