ゼインの世界渡り   作:ikkun

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少し短めになります。
ビギンズナイト映画化おめでとうございます!


ビギンズナイトを語るとき

そうしてときめと翔太朗が出ていったとき正義とフィリップがガレージで二人話していた。

 

フィリップ「君は様々な仮面ライダーの力を手にしているようだがビギンズナイトについてはどの程度知っているんだい?」

 

フィリップは今、翔太郎がときめに話しているフィリップと翔太郎の出会いビギンズナイトについて正義がどの程度理解しているか聞く。

 

正義「Wとスカルのデータからある程度のことは・・・」

 

2枚のゼインカードを見ながら正義は言う・・・

 

フィリップ「翔太郎にとってその話をするのはとてもつらいものがある・・・僕の罪の話でもあるしね。」

 

正義「けどそれが仮面ライダーWの誕生につながった・・・あってみたかったですね。亜樹子所長の父親にしてハードボイルド探偵仮面ライダースカル。」

 

フィリップ「少しの間しか会話はしなかったが僕がミュージアムに立ち向かうきっかけをくれた人だからね。きっと君も魅了されるよ。」

 

二人はそう言って笑った・・・

 

フィリップ「あとそのスカルのカード・・・間違っても翔太郎の前で使わない方が良い・・・前に偽物があらわれたが翔太郎の取り乱しようは凄かったからね・・・」

 

正義「わかってますよ。私もそこまで空気の読めない男ではありません。」

 

フィリップ「どうだか・・・」

 

そうして鳴海壮吉のことを話しながら時間が過ぎていった・・・

 

フィリップ「さて、そろそろ翔太郎とときめを迎えに行こうか。」

 

正義「?二人とも大人ですし大丈夫じゃないですか?」

 

フィリップ「いや翔太郎は行く前に酒を購入していた今頃泣きすぎと饒舌にしゃべることによる興奮状態でアルコールの回りが早まって寝てしまう。ときめだけに抱えさせるわけにはいかないだろう?」

 

正義「なるほど・・・」

 

二人が行ってみると案の定ときめは翔太郎を抱えてどうすればいいか困っていた・・・

 

フィリップ「翔太朗から全部聞いたようだね。」

 

正義「フィリップの予想通り寝てしまってますね・・・」

 

フィリップ「亜樹ちゃんにずっと言えずにいた真実を打ち明けたときもそれはもう大変だったからね・・・」

 

ときめ「だから様子を見に来たの?」

 

フィリップ「それと少しだけ補足もね。」

 

フィリップ「確かに鳴海壮吉の死はあまりに大きい、けどジョーカーメモリと深いつながりがありそれでもなお恐怖を超えて自分の過去と向き合おうとしているのを知ったから話たんだと思う。そして鳴海壮吉のおかげで僕は人の心を持ち始めた。相棒にも出会えた・・・・あの日は僕らにとって人生最悪の別れと最高の出会いが両方訪れたんだと思うんだ。だから悪夢の夜ではなくビギンズナイトと呼ぶことにしたんだ。」

 

そうしてフィリップは話を締めくくる。

 

フィリップ「だからときめ。これから何かジョーカーの運命に翻弄されることがあっても、反対側にある希望を失わずに頑張ってほしい!多分翔太郎が伝えたかったのはそういうことだと思うよ。」

 

ときめ(ありがとう・・・翔太郎。)

 

そうして夜はふけてその日のことを正義が亜樹子に報告した・・・

 

亜樹子「つまり・・・女の子を励まそうとしたら号泣しちゃって抱っこされたまま寝落ちしちゃったってことですかい!?」

 

正義「まぁハーフボイルドらしいっちゃらしい結末だと思いませんか?」

 

亜樹子「どおりで買い物行ったまま帰ってこないと思ったわぁ!」

 

照井「かっこがつかんのだろうな・・・」

 

ミックも呆れるようにあくびをしている・・・

 

ときめ「そんなことないよ。翔太朗にとっては最悪だったかもしれないけど私には・・・」

 

そうしてときめは元気に駆けていった・・・

 

正義「どうやらとことんジョーカーに愛されてるみたいですね。翔太郎は・・・」

 

フィリップ「あぁ・・・だが問題ないようだ。」

 

そうしてまた探偵所の日常が訪れるのであった・・・

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