東方閻魔鏡   作:ゆっくり無色饅頭

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久しぶりの投稿です。


紛い物

現れた偽物の野風縁奇を倒し、更に先へ向かって行く。一方その頃、魔理沙は博麗神社に到着した。しかし、そこにはありえない光景が広がっていたのだ。

上半身が吹き飛んだナニカと、ボロボロの萃香。ナニカの体はパキパキと音を立てて再生してゆく。それは紛れもなく萃香だった。しかし、見た目は真逆だった。

 

「う……まだやるかい。そろそろ鬱陶しくなってきたよ。」

「にゃははは!何言ってるんだよ!これからが面白いんじゃないか!」

「あーもう!何なんだあんたは!ドッペルゲンガーかなんかか!」

「半分当たり半分ハズレだね。私達はあんたら本物を倒して本物に成り代わる!こんな楽しい事があるかい?」

「面白い訳あるか!成り代わられた側は溜まったもんじゃないよ!」

 

萃香は偽物を思い切り殴る。すると、やはりヒビが入り砕け散りすぐに戻ってしまう。偽物たちは本物の攻撃にめっぽう強いようである。そのままラッシュをかけるが、なかなか倒せない。

 

「や、やばい……萃香で勝てない相手に私が勝てるわけねぇ……ッ!」

 

じっと木の陰から様子を見ていた魔理沙は完全にビビってしまっていた。しかし、萃香がだんだん偽物に押され始め、ビビっている暇ではなくなってきた。魔理沙はいてもたってもいられなくなり、マスタースパークを偽物に向かい思い切り放った。すると、萃香の偽物だけあって反応が良く簡単に躱されてしまった。

 

「チッ、邪魔だよ。あんたからぶっ殺してあげようか!」

 

〜鬼撃「デストロイミッシングパワー」〜

 

凄まじい弾幕が魔理沙に向かって行くが、すかさず萃香はそれを疎の力を使って散らし、魔理沙を助けた。

が、既に萃香本人は力を使い切り倒れてしまい、もはや戦う事は不可能だろう。

 

「萃香!おい偽物!こっからは私が相手になってやるぜ!」

「へぇ……面白い事いうじゃないか。でもねぇ……私は嘘は嫌いだよ!」

 

魔理沙に向かって拳を振りかぶり、殴りかかってきた偽物。しかしそれは同時にある妖怪の傘により弾かれてしまう。右手が粉々に吹き飛び、再生しない。そう、そこに現れたのは風見幽香だった。

 

「全く……暇だから今日こそ巫女をボコボコにしてやろうと思ったら何よこれは。私抜きで殺し合い(遊び)を始めちゃって……ずるいじゃない。」

「ゆ、幽香……お前、本物だよな。」

「何を意味のわからないことを言ってるのよ。さ、この偽物(ザコ)をたたんで……お茶でもするとしましょうか。」

 

日傘を構え、鋭い目線を偽物へ向けた。偽物は治らない右腕を見て、舌打ちし幽香を睨む。所詮はガラス人形。本物以外の攻撃には耐えられない。

 

「よくもやってくれたね……許さないよ!」

「謝るつもりも許してもらうつもりも無いわ!」

 

〜鏡符「奥義ー三歩壊廃ー」〜

〜「元祖マスタースパーク」〜

 

爆発音と共に萃香の偽物は砕け散る。幽香はゆっくりと、砕け散った破片に近寄り、グシャリと踏みつけ言い放った。

 

「紛い物が調子に乗るな。」

 




瞬殺ッ!
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