ゼインの世界渡り   作:ikkun

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オーロラと救世主

ビリーを消したオーロラドーパントは悠々と挨拶をする。

 

オーロラドーパント「やぁ、仮面ライダー諸君。」

 

W(翔太朗)「てめぇ・・・今何をした・・・!」

 

翔太朗は怒りを静かに燃やしながら答える。

 

オーロラドーパント「何を?もちろん後始末さ。今回は私の同胞が予想外のトラブルに見舞われたようだからね。」

 

そう言ってオーロラドーパントは装置を光線で消す。

 

ドォォン!

 

オーロラドーパント「あれはもういい、諦めよう秀夫くん。」

 

ブラキオドーパント「すみません、残念ですが仮面ライダーに渡すわけにはいかないですしね。」

 

アクセル(あの光・・・メガネウラの美原を消したのは万灯か・・・」

 

ゼイン「そこにいるのはわかってるんですから出てきてくださいよ。」

 

ズドド!!

 

ゼインが銃撃を繰り出すと出てきたのはスクリームドーパントだった・・・

 

スクリームドーパント「こいつ嫌いな上に厄介なタイプ・・・」

 

アクセル「五条一葉か!」

 

スクリームドーパント「とうとう推しが私の名前をー!」

 

先ほどのテンションとは打って変わってハイテンションとなるスクリーム、それを気にすることもなく・・・

 

オーロラドーパント「ではそろそろ失礼しようか。」

 

w(翔太朗)「待てよてめぇ・・・誰が帰って良いといった。質問に答えてねぇだろうが。お前は今何をした?なんてことをしてくれやがったんだよ!」

 

オーロラドーパント「先ほど答えただろ?会話が成立してないな。」

 

W(翔太朗)「お前は人の命を奪ったんだぞ。例えそれが犯罪者でもこれからまだ罪を償い人生をやり直せるかもしれない人間の命を!それを後始末だと・・・ふざけんな!」

 

オーロラドーパント「なるほど答えが気に入らなかったということか・・・では言い換えようか・・・ゼインなら分かると思うよ。これは善意だ。」

 

W(フィリップ)「!?」

 

オーロラドーパント「君たちの町に気を使うことはないが我々がまいた種を散らかしたままにするのは流石に礼儀に反する。だから気を利かして焼却してあげた・・・」

 

ゼイン「確かに上品な悪党はただ暴力を振るう輩だと思われることを嫌うといいますしね。」

 

オーロラドーパント「そういうことさ、汚物を処分してもらえたんだ。儲けものだと思って欲しいな。」

 

W(フィリップ)「確かに僕もかつてそう呼ばれていた・・・幾多の悪党にも言い放った。だが万灯雪侍!お前こそ悪魔そのものだ!」

 

オーロラドーパント「我々の町ではそうは言わない、私は悪魔ではなく天使なんだ。」

 

そう言ってぶつかり合う二人・・・そのときときめはWと白い仮面ライダー・・・その名をエターナルと呼ばれた仮面ライダーが戦う姿の記憶が脳に映っていた・・・

 

ゼイン「さて、こうして悪党が揃ってくれたことですし二人とも焼却です。」

 

ギーツ!執行!ジャスティスオーダー!

 

カードを読み込ませるとギーツバスターQB9が召喚されてゼインの背後に九つの尻尾が出現してブラキオドーパントとスクリームドーパントに襲い掛かる!

 

スクリームドーパント「何この尻尾!気持ち悪い波動を纏ってる・・・」

 

ブラキオドーパント「これは・・・神聖な雰囲気を纏っている・・・これに触れたら僕たちの能力もどうなるかわかりませんね。」

 

二人は交わしたり攻撃を相殺しながら言う。そうこの尻尾には創世の力が含まれており当たればメモリの能力を破壊するという効果を付与してあるのだ・・・

 

オーロラドーパント「ゼインもやはり恐ろしいな・・・あれほどの力を持っているとは・・・」

 

W(翔太朗)「よそ見してんじゃねーよ!」

 

Wは攻撃するがそれも避けられる・・・

 

ゼイン「そうだ、一つ訂正しておきましょう。」

 

オーロラドーパント「?」

 

ゼイン「確かにビリーさんは悪党で一部の人・・・例えば被害者遺族は更生なんて望まず死刑にしてほしいと思っているかもしれません。でも一部の人からしたら彼はまだ焼却してはいけない価値があった・・・そう思いたいですね。」

 

ゼインは源十郎さんの家を見ながらそう言った・・・

 

W(フィリップ)「正義・・・」

 

W(翔太朗)「言ってくれるな・・・」

 

なんとゼイン・・・正義が少しだけ人を憎まなくなったのだ。

 

オーロラドーパント「ふっ・・・まさか冷徹だと思っていた君にも人の情が芽生えるとは。今日のことは忘れられなくなりそうだ。」

 

そう言って3人は攻撃を避けながら去っていった・・・

 

W(翔太朗)「当たり前だろうが!」

 

Wは去っていく3人をにらむのだった・・・

 

 

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