ゼインの世界渡り   作:ikkun

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フィリップ成長の推理

フィリップは皆でゴミ捨て場に行く中推理を展開していく。

 

フィリップ「源十郎さん、そもそもあなたの最初の依頼は夕日泥棒を探し出すことだった。その答えだけはもう出ている。そして僕がそれを見つける時ドーパントの正体も同時にわかる!」

 

そう言って向かった先はあの夕日が見える場所、フィリップはメモリの代わりにあるものをタッグフォンにセットして飛ばすと通ったところだけ元の色になった・・・

 

しおれ「クワガタさんの通ったところだけ・・・」

 

正義「夕日の色を異常の見せていたのは空気中にあった粒子でした。」

 

フィリップ「そしてXと呼ぶことにした粒子は強力なエネルギーを帯びていて太陽の長波長の光とハレーションを起こして異様な光となったんだ・・・」

 

源十郎「それを中和させる薬を巻いたのかね?」

 

フィリップ「いや巻いたのはサンプルを複製して作った似通った性質の粒子だ。X粒子と結合して違う色に返還したうえで空中に漂わせる。」

 

正義「つまり粒子が発生しているところを炙り出すことができる粒子ってことです・・・」

 

正義とフィリップが共同開発したそれは大きいゴミ山に反応した。

 

ビリー「それを巻いたのは例のゴミの怪物の仕業かい?」

 

フィリップ「違う、トラッシュドーパントは職員を襲っていただけ。泥棒の正体は千葉秀夫、ブラキオサウルスのドーパントだ。」

 

正義「奴のゲートの粒子からこれが作れたわけですしアイツの体に付着していたと考えるのが妥当です。目的はわかりませんが粒子を発生させる装置を置いていて偶然ここにいたトラッシュに護衛を命じたんでしょう。」

 

源十郎「で、そのゴミの怪物は誰なんだ?」

 

フィリップ「源十郎さん、あなたがBBBを解散すると言い出したのもそのためですよね。」

 

そうしてフィリップは意を決して言う。

 

フィリップ「おそらくトラッシュは既に命令されているはずです。もしも装置の秘密が発覚したら僕たちを始末しろと・・・」

 

源十郎「君はそれを覚悟したうえで・・・」

 

フィリップ「でも・・・できることならそのメモリを刺さずに手放して欲しい・・・それが嘘偽りのない気持ちだ。」

 

しかし無常にも犯人はメモリを持って走りだした次の瞬間だった!

 

ドガっ!!

 

翔太朗が駆け付けて殴り飛ばし正義が拘束していた・・・

 

翔太朗「フィリップ。いつも無茶するとか説教してクセにこれも相当な無茶だろ。」

 

フィリップ「すまない。」

 

正義「翔太朗も目星をつけてから殴れた・・・あなただったんですね。ビリーさん。」

 

正義が押さえつけていたのはビリーだった・・・

 

翔太朗「あぁ、全員の過去を調べたら元カーレーサー、だが5年前に半身不随の大けがしたはずの人間がゴミ山をあされるくらい元気ならおかしいと思うさ。」

 

ビリー「ふ・・・はは。フィリップ君は本当に仲間から大事にされてるな・・・俺みたいなゴミとは違う。」

 

フィリップ「ビリーさんがゴミなんかじゃ・・・」

 

ビリー「仲間が言ったんだよ!走れなくなった俺はゴミとおんなじだって!」

 

ビリーは泣きながら慟哭する。

 

ビリー「だからメモリを買うときもトラッシュを自然に選んでた。チームメンバーを片っ端から溶かしたんだ・・・そうしてエネルギー補充のためにゴミを食べてたら気づいたんだ。ゴミを食えば食うほど解除したときの体も治っていることに!」

 

正義「なるほど・・・治癒能力があなたのハイドープ能力・・・」

 

ビリー「体に合うゴミを探してたら源十郎さんとあってとっさに廃車の部品を探してるって嘘をついたんだ・・・でもそれが本当の夢になってた。もちろん皆好きだった・・・君だって敵でなければ・・・」

 

千葉「もうその辺でいいでしょ。」

 

すると千葉があらわれて思念波を飛ばす。

 

正義「ちっ。」

 

正義は交わすもメモリはビリーの元にわたってしまう・・・

 

千葉「今更普通の人間面しないでよ。もう後戻りはできないんだからゴミ扱いされるならこのまま神様になって人間を支配する側に回ればいい・・・」

 

ビリー「そうかもな・・・秀夫くんはみんな殺せって言われてたけどそれは断ってたけど・・・ここまでか。」

 

フィリップ「やめるんだ!ビリーさん!」

 

トラッシュ!

 

そうしてビリーはトラッシュドーパントに変身してゴミを取り込んで黒い物質を作るのだった・・・

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