ゼインの世界渡り   作:ikkun

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ときめの行方は・・・

ときめが休暇期限の終了寸前に定時連絡が途絶えすぐに動き出した翔太朗たちだが風都タワーや行きそうなところ全てを回ったが消息がつかめずにいたが・・・

 

翔太朗「ときめから連絡が来ただって!?」

 

翔太朗は捜査を終えて事務所に戻ってきた。

 

フィリップ「画像とショートメッセージが緊急用の回線に届いていた。おそらく電波状態が悪い場所なのだろう。彼女がスタッグフォンに送信を任せておいたのがようやく届いたようだ。」

 

正義「メッセージにはさらわれた、メモリ使い?場所が不明と書いてありますし空間転移系のドーパントに攫われたんでしょうか・・・」

 

翔太朗「確かに見覚えがねえしこの町の海岸じゃねぇな・・・検索では調べられないのか!?」

 

照井「残念ながら左・・・すでに検索済みだ。」

 

亜樹子「場所を特定できないって・・・」

 

翔太朗「まさか・・・この海岸は裏風都!?」

 

フィリップ「断定できないがそれは違う気がする。裏風都には電波は全く届かないはずだからね。」

 

「その通り。」

 

すると事務所のメンバーとは違う別の声が響いた・・・

 

照井「貴様!どこから入ってきた!?」

 

万灯「そうは言わない・・・入ってきたんじゃない、降りてきたんだ。」

 

それは裏風都のボス、万灯雪侍だった・・・

 

正義「裏風都の幹部には仮面ライダーには関わるなと厳命していたはず・・・もしかして依頼ですか?」

 

万灯「流石は正義くん、察しが良い。誘拐されたときめを救出して欲しくてね、その悪魔の住むビーチから。」

 

翔太朗たちは依頼を聞くためコーヒーを提供した・・・

 

万灯「?不思議だな。豆は最高品質なのに味が良くない・・・」

 

正義「ですよね。私も驚きました。これこそ先代から続くお約束なんですよ。」

 

翔太朗「救出ってことはお前がときめをさらったんじゃないんだな。」

 

万灯「・・・・」

 

翔太朗「とっとと答えろよ!」

 

万灯「・・・愛しているのかい、彼女を?」

 

翔太朗「んなこと・・・てめえに関係あるのか!?」

 

照井「おちつけ左。屋根の上に気配がある。五条一葉たちも来ているぞ。一戦交えるなら覚悟がいる。」

 

正義「事務所が滅茶苦茶になるのは経理を預かるものとしては嫌ですね・・・ただでさえ響子さんの扉蹴破りの経費がかさんでるのに・・・」

 

万灯「私は君たちを最大限に評価・警戒しているからね。本来なら接触すらしたくないが今回はかなり困っている・・・犯人はわかっているんだ。私たちの町の造反者さ。」

 

亜樹子「裏切り者ってこと?」

 

正義「でも今回は敵の敵は味方という感じはしませんね・・・」

 

すると万灯が答える。

 

万灯「そういうことさ、今回の裏切りものに関しては新たなる悪の方ということさ。こいつの能力がとても厄介なんだ。隠れ場所がわからない。」

 

正義「空間転移のビゼルやパスでもダメとは相当ですね。」

 

万灯「この私が言うんだから相当だろ?」

 

フィリップ「おおむね理解した。お前がときめを特別視していることは知っている。彼女にどんな価値があるかわからないが・・・切り札であることは間違いないはずだ。」

 

万灯「切り札・・・やはり怖いな。かなり掴んでいるねそちらも。君の検索能力と左翔太朗君の調査能力・・・これに頼るしかないと判断した。今回はお互いの大事な人間のためだ。力を貸してもらえないだろうか?むろん報酬も出す。」

 

翔太朗「・・・薄汚い貨幣カードでもくれんのか?お前が・・・お前らが・・・今までどれだけ町の人間を無慈悲に奪ってきたのか覚えてねぇのか?俺は忘れねぇぞ、万灯!」

 

照井「左。そこは複数形であるべきだ。」

 

全員が万灯をにらむ。

 

万灯「そうか。わかった・・・目標は同じでも別行動ということだな。」

 

そうして一枚の封筒を渡す・・・

 

万灯「では天に帰るとしよう。」

 

そう言って万灯はオーロラドーパントとなった!

 

オーロラドーパント「共に頑張ろう、愛するもののために。」

 

翔太朗「なにぃ!」

 

そうして発光したと同時に姿を消してしまった・・・

フィリップが封筒から中身を取り出すと驚きの声を上げる。

 

フィリップ「書かれていたのはメモリの正体と犯人だ!信じられない・・・万灯が共闘を持ち掛けるわけだ・・・絶望的な能力だ!」

 

犯人の名前は出紋大騎、メモリはディープ・・・能力は無機物を潜水するように通り抜けるドーパントだった・・・

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