そうして三人は翔太郎がめぼしをつけた公園に行ってみるとときめは噴水で水浴びをしていた・・・
ときめ「どうしてここが?」
翔太郎「散々調べたがあんたはこの町に住み着いてる気配はなかった。だが路上生活者にしては小綺麗だ、アンタにふれた時女性の柔らかい匂いがした。」
正義「だから銭湯や浴場をあたってみましたがヒットしなかったのでホームレスの人間に聞いてみるとこの公園に天女がいるって噂を耳にして来てみたというわけですよ。」
ときめ「・・・探偵って結構すごいのね。」
翔太郎「人を追いかけるのが商売だからな。この人覚えているか?」
翔太郎は忠太を前に出す。
ときめ「うん、良い人だった。金は少し使ったけどバックはまだおいてある。」
正義「返すことはできますかね?見た感じ持ってなさそうですし隠し場所があるならそこに案内して欲しいですね。」
忠太「お、お金のことはいいです!バックだけでも返してくれれば!だからもう追いはぎなんて・・・」
するとときめは苦しそうにする。
翔太郎「どうした!?」
するとときめはガイアメモリをズボンに挟んでいた・・・
正義「やはりドーパントでしたか・・・」
ときめ「・・・話はまた今度ね。鞄は諦めて、もうこの世にはないから。」
そうしてときめは走り去ってしまう。
翔太郎たちは必死に追いかけるが・・・
正義「また見知らぬ空間に入り込みましたね・・・しかも・・・」
びゅっ!!
翔太郎「確かに・・・全然風が吹いてねぇ!っていうかこんな熱線が飛んでくる場所でもねぇぞ!!」
二人は忠太をかばいながら躱し続ける。しかし追い付かなくなり・・・
正義「ここは変身するしかないですかね・・・」
正義が覚悟を決めたそのとき!
ガキン!!
熱線を防ぎながら飛んできたのはエクストリームメモリだった。
フィリップ「正義、君の変身はまだ隠した置いた方が良い。翔太郎と僕に任せておいてくれ。」
正義「助かりました。」
そうしてフィリップは翔太郎に手を伸ばす。
翔太郎「あぁ、そうだな相棒!」
そうして二人は構えるが攻撃は飛んでこない。
フィリップ「防がれるとは思ってなかったんだろう。僕らがただ者ではないと悟って逃げたか・・・」
すると・・
忠太「うわぁああ!」
忠太が上を見て驚く、なんとときめが宙に浮かんでいたのだ・・・
ときめ「その子も探偵?」
フィリップ「ああ、翔太郎の相棒だ。僕もかつては悪魔とか魔少年とか呼ばれてたからね。だから見に来たのさ。魔女を。」
ときめ「ふぅん・・・でも私をおいかけるのはやめておいた方が良いよ。」
そうしてときめは壁を透過して去ってしまった・・・その後またビルに戻ってきてしまい立川に応対されながらもときめを見つけたら始末するという方針だということも知ることができた・・・
事務所に戻ってきた全員は状況を整理する。
正義「もう完全にガイアメモリの事件ですね。」
忠太「メモリ?」
翔太郎たちは忠太にガイアメモリについて話す。すると忠太は突然立ち上がり・・・
忠太「僕もういいです・・・!ここまでの費用は後程支払いますので・・・」
そう言って依頼を切り上げようとしてしまう・・・
正義(メモリの話になったら露骨になりましたね・・・殺人犯を匿う胆力があると思えば不自然ですね・・・)
正義は忠太の態度に違和感を感じる。
その後翔太郎は忠太を引き留めてフィリップと共に検索をはじめた・・・
今までのキーワード、裏世界、黒、町、別次元、そして高熱で絞り込むと・・・
フィリップ「わかったよメモリの名前はロードだ。」
正義「道ですか・・・確かに作るときに高熱でアスファルトを溶かして作りますものね。」
フィリップ「そう、さっきの熱線は空間を切り裂いて超高速で動いて別次元に道を形成する際の応用の技と言っていいだろう。」
読み進めているとフィリップの顔は歪んでいく・・・
フィリップ「これはまずいね・・」
翔太郎「どうしたんだ?」
フィリップ「あの道の黒い色の成分は変身者自身の体成分からできている、つまり血の色がどす黒く定着したものだ。ロードは次元の道を生成すれば肉体を消費し補給を迫られる、むろん普通の食事では追い付かない・・・」
正義「手っ取り早いのは他人の肉体をそのまま道にしてしまえばいいってことですか・・・」
フィリップ「そう、そのために人間をバラバラにして食べていると思った方が良い。」
翔太郎「つまりときめが人を食ってるってことか!?」
衝撃の事実に亜樹子を含め全員固まってしまった・・・