ゼインの世界渡り   作:ikkun

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イベントを終えて

アクセル「遅れてすまん、刃野刑事が負傷してな。」

 

アクセルは二人に詫びを入れつつ戦闘体勢に入った・・・

 

W(フィリップ)「人数が増えたとしても状況は変わらない・・・僕たちにはこのドーパントを仕留める手段がない・・・」

 

フィリップは今の状況に苦い顔をする・・・

 

クラブドーパント2「そういうことだぁ!」

 

そうして襲い掛かってくるドーパントを攻撃するが・・・

 

ゼイン「やはり再生を・・・ん?」

 

二匹に再生力の違いがあるのを正義は見抜いた・・・

 

ゼイン(後から来た方が先に来た奴より再生速度が遅い・・・おそらくあれがメモリ本来の再生!)

 

ゼイン「アクセル!今戦ってる奴はおそらくハイドープじゃありません!本気で殴ってください!」

 

アクセル「!本気だな・・・わかった。」

 

クラブドーパント2「・・・!んだと・・・んなわけあるかぁ!」

 

後から来た方は怒りに任せて殴りかかるが・・・

 

アクセル「挑発されたらすぐ切れる・・・半グレらしいな。」

 

ブオンブオンっ!!

 

アクセルはドライバーのハンドルを回してふかしてエネルギーを蓄積する!

 

アクセル「はぁああ!!」

 

どおぉん!!

 

メキメキ!!

 

クラブドーパント2「ぐあぁああ!?」

 

アクセルのエネルギーを蓄積したパンチは粘液を蒸発させて外骨格に複雑な亀裂をいれた!

 

ゼイン「やはり再生が牛歩・・・こちらから先に仕留めれば・・・」

 

W(フィリップ)「いや、一旦下がれ!」

 

するともう一体のクラブドーパントがパンチを入れられた方を回収して遠くに離れた。

 

クラブドーパント「新参とはいえ流石は仮面ライダー・・・見事な洞察力だ・・・」

 

クラブドーパント2「おい・・・何余計なことを・・・」

 

クラブドーパント「奴らが俺達を倒せないことが解ればいいでしょ、後は当日のお楽しみってことで。風都タワーは俺たちが叩き切る。地獄を楽しみな!」

 

そう言って二人は撤退していった・・・

 

W(翔太朗)「万灯を追いかけねぇと!」

 

翔太朗はすかさずときめの救出に動く。フィリップが呼び出したタービュラーに乗り込んで・・・

 

オーロラドーパント「おやもう来たか。」

 

W(翔太朗)「万灯ぉぉ!」

 

しかしその攻撃は空を切る・・・

 

万灯「意外と甘いねお二人さん、私ならいきなり切りかかった場面だ。」

 

ゼイン「あの身のこなし・・・やっぱり強敵ですね。」

 

ゼインも遅れてやってくる。

 

万灯「おや君も来たかい。彼女が気になってるから言っておこう、その着ぐるみのバイトはやめさせるべきだ。君たちにクラブを止める術があるのかい?」

 

ゼイン「やはりメモリはあなたの仕業でしたか・・・ああなると分かっておいてよく言いますよ。」

 

万灯「君たちが関わるとしてもときめが入るのは予想外だった、だから今回は助けたけど次は助けないよ。」

 

そう言って万灯はゲートで去っていった・・・

 

ときめ「ユキ・・・」

 

ときめはさらわれたときに自分は雪侍のことをそう呼んでいると言われて無意識に口に出していた・・・

 

そうして万灯の目的はわからなかったがときめも子供も無事だったが・・・

 

深澤「度重なる妨害行為と怪物の出現・・・市や警察からはイベントの中止を検討するように連絡が来ている・・・私だって悔しいがあの中にナオさんが入ってたらと思うと・・・ぞっとしてしまう・・・」

 

職員「そんな!」

 

正義「照井さんは後から出てきたボスの調査・・・フィリップは検索中ですか・・・ボスの方のクラブはアクセルならなんとかなりますがあちらのハイドープの方の解決策は私もまだ手詰まりですね・・・」

 

亜樹子「そんなぁ・・・」

 

正義と亜樹子が暗い顔をする中・・・

 

翔太郎「・・・今回は俺が攻略法を思い付いたかもな。」

 

なんと翔太郎がそう言ったのだ。

 

正義「マジですか。」

 

翔太郎「特訓すれば形にはなると思うだが祭りの続行は皆で決めないといけない。」

 

ドーパントは調査まちになると思われた時だった!

 

ジミー「やりましょうよ。やめちゃダメです。」

 

そう言ってギターをならしながら現れたのは・・・

 

職員「ジミー中田!」

 

なんと翔太朗たちとも縁のあるシンガーソングライター、ジミー中田だったのだ・・・

ときめが知らなそうにしていると職員が説明してくれる。

 

職員「この町出身の歌手だよ。歌はあんまり上手くないけどすっごい心に響くんだよ。」

 

ジミー「なんか中止になりそうだって聞いて慌ててきたんです。やりましょうよ感謝祭!少なくとも僕は歌いたい!」

 

深澤「しかしジミーさん・・・」

 

ジミー「確かにガイアメモリは怖い・・・風都タワーが折れた日だって奥さんのお腹に子供もいたし怖くて仕方なかった・・・だからこそ仮面ライダーを必死に応援したんです!だから思いが届いて町が救われたと信じているんです!」

 

ジミーは熱弁する。

 

ジミー「だから僕たちが俺てしまったらライダーはますます苦戦してしまう。ライダーを僕たちが守ったっていいじゃないですか!だから歌いたい!愛をこめて!」

 

ナオ「お客さんやスタッフの安全を考えると素直にやるとは言いづらい…風都タワーが折れた日私も中にいたから恐怖はわかる・・・けどパニックになった子を助けられたときこの仕事は凄いと思えたんだよね。狙われて怪我の観察がなければ上がってたんだけど・・・」

 

するとときめも決意を固めた顔で・・・

 

ときめ「私も出る!最後までやりとげる。それが約束だもん!」

 

そうして運営の気持ちが再び一つとなるのだった・・・

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