ゼインの世界渡り   作:ikkun

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ちょっと番外編書いてみます。ひろがるスカイプリキュアの一話からです。


ひろがるスカイ!プリキュア編
ゼインの世界渡り


それはとある世界の一つ・・・法服を着た白髪の身長は170センチほどある男は歩く人や建物がみな真っ白な世界に浮かんでいた・・・

 

正義「うん、今日もむやみに個性を振う人も怒りも憎しみもない。悪意なき穏やかな世界です。」

 

男の名は善井 正義(ぜんい まさよし)個性という超能力あふれる世界で執行者を目指し巨悪と対峙する中で人々の悪意を物質化し操る術を身につけた彼は学校の人間はもちろんのこと敵と呼ばれる犯罪者、さらにはヒーローという警察のような人間の悪意までも取り出しては壊していき全世界を真っ白で穏やかな不気味な世界に変えてしまった・・・(彼の両親はメルヘン脳な善井の塊のためあんまり変わらなかったようだが・・・)

 

そうして今日も世界が穏やかであることを確認しながら一日を過ごしていたのだが・・・

 

正義「ん・・・なんだあの黒いゲートは・・・」

 

正義の眼前に黒い煙のようなゲートが現れた・・・

 

正義「あのワープの個性の男は消したはずなのですが・・・」

 

そうして近づいてみるとゲートに吸い込まれていく・・・

 

正義「なっ・・・!!」

 

次の瞬間には正義は見知らぬ、色づいた町に来ていた・・・

 

正義「やられましたね・・・ここはおそらく別世界でしょうね・・・」

 

見知らぬ化粧品会社名であるプリティーホリックのCMから正義に備えられたAIによる分析がここが別世界だということを物語っていた・・・

 

正義「取りあえずディケイドの能力で元に戻りましょうか・・・ん?」

 

ドガ―ン!!

 

住人「うわぁああ!!」

 

住人「怪物だぁあ!!」

 

すると周りの人々が逃げていく反対方向に何やら怪物がいることが確認できた。

 

正義「あれがあの世界の悪意ですか・・・来たついでです。駆逐しましょうか。」

 

そうして正義が腰に巻き付けたのは白いベルト「ゼインドライバー」そして取り出したのは認証キーのような板状のアイテム「ゼインプログライズキー」

 

待機音ととも出てきたのは青い宇宙と赤い宇宙の風景、そして正義は言葉を口にする。

 

正義「変身。」

 

ジャスティス!ジャッジメント!セイギ!ゼイン!

 

salvation of humankind

 

白いスーツに笑顔を現したかのような仮面。マントを羽織った姿はまさに正義の使者と呼ぶにふさわしい姿。仮面ライダーゼインがここに君臨した瞬間である。

 

そうして行ってみると一人の変身した青髪の少女と一般人と思われるあずき色の髪の少女、さらには薄紫髪の赤ん坊がショベルカーの怪物に襲われていた・・・

 

カバトン「行くのねん!ランボーグ!そいつをボッコボコにしろ!」

 

スカイ「はぁあ!」

 

ズドーン!!

 

ゼイン(なるほど・・・あれがこの世界の悪意。そしてこの世界のヒーロー・・・まだまだ未熟そうですが武術経験者。上手くいけばこの世界を善意だけの世界にする一助となってくれるかも・・・)

 

ゼインはすでにこの世界を自分の世界と同じようにする計画を立てていた・・・

 

ゼイン「まぁ、まずは貴方ですね。」

 

ゼインがカバの怪物・・・カバトンの背後に立つ。

 

カバトン「な、なんなのねん!?お前!ちょっとカッコいいのねん・・・」

 

スカイ「あの人いつの間に!?」

 

ましろ「えぇ!?今度は何!?」

 

ゼイン「貴方を殺せばあの化け物っていなくなるんですか?」

 

カバトン「な、何言ってるのねん!?そんなのわからないのねん!」

 

ゼイン「なら試してみましょうか・・・」

 

キバ!執行!ジャスティスオーダー!

 

そうしてゼインはライダーの書かれたカード・・・ゼインカードをベルトに読み込ませる。

 

スカイ「ヒーローのカードがバラバラに・・・」

 

キュアスカイの言う通りベルトに読み込ませたカードはまるでシュレッダーにかけられたようにバラバラになり消えていく。

ゼインが読み込ませたカードはキバ・エンペラーフォームのカード。召喚されたのは・・・

 

ましろ「蝙蝠の剣・・・?」

 

エル「える~・・・」

 

キバの最強の武器ザンバットソード。人間のライフエナジーを根こそぎ吸い取るその剣の異質さを感じ取ったのか小豆色の髪の少女ましろと薄紫髪の赤ん坊エルが怯える。

 

シュッ・・・

 

ゼインは剣についている蝙蝠ザンバットバットをスライドさせて魔皇力を注ぎ込んで・・・

 

ゼイン「ふんっ!」

 

ズバッ!!

 

ランボーグ「ランボー!?」

 

カバトン「ぬおぉぉ!」

 

剣の一閃がランボーグとカバトンに襲い掛かった!カバトンはなんとか避けれたものの怪物には一文字の切込みが走る!!

 

ゼイン「さぁ、今のうちにあの怪物を。」

 

スカイ「は、はい!」

 

ゼイン「さぁ、次はお前の番です。」

 

カバトン「ひぃ!?」

 

次の瞬間には笛の音が響き渡りその中でゼインがザンバットバットをスライドさせると刀身が血のように赤くなる。

 

ゼイン「はぁ!!」

 

ズバアァアァ!!

 

カバトン「ぎゃぁああ!!?」

 

ましろ「ひぃ!?」

 

エル「えるぅう!」

 

カバトンに斬撃痕が刻まれると同時にゼインはザンバットバットをまたスライドさせて刀身を元に戻す!すると次の瞬間には・・・

 

ドガァア!!

 

カバトン「ごほぉぉ!!」

 

破壊が後から訪れカバトンは膝をついていた・・・

 

ゼイン「さぁ、悪意あるあなたは処刑の時間です・・・」

 

カバトン「ひぃ!?」(ま、マズイ・・・傷が深すぎだ・・・塞ぐにしても転移にしてもそれを許してくれる奴じゃねぇ・・・)

 

ましろ「ほ、本当に殺すの!?」

 

平和な日本で育ってきたましろは当然この反応をする。しかしゼインは躊躇なく刃を振り下ろしたしかし・・・

 

スカイ「待ちなさーい!!」

 

きんっ!!

 

キュアスカイがそれを腕でガードする。

 

ゼイン「どきなさい、そいつは町をメチャクチャにした悪意の化身、裁きを下さなければなりません。」

 

スカイ「嫌です!確かに悪いことをしましたが命を奪う必要はないでしょう!?」

 

カバトン「うぐ・・・カバトントン・・・!」

 

カバトンはすぐに転移して逃げてしまった・・・

 

ゼイン「逃げましたか。」

 

ゼインは去ろうとするが・・・

 

スカイ「待ちなさい!私はソラ・ハレワタール!この姿の時はキュアスカイ!あなたは何なんですか!」

 

スカイ・・・ソラはゼインに問いかける。

 

ゼイン「・・・ゼイン。世界の悪意を駆逐する存在だ。」

 

ゼインはそう言って去っていくのだった・・・

 

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