そうしてロードドーパントを倒した数日後、翔太郎たちは依頼報告をするために忠太を呼び出した。
忠太「依頼解決は所長さんから聞きましたけど・・・」
翔太郎は忠太に詳細を話す。
翔太郎「結論から言うと彼女はドーパントではなかった。殺人鬼は別にいて逮捕されたよ。」
フィリップ「とはいえ彼女も窃盗犯には違いない、自分の気持ちを伝えたいという君の願いは叶えられそうにない。」
忠太「じゃあ彼女は警察に・・・残念です。」
正義「ですがかばんは取り返しましたよ。中身の確認をお願いします。」
忠太「ありがとうございます。思い出の鞄が返ってくればそれで・・・」
そういって忠太は鞄を見るが焦った顔で鞄をあさる。
翔太郎「どうした?金以外のものでもなくなってたのか?例えば二重底の中にあったものとか・・・」
忠太「な、なんの話ですか・・・」
すると正義が持っていたメモリを起動させる。
トードストール!
するとメモリを入れるためのコネクタがあらわれる。
正義「貴方が隠し事をもう一つしていることは知っていましたがまさかあなたもガイアメモリを購入していたとはね。」
フィリップ「調べてみたが実家の出稼ぎで来たと言っていたが君の実家の畑は傾いているほどではなかった。そして2年前君は一度風都を訪れている・・・」
翔太郎「そこでメモリと出会ったってことだ・・・鞄に入れて隠してたのをときめに奪われて俺たちに依頼したというわけだ。」
ときめが浮かんでいたのは空間のずれを利用してそう見せただけで盗んだ時にものが浮かんだのはスリの技術によるものだった・・・
翔太郎「それに立川の証言も気になったのさ。ときめの風呂の情報は俺達とあんたしか知らないからな。俺達と組んでいたらラチがあかない。それどころかメモリに気づかれる可能性がある。だから立川たちに始末してくれといったんだな・・・」
忠太「そうさ・・・メモリさえあれば僕はなんでもできる!毒にも薬にもならないやつだって言われることもなくなる!」
翔太郎「忠太さん・・・俺は俺なりに必死だった。あんたの恋を叶えてやりたかったし風都を嫌なところだと思って欲しくなかった・・・それなのにアンタが焦がれてたのはこの町の一番醜い部分だった・・・せつなすぎるよ・・・せめて罪を償って出直してくれ・・・」
忠太「い、いやだ!!」
忠太はメモリを刺そうとするがそれは赤い皮ジャンを来た男に止められた。
照井「どうやら間に合ったようだな。坪崎忠太、ガイアメモリの不法所持容疑で話を聞きたい。署まで来てもらおうか。」
翔太郎「助かったぜ照井。」
照井「礼には及ばんさ。これが仕事だからな。それにあのままだったらあの白髪の新人がコネクターごと腕をぶった切ることになってただろうからな。」
亜樹子「あ!いつの間にデカい斧を!」
正義「エ?ソンナモノが一体どこに・・・?」
フィリップ「ごまかし方が下手すぎるよ・・・」
ゼインハルバードを背中に隠して正義がごまかすのをフィリップは苦笑いで言う・・・
そうして依頼人も罪人という残念な結末で事件は終わることとなったが探偵業に休みはない・・・
ズガ―ン!!
数日後ゼインとWは宝石店を襲うゴキブリ型のドーパント、コックローチと戦っていた。
W(翔太郎)「宝石を食い散らかすゴキブリなんて聞いたことないぜ。」
W(フィリップ)「またこのメモリか。量産できる割に強力だからしょうがないけど・・・」
するとコックローチは飛んで逃げようとする・・・しかし・・・
「逃がしませんよ。」
正義の変身した仮面ライダーゼロワン フライングファルコンが追跡する。
W(翔太郎)「まさかアイツが別のライダーにも変身できるとは驚きだな。」
W(フィリップ)「カードから別のライダーの力を引き出したんだろうね。」
ゼロワン「これで飛べませんよ。」
フライングインパクト!
ゼロワンは必殺技でコックローチの羽を破損させる。
そこにヒートメタルに変身したWが必殺技を発動した!
W「メタルブランディング!」
どおおおん!!
メモリはブレイクされて犯人は倒れ伏すのだった・・・
W(翔太郎)「あとは・・・」
ときめ「警察にお任せ・・・でしょ?」
なんとそこには警察に行ったときめがいたのだ。
翔太郎「なんでときめが!?」
フィリップ「翔太郎・・・まだ聞いてなかったのかい?」
正義「所長さんらしいですね・・・ときめは照井さんのおかげで一時保釈になったんですよ。記憶も戻ってないみたいですし破損したメモリの解析はフィリップしかできないですしね。過去を思い出すのにも最適ってことで私とフィリップは賛成したわけです。」
翔太郎「普通俺の賛成ももらうだろ!」
ときめ「翔太郎はいや?」
翔太郎「いや過去を探せるなら力になってやりてぇけど・・・」
ときめ「だったら手伝う、へばりついてでも自分の過去を取り戻す。そのとききっと飢えは消えると思うから・・・」
そうしてまた仲間が事務所に増えたのだった・・・