そうして翔太朗はタワーのチケットを買いに、ときめはタワーの道を確認していると大きなスーツケースを運ぶ女性がいた・・・
ときめ「楽器・・・?いやスピーカーかな。」
その大きさにときめが不思議に思っていると腕に青い炎のタトゥーを入れた青年が通りがかりその女性を蹴り飛ばした!
女性「待って!」
スーツケースを奪おうとする青年に女性はしがみつくが・・・
ガッ!
当然突き飛ばされて怪談を転げ落ちてしまう・・・
それを見ていた翔太朗がすぐに駆け寄ろうとしたが・・・
がらがら・・・
ときめ「私も人のこと言えないけど物を盗むのは犯罪だよ。」
青年「くっ!」
青年は奪い返そうと突っ込むがときめに蹴り飛ばされてしまう・・・
ときめ「大丈夫!?」
ときめはすぐに女性に駆け寄るがその隙に青年は逃げてしまった・・・
翔太郎「ちっ、逃げ足の速い奴だぜ・・・」
そうして女性の介抱をすることになったが・・・
女性「あ・・・痛!」
翔太郎「無理しちゃダメだ、下手すりゃ折れてる。」
女性は中々の怪我を負ってしまった・・・
女性「そんな・・・感謝祭がもう目の前なのに・・・」
翔太朗「イベントに出演する予定があったんすか?」
女性「・・・あまり人に知られたくない仕事なの。内緒にしてもらえる。」
翔太朗「それを言うなら俺達の仕事も探偵でね。口の堅さなら保障しますよ。」
そういうと女性はスーツケースの中身を見せるとそこにあったのは・・・
翔太朗「う・・・うそぉ!!」
それは風都タワーのマスコットキャラクターふうと君の着ぐるみだった・・・
翔太朗が唖然とする中女性が話す。
ナオ「あんまり人に言わないでね。こんなおばさんがって知られたら子供たちの夢が壊れちゃう。私がふうとくんのスーツアクター富士見ナオって言います。」
そうして翔太朗たちは病院に行ったあとタワーの事務局で話すことになった・・・
ときめ「ちょっと複雑な折れ方しちゃってるみたい。ここの医務室じゃ無理だから専門医にって・・・」
翔太郎「ちょっと待てよ。確か正義の仲間に医者がいたような・・・」
そうして呼び出されたのは正義と・・・
ピルツ「うーん・・・中々酷い折れ方ですね。でも私にお任せあれ!」
ピルツがすぐに駆け付けて精密な治療と治癒の光線によってナオの足を修復してしまった。
ナオ「すごい・・・もう痛みがない。」
深澤「おぉ!ありがとうありがとう!」
事務局長の深澤もこれには驚き涙を浮かべて感謝していた。
ピルツ「でも経過観察が必要です。しばらくは安静にしてないとまた折れる可能性もありますから!」
ナオ「そんな・・・」
正義「にしてもデートしてたら着ぐるみ盗難なんてレア事件に巻き込まれるなんて本当に翔太朗に似てきましたねときめ。」
翔太朗「そんなとこまで似て欲しくなかったけどな・・・」
そうして詳しく事情を聞くこととなったのだが・・・
翔太朗「脅迫!?」
深澤「ウチというか風都タワー感謝祭の開催そのものにですかね。」
深澤によると前日に燃え盛る風都タワーと破られたふうとくんの写真が写ったものが送られてきたらしい・・・
翔太朗「しくったな・・・あの男とっ捕まえてれば・・・」
正義「無事治療はできましたが経過観察もありますし奴らが本気な以上このままナオさんを立てるのはまともじゃありません。せめて囮役として警官に着せるとかはできないんですか?」
深澤「それが出来れば苦労しませんよ!ナオさん以外にふうとくんを演じれるのは彼女だけなんです。スーツも一点ものですし、ナオさん=ふうとくんと言っても間違いない・・・!」
ナオ「・・・私も演技も分からない人を代役に立てるくらいならまた折れてでも自分でやるかな・・・でもどうしてもって言うならときめちゃんがやってくれないかな?ちょうど後継者も探してたし!」
ときめ「え!?私!?」
ナオ「さっき助けてもらったときに見惚れたの!体が先に動くあなたならできるから!」
ナオに頼まれてときめはナオの安全のために引き受けるのだった・・・