ゼインの世界渡り   作:ikkun

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梟との遭遇

そうして照井が聞き込みという名のかまかけを行っている間案の定奈々は荒れてしまった・・・

 

亜樹子「刃野刑事と竜君入ったって言いに来たけど・・・荒れちゃってるね・・・」

 

翔太郎「あぁ・・・俺達がつついている間に何か動きがないか見張ってる算段だ・・・」

 

正義「あんまり壁ガンガン蹴らないでくださいよ。目立ったら舞さんの唯一の手掛かりが消えてしまいます。」

 

逢瀬「ぐっ・・・にしてもなんなんだよあの鬼みてえな刑事・・・」

 

亜樹子「ごめんねぇウチの旦那が・・・」

 

逢瀬「え!奥さんだったのか・・・」

 

正義「びっくりですよね2重の意味で。」

 

亜樹子「もう一つのびっくりはどういう意味じゃい!!」

 

フィリップ「正義は一言余計というものを覚えた方が良いよ・・・」

 

亜樹子「まぁ鬼は鬼でもメモリ犯罪撲滅の鬼だし間違ったことは言わない人だよ。」

 

正義を怒りながらも亜樹子は奈々にそう返す。

 

フィリップ「照井竜が激怒したのは君が復讐という単語を口走ったからだ。彼もその言葉に支配されて悪鬼のようになったことがある。」

 

そう彼はウェザードーパント、井坂によって両親を凍死させられているのだ・・・

 

亜樹子「普段は口にしないけどずっと翔太郎君たちに感謝しているんだよね。」

 

フィリップ「今でも風都一ガイアメモリ犯罪を憎む警察官のまま、だが昔との違いは憎しみが憎しみを呼ぶ連鎖を止めたいと思っていること。」

 

翔太郎「君だって心から舞ちゃんを憎んでたらウチの事務所になんか来なかっただろう?」

 

逢瀬「・・・ちょっと受験の邪魔してやろうってそのぐらいのつもりだったんだ・・・でもあの塾に入ったらマイマイが学校に来なくなって・・・アタシのせいだと思って!お願い!マイマイを助けて!」

 

そうして再び奈々が助けを求めた時だった!

 

正義「!来ましたね!」

 

翔太郎「悪意か!」

 

そうして正義たちが向かうと刃野刑事たちが顔のない巨大な体を持った怪物に襲われていた!

 

ゼイン「おっと!危ないですね!」

 

照井「!すまない、正義。俺も変身を・・・」

 

そう言って照井はベルトを装着しようとするが・・・

 

ズバッ!

 

照井「!!」

 

なんと何かに切り裂かれたように体から血が出たのだ・・・

 

ゼイン「バカな・・・ちゃんと拳は逸らしましたよ?」

 

照井「あぁ・・・俺も見ていた・・・」

 

ゼイン「ということは・・・二方向同時に攻撃できる?」

 

W(翔太郎)「すまねぇ!待たせたな!」

 

するとWがルナトリガーのホーミング弾を連射しながらやってきた。

 

ゼイン「あの見えない斬撃は私が対処しますので変身を。」

 

照井「あぁ!」

 

そうしてなんとか照井はアクセルに変身してドーパントと思われる首無し体を相手にする。しかし・・・

 

ズバッ!

 

その斬撃は生態装甲に薄く傷とつける。

 

W(翔太郎)「マジでなにも見えないな・・・」

 

W(フィリップ)「それにあの見えない斬撃はドーパントの動きと連動しているように見えない。」

 

ゼイン「とはいえ見えない斬撃ですし研ぎ澄まさないといけませんね。」

 

W(フィリップ)「見る手立てがあるんだね。照井竜、トライアルでおびき出してくれ!」

 

そうしてトライアルにフォームチェンジしたアクセルと・・・

 

クウガ!執行!ジャスティスオーダー!

 

クウガペガサスフォームの超感覚を投影したゼインが攻撃を見る。

 

ドゴっ!!ザシュっ!

 

それを躱したと同時に二人は斬撃の正体を掴む。

 

アクセル「かすかに見えた!やはり斬撃とあのでか物の攻撃は別物だ。」

 

ゼイン「それに鳥のようなものが当たりそうになりましたおそらくそれが斬撃の正体。」

 

W(フィリップ)「わかった、ではその鳥をいぶりだそう。」

 

そう言ってWはルナメモリをマキシマムスロットに刺す、すると光の粒子が散布されていっそう光ったところにWがホーミング弾を放つと・・・

 

「う、うぬ!?なんだこれは!」

 

それは戸惑いながら声をあげる。

 

W(フィリップ)「トリガーシャインフィールド。ルナトリガーの裏技の一つさ。この一帯に探知能力を備えた微粒子を放出する、そこに引っかかった標的はWのセンサーで感じ取れるのさ。」

 

W(翔太郎)「つまり見えない敵を炙り出すのにうってつけってことさ!」

 

ゼイン「そこです!」

 

ゼインがWと一緒にペガサスボウガンで追撃すると撃ち落とされたのは一匹の梟だった・・・

 

オウルドーパント「ぐっ・・・あのWの射撃はスピードでなんとかなるがあのゼインというライダーの射撃・・・予測と研ぎ澄まされた感覚で瞬時に飛ぶ場所を撃ってくるから何発かあたるわい・・・」

 

ゼイン「敵は2体いたんですね・・・」

 

アクセル「そうか、大きいドーパントに戦わせておいて小さな鳥型が低空から高速で迫り急上昇して下から切り裂いたのか。」

 

オウルドーパント「ほほほ・・・中々の分析だが75点といったところかねぇ、二匹いたでは満点ではない・・・そっちもワシだからじゃよ。これはワシの体・・・宿り木・・・いやいや巣だ。」

 

オウルドーパントは手にかぎづめをつけて頭が梟となった巨大な人型の怪物となっていた・・・

 

 

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