ゼインの世界渡り   作:ikkun

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内通者の正体

内通者探しが銀野に知られてしまい、正義たちは研究室にメンバーを集めた。

 

後藤「そんな・・・じゃあ私たちがずっと疑われていた、ってことなんですか!?」

 

リィナ「メモリを・・・盗んだって言うの!?」

 

我那覇「やっぱり・・・探偵さんたちはそのためにここに来たのね。照井警視と最初に保管庫に入って、シザーズメモリの紛失に気付いたのは私だったから・・・おそらくその件とは思ってたのよね。」

 

それを聞いた銀野はさらに感情的になる。

 

銀野「・・・ちょっと待てよ!だったら祥子さんは、今まで私たち3人の中に裏切り者がいるって・・・ずっとそう思ってた、ってことか!?」

 

我那覇は沈黙してしまう・・・

 

銀野「竜兄も!?私たちを疑ってたのか!?私たち皆、竜兄のこと信じてここまでやってきたのに!」

 

フィリップ「落ち着いてくれ、真希さん。そうはいっても君自身もこの保管庫からメモリを盗めるものが限られているのは理解しているはずだ。」

 

正義「照井さんを信じ、警察に身を置いていたあなたなら真実から目を背けることで起きた悲劇くらい沢山見てきたはずです。落ち着いてみなければさらに悲劇は起こってしまいます・・・」

 

銀野「くっ・・・」

 

フィリップと正義の適確な発言に銀野は一旦落ち着く・・・

 

フィリップ「それに申し訳ないが、祥子さんも容疑者から外れるわけじゃない。」

 

我那覇「え?」

 

フィリップ「シザーズが保管されていたSの棚のメモリを重点的に取り出してもらったが、あの位置なら監視カメラから手元を隠すことは可能だ。照井竜が紛失に気付いたという瞬間でも盗めたはずだ。」

 

正義「事務所で言おうとしていた容疑者は我那覇さんのことでしたか・・・」

 

我那覇「冗談じゃないわ!私はそんなことしてない!」

 

銀野「クールに考えてもやっぱり駄目だ!するはずがないんだ!全員してないんだよ!」

 

銀野は照井に訴えかけるが・・・

 

照井「俺は皆を信じている。信じたい!だがどう考えても結論は一つになってしまうんだ。敵に内通者はこの中にいる!」

 

照井が宣言し、場が硬直したときに電話が鳴った。

 

照井「フィリップ、左からだ。」

 

フィリップ「僕だ。内通者探しのことが割れてしまった・・・」

 

翔太朗「そうか、虫の知らせって奴だな。俺お得意の直感が来たぜ。バカげた可能性かもしれないが正義と一緒に聞いてくれないか?」

 

翔太朗はそう言って直感による可能性を話す。

 

正義「確かにばかげていますが・・・ここはガイアメモリの宝庫、ありえますね。」

 

フィリップ「そうだね。留美子さん、保管庫をすぐに開けてくれ!」

 

フィリップと正義、後藤は保管庫に行きとあるイニシャルの箱にあるメモリを探すと・・・

 

正義「やはりこれはガワだけの複製品・・・」

 

フィリップ「ビンゴだ、翔太朗。メモリ盗難の仕組みがわかった!」

 

次の瞬間・・・

 

ブンっ!

 

フィリップ「!」

 

正義「ちっ!」

 

フィリップは背後から一撃を食らって気絶してしまい、正義はそれをなんとか躱してフィリップをこちらに引き寄せた・・・

 

正義「やはり翔太朗の直感は学習しがいがありそうですね・・・本当に人を操るメモリがあるとは・・・」

 

そう、それは意思の感じない目となった後藤が行ったものだった・・・

 

その直後、研究室には五条一葉が入ってきた・・・

 

照井「何故ここに立ち入れた・・・」

 

五条「決まってるでしょお?G研のお友達に入れてもらったのよぉ。そうじゃなきゃ入れない。今日は勝負下着も履いてきたし殺しちゃうね?」

 

そういうと後藤は正義たちがいる状態でメモリを持ち出してロックをかけてしまう!

 

正義「照井さん!」

 

その直後、正義はバガニールを滑りこませて密かに照井にシャッターの光でモールス信号を送る。

 

照井「・・・了解した。」

 

照井は銀野たちをかばいながら一人でしのごうとするが・・・

 

五条「これで邪魔者はなし!二人きりにしてくれるかな。」

 

四人は妙な音を発しながら出ていってしまった・・・

 

照井「何か細工をしたな・・・!」

 

五条「そんなことどうでもいいじゃない。殺せちゃうと思ったから今日は殺戮記念日!」

 

それと同時に戦いは幕を開けるのだった・・・

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