そうして、亜樹子とときめに調査の詳細を話した次の日・・・
亜樹子「ぽー・・・・」
亜樹子はコーヒーを飲みながらポーっとした顔をしていた・・・
正義「朝っぱらからどうしたんですかその顔・・・寝不足ですか?」
翔太朗「いや、照井にG研のメンバーの話をしたら真顔で愛する女性は君一人だ。って言われたんだよ。」
正義「あぁ・・・真顔で言うのが目に浮かびますね。」
亜樹子「あぁ真っ向と言われるとねぇ・・・」
ときめ「本気感あるよね。」
フィリップ「照井竜らしい。」
そうして調査報告に入る。
フィリップ「実は昨日デンデンセンサーを連れて行ったがあそこにはメンバー4人の指紋以外は一つも出なかった。」
翔太朗「やはり・・・犯人は彼女たちの中に・・・」
正義「疑いの余地もありませんね・・・現時点で怪しいのは私は銀野だと思っています。」
ときめ「どうして?」
ときめは正義の推論を聞く。
正義「外部との連絡が一番取りやすい立場ですし、警察官ということは隠ぺい能力にも長けてそうですからね。」
翔太朗「確かにそうだがドーパントになればその辺は補えるだろう。フィリップはどうだ?」
フィリップ「僕は・・・」
フィリップも推測を言おうとしたときにドアがノックされた。
銀野「よっ!」
なんと正義が疑っている人物銀野が来たのだ・・・
翔太朗「どうしたんだ?」
銀野「出前だよ、昨日の殺人現場の捜査資料!竜兄に頼まれたんだ。どうせ今日もウチにくるんだろ?その時までに検討しておいて意見を聞かせてくれって。」
翔太朗「お使いみたいなことさせちゃって悪いな。」
銀野「いいってこと!地下にこもってばっかだと息がつまるし。それと・・・一度竜兄の奥さんを見ておきたかったんだ!」
そう言って亜樹子をじっと見る。
亜樹子「わ、私の顔に何か問題でも・・・」
銀野「・・・いいね!奥さん、お日様の匂いがする。竜兄はそこに癒されてるんだな。あー妬ましい!お邪魔様!」
そうさわやかに言って銀野は帰ろうとする・・・
入り口まえで見かけたのは大型バイクだった・・・
翔太朗「そういえば元交通機動隊だったんだっけ・・・」
銀野「うん、大けがして隊を離れたんだ。ドーパントに出くわして・・・」
その時にアクセルに変身した照井が撃退し、倒れていた彼女を病院まで送ったのだ・・・
翔太朗「その後、照井の勧めでG研に入ったのか。」
銀野「あたしみたいな人間を増やしたくないからさ、夢だって見るし傷口だって痛むけどね。」
そうしてバイクを走らせていった・・・
亜樹子「・・・いい子だったね。真希ちゃん。」
フィリップ「照井竜は自分と同じように、ガイアメモリに強い怒りを抱く境遇の人間たちをG研に選んだ。メモリと接し続ける以上その誘惑に負けない精神が必要と考えたからだ。」
他のメンバーも後藤もドーパント事件に巻き込まれており、リーダーの我那覇祥子は恋人が事件を起こしその毒素によって死亡、リィナ・グレースとは医療機関に勤めていたが財団Xの傘下と知らずにドーパントの被験者を多数選出してしまい逮捕によって真相を知った過去がある・・・
フィリップ「皆、明るく力を合わせているが心に負った傷は深いはずだ。」
正義「でも、疑わないといけない要素は揃ってます。メモリと関わっている以上過去よってメモリを使うことだってあるはずですから。」
フィリップ「そういうことだね。照井竜の方が疑いたくない気持ちは強いからね。言ってくるG研に。」
亜樹子「正義くんと二人で?」
フィリップ「あぁ、翔太朗とときめとは別行動だ。」
そうしてフィリップと正義は昨日の事件の資料を頭に入れた後、4人の調査を翔太朗とときめに、自分たちはG研で照井と合流するのだった・・・