そうしてフィリップと正義は源十郎の家でお泊りをすることになったのだが・・・
翔太郎「はいこれ着替え一式、こっちはスタッグがとった空気のサンプルだ。」
フィリップ「ありがとう。そんなに心配しないでくれ。僕はもう子供じゃない。」
フィリップは心配する翔太郎たちに笑顔でそういうが・・・
翔太郎「子供より信用できねぇよ!話や分析に夢中になってないでちゃんと寝るんだぞ!」
亜樹子「源十郎さんたちに迷惑かけないように!」
ときめ(両親みたい・・・)
二人の対応にときめは苦笑いする・・・
翔太郎「それにな・・・子供扱いはあっちよりましだと思え!」
善美「まさちゃん!これお弁当にタオルにあ、あと探偵の助手なら虫眼鏡とかいるかしら?」
正義「母さんなんで来てるんですか・・・」
そう、正義は突然連絡が入って呼び寄せた母、善美に困惑していた・・・
善美「だってまさちゃん全然連絡がないと思ってピルツちゃんに聞いたら就職したって聞いたんだもの!大丈夫?あの女の人や探偵からパワハラやセクハラされてない?」
正義「大丈夫ですから。人が見てるのでやめてくださいよ。」
善美の親バカに正義は死んだ目で対応する・・・
翔太郎「パワハラされそうになってるのはこっちなんだが・・・」
亜樹子「誰がセクハラするかぁ!?」
二人とも見た目で判断されたことに不服そうにする・・・
フィリップ「お互い大変そうだね・・・」
フィリップも同情の発言をしながらもお泊りは始まった・・・ちなみにBBBのメンバーはビリー佛田、旧車マニアで廃棄場に捨てられている部品から車を復元しようとしている男性、馬場凡太、サイダーのコレクターで世界の名所が書かれた蓋を集めていて廃棄場には多くの蓋があって集めているらしい…最後は紅一点の暮雨川しおれ。彼女は蟻博士で外国からの船がくる関係でくる外来種の蟻を集めて調べているらしい・・・
翔太朗は泊まることになったフィリップを見ながら心を開かなかったフィリップが初対面の人たちと泊まるということに成長を感じていた・・・
翔太郎「あいつはもう普通の人間なんだ・・・それに正義も保護者とは言っていたが彼らの知識を真剣に聞いてたしこの調子で人の心というか悪でも簡単に決めつけないこころを持って欲しいな。だってあんなにあったかい母親がいるんだからよ。」
亜樹子「そうだね!」
ときめ「うん!私たちも調査続行だね!」
そうして翔太郎たちは以前依頼で関係を作っていたエコロジー研究所に勤めている楠原みやびに廃棄場のことを聞けた。
みやび「そこはかつて風都が発展途上だったころ処理できなくなった金属製のゴミなどを大量に積み上げた場所なの。風力発電機などの大量設置でエコロジー都市として発展した風都だけどここに残った鉄資源は処理が進んでいない・・・研究所でも頭が痛いの。」
翔太郎「急成長の影の部分が残された場所ってことですかね・・・」
みやび「残念ながらね。夕日の報告も役所のお偉方に邪魔されて。あの場所には触れてほしくないみたいね。」
翔太朗「いろいろと力借りたいことがあるんですけどお願いできますか?」
みやび「勿論よ。あなたには私と娘を助けてもらったもの。」
一方フィリップと正義、ときめは空気調査の仕事をしていた・・・
フィリップ「ふわぁ・・・」
ときめ「やっぱり全然寝てないんでしょ?」
正義「話が進んだのもありますけど空気も普通の科学的観点からじゃ問題点が見つからないのもありますね。」
ときめ「普通じゃない科学ってこと?」
フィリップ「そこまではまだ・・・何故だい?」
ときめ「ううん、別に。ちょっと気になって。」
そうしてまた異常な夕日を見ることとなった・・・
源十郎「昨日と同じだな、今日も・・・」
ビリー「まったく気味悪いよな。」
翔太郎「取りあえず俺たちは戻るか。」
馬場「僕たちも今日はここまで。」
しおれ「フィリップくん、夜は出歩いちゃだめだよ。お化けが出るらしいから~正義くんもちゃんとフィリップ君止めなきゃダメだよ?」
フィリップ「お化け?」
しおれ「何か気味が悪いのがうろうろしてるのを集積所のおじさんたちがみるんだって・・・」
そんな話を聞きながらその日は解散、正義たちも寝ることとなったが・・・
フィリップ「・・・」
フィリップは布団の中で空気の調査結果を見ていた・・・
フィリップ(そういえばときめが違和感を感じたのはこの付近・・・なんだこれは!データにない粒子が浮遊している。)
フィリップは正義にチャットで連絡を送る。
フィリップ「もっと空気を採取しないと・・・」
そう言ってフィリップが外に出ると・・・
作業員「ぎゃぁあああ!!」
フィリップ「!?」
突然作業員の悲鳴が聞こえた!
フィリップが駆け付けるとそこにいたのはゴミを拾って食べるドーパントとドロドロに溶かされた作業員の死体だった・・・
ドーパント「まだいたのか・・・お片付けだな・・・!?おまえ・・・何故ここに?」
フィリップ「・・・!?」
なんとドーパントはフィリップを見て狼狽したのだ・・・