その日の事務所には正義とフィリップ、亜樹子しかおらず皆静かに各自の仕事をしていた。なんと珍しく翔太朗とときめが一緒に休みを取っていたからだ。
正義「今日は静かで事務作業がはかどりますね。コーヒーも亜樹子さんが入れてくれてるので美味しいですし。」
亜樹子「まぁ翔太朗君のはお父さんの真似で入れてるからね。でも確かに事件がないのはいいことだよね。」
二人が平穏な時をかみしめていると・・・
フィリップ「・・・!いやそれもここまでみたいだ。」
フィリップが装着されたダブルドライバーを見ながらつぶやく。そうして変身に入りしばらくすると起き上がり翔太朗に事情を聞き始めた。
正義「メモリの名前はシザーズ・・・ルナトリガーのエネルギー弾すら両断する能力を持つシンプルながら強いドーパントが現れたわけですか・・・」
フィリップ「町でときめが例の空間が動く感じに襲われたんだね。」
翔太朗「あぁ、それでときめの言う方にスタッグを飛ばしたらドーパントが店の中に現れた・・・」
フィリップ「裏風都の関係者か。」
正義「ときめさんの感覚は裏風都のものですから間違いないですね。」
亜樹子「そーんーなーことよりもぉ。どうして君たち二人は東風大通りのブティックなんていう洒落た場所にいるんですかのぉ~デートに行くなら所長様に一言断るのが礼儀というものでは?くくく・・・」
正義「そりゃ知ったら私たちが付け回すからですよ。休暇の申請はされてたし問題はないですよ。」
翔太朗「で、デートじゃねぇよ!?アイツが服みたいっていうから・・・」
ときめ「デートじゃないつもりだったの?」
フィリップ「別に隠さなくてもいいのに・・・」
翔太朗「あぁうるせぇ!ちょっと見回ってくるからまた後で連絡する!」
亜樹子「むふふ、やるやないか、翔太朗くんも。」
フィリップ・正義「・・・・」
亜樹子がからかいモードに入る中正義たちは考え込む・・・
亜樹子「どうしたの二人とも?」
正義「やっぱり洗脳と監禁を受けたにしては精神的にも身体的にも回復が早いと思って・・・」
フィリップ「元気なのはなによりなんだが・・・」
亜樹子「それはほら・・・やっぱり事務所の事件になれてきたってことは・・・ないよね・・・」
フィリップ「それだけならいいんだが・・・」
三人はときめの異様な回復能力について考え込みながら夜は更けていき翔太朗から事件に関しての依頼人が来るということで三人は準備を整えることになるのだった・・・