そうして翌朝から警察の捜査が始まった。
刃野「マジかよ、ホントに気持ち悪い色だなぁ。これじゃ朝だか夜だかわかりゃしねぇ・・・それで状況はどうだ?」
真倉「服の一部や持ち物らしきものが錯乱してますね。探偵の話が本当ならこれが被害者の遺留品ってことか・・・」
そう言って真倉は腕時計を持つ。
翔太朗「嘘じゃねぇよマッキー。その黒い部分生き物の体も溶かしちまうんだぜ。」
真倉「うげぇ!これがぁ!」
正義「ふむ、もう効果はないみたいですね。時間経過で消えるタイプですか。」
真倉「驚かすなよ!?」
正義「いう前に触るからじゃないですか。」
そういう中刃野が話しかける。
刃野「しっかしまたやべぇ事件に出くわしたな。お前もフィリップ君や事務員君も。」
翔太朗「乗りかかった船だ。このまま太陽の剣と合わせて捜査を続ける。ジンさんわかったら何か教えてくれよ。」
刃野「そっちの情報もよこせよ?」
正義「後でレポートにしておきますので読んでくださいね。照井さんには・・・見せた方がいいでしょうか?」
刃野「いやいやダメに決まってるだろ!絶対安静なのに絶対現場くるぞ!」
翔太朗「だよなぁ・・・」
そうして源十郎の家に戻るとBBBのメンバーは落ち込んだ様子だった・・・
翔太郎「元気がないっすね。皆。」
ビリー「そりゃそうだよ。俺らの庭で殺人事件だもん。」
凡太「しかも・・・なんか疑われてるみたいだし。」
しおれ「警察にアリバイ聞かれたの初めて・・・職務質問は良くされるけど・・・」
正義「その様子じゃアリバイは全員無しですか・・・」
ビリー「俺達一人暮らしだし友達もBBB以外ねーしな・・・
源十郎「俺もそうだ、ここで寝ていたが証明はできん。怪物を見たのが隣で寝ていたフィリップ君と同じ家にいた正義君だからな。それで探偵さんやはり被害者は廃棄場の職員さんなのかい?」
翔太郎「まだ確認は取れてないですが遺留品からみておそらく・・・・」
雰囲気はさらに暗くなってしまう・・・
ビリー「ゴミを勝手にほじくるからいっつもにらまれてたけど顔見知りがなくなると堪えるな・・・」
しおれ「まぁあの程度怒られるので済んでたのも源十郎さんの顔利きみたいなもんだけどね・・・」
凡太「でも探偵さん、なんで僕らの事なんか疑うんですかね。殺す動機が怒られただけなんて弱すぎる気が・・・」
翔太朗「そうとは限らない、ガイアメモリ犯罪者は普通じゃないんだ。」
そうガイアメモリは体に刺すとその毒素が精神を蝕み普通の理屈は通じなくなってしまうのだ・・・
正義「中には意識だけ怪物になったり(バイラスドーパント)能力が暴走してそのままってこと(リリー白金のインビジブルメモリ)もあるので危険なんですよ。」
翔太朗「だからアリバイなんてあっても意味はないんだ。警察のただの決まり事だ。」
凡太「じゃあやっぱり警察は僕たちを容疑者だと・・・」
すると黙っていたフィリップが立ち上がる。
フィリップ「出会って間もないけど・・・皆さんに好意を持った。だから聞いて欲しい。僕は色んな知識に興味があるけど専門分野があるとしたらそれはガイアメモリなんだ・・・」
フィリップは自身がミュージアムに囚われていた過去を話す・・・
フィリップ「僕も翔太朗や彼の師匠に影響を受けて探偵をして町を奔走している。かつての罪を償うために・・・だから耳を傾けてほしい。メモリの恐ろしさを説く僕たちの言葉を・・・お願いだ・・・!」
そう言って頭を下げた・・・
そうして翔太朗たちは調査に戻ろうとしたのだが・・・
正義「らしくないですねフィリップさん犯人を絞ったら気づかれないようにことを進めるのがあなたのスタイルだと思ってましたが・・・」
正義が先ほどのフィリップの行動を指摘する。
翔太朗「あぁ、だからこれ以上の犯行を止めようとあんなことを言った・・・」
ときめ「そうなの?フィリップ。」
フィリップ「襲われた時にトラッシュは僕を見て動揺したんだ・・・攻撃も躊躇している様子だった・・・」
つまり変身者は顔見知りかつ心憎からず思っている人物ということになる。
正義「まさか貴方がハーフボイルドになるときが来るとはね・・・」
翔太郎「だからハーフじゃねーっつの!」
フィリップ「分かっているさ・・・だがまだ整理できてないんだ!」
そう言ってフィリップが小屋に戻ろうとするとそこには正義たちが裏風都であった少年がいた・・・