ゼインの世界渡り   作:ikkun

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風都探偵2巻の書かなかったミック活躍の話も含まれています。


番外編 ゼインのルーティン

ここは正義の世界・・・ここでは日々配下が怪人やアイテムの実験をして悪意の駆逐に役に立つデータを採取しているのだが・・・

 

バイオ「ん?なんやこれ?」

 

配下の一人であるバイオが何か見つけたようだ・・・

 

チェルシー「なにか見つけたの?バイオ。」

 

同僚のチェルシーも仕事を一旦終わらせたようでバイオのところにくる。

 

バイオ「なんかゼイン様が置いていったガンデフォン50があるんやけど動画データがあるんや。」

 

チェルシー「何かの弱みかしら・・・これってルーティン動画?」

 

ピルツ「ゼイン様の!?見たいです!」

 

バイオ「いつの間に現れたんやこのマッドドクターは・・・」

 

いつの間にかゼイン大好きっ子のヒューマギアドクターピルツもいた・・・

 

チェルシー「なんでこんなのも撮ったのかわからないけどなんか意外なことが知れるかも・・・」

 

そうして3人が動画を開くと編集されたタイトルとともにルーティンが始まった。

その動画はゼインが寝ているところが映っていた・・・

 

ピルツ「これは・・・正義さまの実家ですね。」

 

チェルシー「そういえばアイツ事務所で居候するって言ってたけどいつの間にか実家から通ってるわよね?」

 

バイオ「布団が変わると寝心地悪いのと母親が泣いて連絡してきたから実家からの通勤に切り替えたらしいわ。」

 

チェルシー「意外と繊細な理由だったわね・・・」

 

親バカと繊細さが入り混じった理由に一同は困惑する。

 

朝食となるわけだが・・・

 

正義「今日の朝食はお母さんの作ってくれた白身魚の焼き鰈に白米、白みそからとった味噌汁。具は豆腐と大根となっております。」

 

ピルツ「流石ゼイン様!朝食も健康的です!」

 

バイオ「とことんマザコンやな~」

 

チェルシー「まぁ、母親がいないときはちゃんと作ってるし甘えるときもあるんじゃない?」

 

魚をメチャクチャ綺麗に食べているのには3人とも流石と思うしかなかった・・・

 

正義「そして食べ終わったら出勤にはまだ時間に余裕があるのでカードの整理とこれまでの実験データを整理します。善意を究めるには研鑽あるのみ。どんな技術であろうと有益性を導くのが真の学者というものです。」

 

バイオ「ちゃんと見てくれてるのは感謝やな。」

 

チェルシー「最近は幅広いから大変なのよね・・・」

 

ピルツ「着替えながらもデータに集中するゼイン様・・・最高。」

 

ピルツは上半身裸のゼインを見てそうつぶやくのだった・・・

 

正義「出勤ですが今日の依頼は猫探しのようです。事務所の猫探しは知っていますが、メチャクチャ憂鬱ですね。猫真似しないといけないなんて・・・」

 

3人「ああ・・・」

 

バイオ「確かにあの人なら絶対やらないやろうなぁ・・・」

 

チェルシー「でも見てみたいかも・・・」

 

ピルツ「ゼイン様・・・おいたわしや・・」

 

そうしてゼインは出勤したところで動画が終わった・・・

 

バイオ「これが朝の分・・・これ夜もある。」

 

チェルシー「流石というか朝は面白さもない出勤してたわね。夜は帰るまでなにしてるのかしら。」

 

ピルツ「見てみましょう!」

 

そうして二つ目のナイトルーティン動画も見始めた。

 

正義「こんばんは、ゼインのナイトルーティンです。結局猫探しは、翔太朗とときめで行ったのですが風都からいなくなった猫たちの事件へと発展していき、最終的にミックがネコ型のドーパントを見つけ出してメモリブレイクして終わりました。」

 

しかも依頼人は大金持ちで本当は猫ではなく首飾りとしてつけていた宝石を探していたらしい。

 

正義「全く、悪意というのは世界を問わずにいるので困ったものです。亜樹子さんのあの宝石ぶん投げは実にすかっとしました。」

 

正義は歩きながら風都の名物であるラーメン屋、風麺で食事をとる。

 

正義「やっぱりナルトがデカいですね・・・チャーシューじゃなくてナルトをデカくするという意外性もさることながらスープも麺もこだわり抜かれている一品です。」

 

チェルシー「食べたくなってきたわね・・・」

 

バイオ「今度3人で食べに行こう!」

 

ピルツ「私は食べれないですけど・・・写真は撮りたいです!」

 

そうして家に帰ると思いきや正義は裏路地に行く・・・

 

正義「やっぱり夜はガイアメモリを使う人間が増えますね。有象無象は成敗しましょう。」

 

そうして正義はゼインに変身してG4のギガントを使って裏風都でない有象無象のドーパントを一掃していく。

 

正義「照井さんにバレますから塵一つ残さないのがコツです。」

 

バイオ「どんなコツや!?」

 

チェルシー「やることはやってるわねこいつ。」

 

ピルツ「ぶれないゼインさま素敵!」

 

3人はいつも通りのゼインに呆れる。

 

正義「ちなみにあの遺族たちもすでに確保してあります。ガイアメモリはWがメモリブレイクしてしまうのでデータが戦闘でしか取れないんですよね・・・警察とかに研究機関でもできないですかね・・・」

 

遺族たち「んー!?んー!!」

 

そうしてさるぐつわをした遺族たちが映り動画が終わった・・・

 

チェルシー「待って・・・もしかして実験室でこの前目隠しされた人にメモリ刺したけどあれって・・・」

 

バイオ「そうやろうな・・・」

 

ピルツ「やっぱり人の携帯は見るものではありません・・・」

 

3人は実験体の確保の光景を見てしまいそそくさと各自の仕事に戻るのだった・・・

そして入れ違いで正義が入ってくる・・・

 

正義「おや、ガンデフォンが。置きっぱなしでしたか・・・」

 

正義は動画を見直してため息をつく。

 

正義「実験体は腐るほど確保できるのが風都の良いところですがメモリの研究があまりされなくなったのが難点ですね。こっちだと限界がありますし専門家の意見も聞きたいものです・・・」

 

正義は後に警察に専門チームができることを知るのだがそれは別の話・・・

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