そうして正義たちは聞き込みをすることになったのだが・・・
翔太郎「なんでお前も来てんだよ!?」
そう、いつもはガレージにいるはずのフィリップがついてきていたのだ・・・
フィリップ「どうも君から目を放すのが不安になってね。今回は僕も調査に加わろうかと。」
正義「ロストドライバーを見つけられたらいやですもんね。」
フィリップ「まぁ、いささか心配がすぎるのはわかっている。依頼をすっぽかして別のことをするとは思えないし・・・探したところで見つけられるはずもない。」
翔太郎「にゃにおう!んじゃぁ俺がロスト見つけられたらお前より上手ってことでいいよなぁ!」
フィリップ「やってみたまえよ。知恵比べで僕に勝てる自信があるならだけど。」
正義「また子供の宝探し勝負みたいなことを・・・」
ときめ「ほらほら、いい加減にして!仕事仕事!」
正義が愚痴をいう中二人はときめにノートで叩かれてしまう・・・
翔太郎「だんだん亜樹子に似てきやがったな・・・」
正義「まぁ、一応所長の代わりとして雇われてるのもありますけど・・・」
フィリップ「関西人気質は空気感染するのか?興味深い・・・」
まずは沖田舞の家族や関係者から聞き込みを開始するとクラスメートから奈々とのかかわりを知ることが出来た。
クラスメート「めっちゃ真面目だったよな沖田。部活とかもやってないし勉強一筋って感じで。」
クラスメート「今年は受験だからねー。」
クラスメート「可愛いからさ。皆誘うんだけど全然乗ってきてくれないんだもんな。」
クラスメート「そのせいで奈々にぶん殴られたじゃん!マイマイに手を出すなって。」
クラスメート「そのくせ逢瀬とだけ遊ぶもんな沖田。あれは納得いかなかった。」
クラスメート「ガチ親友だったもんね。」
翔太朗「・・・・」
その中でも翔太郎の引っかかりは消えないものになっていた・・・
その日は家族からは舞がよく行っていた場所や習い事の場所を聞き出した後終了した翌日、正義は事務所に残って書類仕事を片付けていたのだが・・・
亜樹子「るんるん~♪」
亜樹子がハイテンションで事務所に入ってきた。
正義「偉いテンション高いですね。なにかあったんですか?」
亜樹子「お?聞きたい?ミックも聞きたそうにしてるし・・・私と旦那のラブラブライフを・・・」
正義「すみません。やっぱり書類に集中したいのでいいです。」
ミックもそっぽを向いて行ってしまった・・・
亜樹子「こらぁ!そっちから聞いといていいですわないやろぉ!」
そうしていると翔太郎たち3人が帰ってきた・・・
亜樹子「お帰り、舞ちゃんどう?」
三人は渋い顔になる・・・
正義「その雰囲気・・・ドーパントがらみになりそうですね。」
フィリップ「あぁ、警察と探偵、追っていたものがくっつくかもしれないのさ。」
そうして亜樹子は照井に連絡を取りとある場所に行くとすでに奈々がそこの入り口で張っていた・・・
翔太郎「雇わなくても探偵ができそうだな。」
逢瀬「あ、アンタたちなんで!?」
正義「雇ったのは貴方じゃないですか。どうやらあなたの心当たりが現実になりそうなので来ただけですよ。」
フィリップ「やはり君は今回の事件がこの塾・・・王道学習塾が関係していることを知っているんだね。」
フィリップが舞や奈々について検索した結果塾について違和感があった・・・
フィリップ「受験を控えて複数通っている塾の中に一つだけ似つかわしくない塾があった・・・それがこの王道学習塾さ。ここはどちらかといえば成績の良くない子の学力開発を謳った塾だ。沖田舞が行くメリットはない。さらに一つ、逢瀬奈々、君はもうやめてしまったがかつて在籍していた・・・この塾を彼女に進めたのは君だ。そしてそれが失踪の引き金だと知っていた。」
照井「この学習塾の人間が少女を誘拐したということか。だがただの誘拐事件なら俺を呼ぶことはないはずだな。左。」
翔太郎「そういうこった。奈々ちゃん・・・君が依頼の時に隠してたことがあるだろ?教えてくれないか?君の切羽詰まった感じに違和感があったんだ。危険なんだろ、舞ちゃんが。」
すると奈々は涙を流し始めた・・・
逢瀬「だって言えるわけないじゃん・・・私のせいだなんて…あの塾でガイアメモリを買えるらしいって・・・」
照井「なんだと!?」
正義「どうやら警察の追っているORIGINが潜んでいる可能性があるということです。」
亜樹子「な、なんでそんなこと言っちゃったのよぉ!」
逢瀬「悪いのはマイマイだよ!あっちが私を裏切ったんだ!復讐してやりたくて・・・」
その瞬間照井は彼女の肩を掴んだ。
照井「今なんといった!」
翔太郎「どうしてそんな軽はずみなことを・・・」
そうして奈々は話始める。勉強の邪魔にならないようにちょっかいかけてくる人を叩きのめしていたのだが舞はそれをよしとせずに突き放す発言をしたらしい・・・
正義「まぁ受験シーズンですし不良とつるんでるなんてしれたら推薦とかなくなりそうだからイライラして言っちゃったんじゃないですか?」
逢瀬「それでもショックだった!マイマイは気にせずにいてくれると思ったから・・・だから裏切った復讐を・・・」
照井「バカ野郎!!また言ったな・・・その言葉を二度と口にするな!それは悪魔の言葉だ。人が心を捨てて残酷な行為に走る免罪符だ!その気持ちに支配されたら相手にされたことよりも酷いことをさせてしまうこともある!」
逢瀬「はん、大げさなこと言ってんじゃねー!」
照井「・・・自分が無責任なことを言ったか全く自覚がないようだな。」
そうして照井は刃野を連れて捜査に行ってしまった・・・