ゼインの世界渡り   作:ikkun

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居場所の特定

そうして翔太朗たちは刃野刑事たちから事情聴取を受けることとなった・・・

 

刃野「なるほどねぇ・・・ムキムキのドーパントの魔力で博覧会から恐竜が出てきて暴れ出した、と。・・・お前ら相手が俺達で良かったなぁ。」

 

真倉「超常犯罪課がいなかったら正気を疑われてるよ。」

 

翔太朗「俺だってわが目を疑ったさ。」

 

刃野「だがな、確認したが恐竜博覧館内のT-レックスの骨格は無傷のままだったぜ。」

 

正義「やっぱり能力によってつくられた説が濃いですね。」

 

亜樹子「私も後から来たのに見えてたし実際に目撃者もいるみたいだしね。」

 

亜樹子がSNSを出す。

 

するとフィリップが出てきた。

 

翔太朗「今回は出てこないんじゃ・・・」

 

フィリップ「気になることが出来た。現場を検証してみたい。」

 

刃野「ま、君が相手ならこっそりとな。」

 

正義「能力について掴んだんですね。」

 

翔太朗「俺たちはL.A,S.Tの残り2人を探す。急がねえと・・・依頼人の心が持たねぇ・・・」

 

そうして館長室に戻った響子は暗い顔をしていた・・・・

 

翔太郎「大丈夫かい、響子さん。」

 

響子「えぇ、ごめんなさい。落ち込んでる場合じゃないのに・・・一体誰がこんなことを・・・」

 

翔太朗「メンバーを狙う人物に心当たりはないかい?」

 

翔太朗は容疑者の心当たりについて聞く。

 

響子「4人とも非凡な人であるから、それぞれ誰か恨みや妬みを持つ人物がいるかもしれないけど・・・」

 

亜樹子「あのドーパントはっきりとあと2人って言ってたもんね・・・4人全員恨んでたやつか・・・」

 

響子「だったらそれは私ね。」

 

響子は衝撃的なことを言った・・・

 

響子「園咲館長に特別視されていたあのチームは私にとってあこがれ以外の何者でもなかった・・・」

 

だからこそ響子は琉兵衛に入れてくれるように頼んだり自分のイニシャルの東堂が引退しないかと思っていたそうだ・・・

 

響子「館長は彼らを特別といっていて彼らが羨ましかった・・・だからきっと私・・・」

 

正義「甘酸っぱい恋と憧れですね。」

 

翔太郎「あぁ、それがいえるなら大丈夫みたいだな。そこまで強い想いを抱いていたアンタだからこそこの惨劇を止める原動力になれるはずだ。力になるよ。」

 

翔太朗たちは決意を新たに現在の状況を確認する。

 

正義「たしか咲夜さんが警察に保護されてるんでしたね。」

 

亜樹子「うん、ルークさんの事件を知って特別研究施設にいることを連絡してくれたって。うちの旦那が急行して守りを固めてるとこ。」

 

翔太郎「照井が守ってくれてるならこれ以上の用心棒はねえ、後見つかってないのは吾妻仁さんだけか・・・」

 

響子「あの人自分の家を持たないのよ・・・借家ばかりでしかも発掘に向かうと平気で何年も家をあけるみたいだし・・・」

 

正義「ということは一番行動が自由な人・・・怪しいですね。」

 

翔太郎「ガイアメモリの毒素に侵されていたら臆病な性格でもありえそうだ・・・そうだ!映像記録ってあるか?」

 

翔太朗はテレビ電話の映像を見る。

 

翔太郎「ビンゴだ。カーテンのねじれ方が風鈴湖の回りで吹く複雑な気流の影響で起こるねじれ方だった。だからいるとしたら風鈴湖の周辺だ。ま、そこそこ広いから探し出すのはちょっとした短剣になるけどな。」

 

響子「探検・・・!!望むところよ!」

 

すると鞭で三人を瞬く間に拘束して響子は勇み足で向かうのだった・・・

 

正義「この私が逃れられない鞭裁き・・・恐るべし・・・」

 

翔太朗「ケダモノスイッチが・・・」

 

響子の鞭裁きに正義は驚愕し、翔太朗は自分の発言を後悔するのだった・・・

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