東方閻魔鏡   作:ゆっくり無色饅頭

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狂戦士の煙ってタイトルですよ。
バーサ○ーソウルと思いました?



Smoke of the baresark

怒り狂った煙羅は、体を煙に変化させ霊夢と萃香を取り囲む。さらに全方位からの弾幕が二人を襲う。しかし、全て躱す。霊夢はやる気スイッチが入っているため、相当強い。萃香は能力を使い、散らばった煙羅の妖力を萃め実態に戻した。

 

「チッ!厄介な!スペル!」

 

〜煙符『旧地獄の大歳徳』〜

 

煙の弾幕と、火の粉の弾幕が折り重なり行き場を奪ってゆく。しかし、二人もこの程度では負けはしない。

 

「やるねぇ!スペル!」

 

〜鬼神『ミッシングパープルパワー』〜

 

萃香のスペルが、煙羅を逃さなかった。煙羅の顔にさらに青筋が増える。かなり頭に来ているようだ。

 

煙羅 燻残機1

 

ある事に気がついた霊夢が煙羅に話しかける。その声はまるで怒りしか感じなかった霊夢から出た言葉とは思えないほど冷静だった。

 

「貴女、友達いないでしょ。」

「はぁ?それがどうした!ボッチで悪いか!」

 

思いっきり図星だったようだ。もはや逆ギレである。しかしこれが何の関係があるのか。それはもしかしたら彼女がかなりのコミュ障だったらどうだろう。戦う以外のコミュニケーションを知らなかったらどうだろう。そう考えればある意味彼女も被害者なのではないだろうか。

霊夢はその可能性を考えた。そしてそれはビンゴだった。

そしてそれを踏まえた上で霊夢は解決策を思いつく。

 

「だったら、私が勝ったら鐙口と友達になりなさい!」

「はぁッ⁉︎なんでだよ⁈意味わからねぇ!」

「霊夢も面白い事考えたなー。」

「って事で私達が負けたら私達があんたの友達になったげるわ!」

「最早私の意見を聞く気なしか!こうなりゃそんな気が起こらないくらいボコボコにしてやらぁ!スペル!」

 

〜『狂戦士の煙少女』〜

 

荒っぽさの塊のようなスペルだった。しかし、それでいてどこか美しさも感じる中々のスペル。だが、霊夢と萃香は負けなかった。

 

「「スペル!」」

 

〜霊鬼『夢想百鬼結界陣』〜

 

二人の合体スペルが、煙羅を襲った。煙羅は最後に「畜生!こんな奴らに!」と、悔し紛れの言葉を残し何処かへ消えていった。

 

勝利!

 

「あ!こら、待ちなさい!約束は守るのよ!」

「もーいーじゃんかー。それよりさ!宴会やろ!宴会!新しい住民がはいったんだろ?」

「萃香、それはもう少し後よ。まだ残ってるのよ……名簿の最後に一人だけ。」

「ふぇ?誰それ。」

 

その名簿に書かれていた名前とは……ーー

所変わって冥界。ここに紫はある用事にやってきた。

ある神の解放である。

もう一人の閻魔「六道魔(りくどうま) 善悪(よあく)」の解放だ。

 

「久々ね……善悪。」

「ああ。ざっと二千年位か。」

「貴女が居ない間に幻想郷の閻魔は変わったわ。」

「そう……。だったら私は暇潰しに……」

 

……ーーひと暴れしてくるわ。

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