スクリームドーパントとアクセルに変身した二人の勝負は一方的なものになりつつあった・・・
スクリーム「好きぃぃいいい!!」
アクセル「ぐあぁあ!?」
スクリームの高周波の衝撃波がシェルター並みの壁に反響して四方八方から襲い掛かるうえに威力も倍増するのだ。
トライアル!
アクセル「うぉぉお!」
アクセルは突破口を切り開こうとトライアルでスピードを上げて対応しようとするが・・・
ズガガガガ!
アクセル(いかん!トライアルでも対応できない。この場ではスクリームが圧倒的に有利だ!)
スクリーム「どお?どお?どお?密室で二人きり!最高でしょおお?」
アクセル(正義まだか・・・!)「すまんフィリップ!あとで助ける!」
ブースター!
照井はアクセルブースターとなってエンジンブレードによる三連マキシマムを行う!
ズガアァアン!!
そうしてスクリームを巻き込んだ突貫で研究室の外に戦場を移すことに成功した。
アクセル「仕切り直しだ・・・」
この時点でかなりの体力を消耗したアクセル、しかし有利な戦場を崩されたスクリームはまだ余裕そうだ。
スクリーム「やるぅ、上手く切り抜けたわねぇ・・・じゃあこっちも、さらに奥の手をっと。」
アームズ!
なんとガイアドライバーREXのスクリームメモリが入っているのと反対側にアームズメモリをセットすると左腕が重火器に変わったのだ・・・
アクセル「ドライバーでもう一つ能力を使用・・・まるでWだ・・・」
スクリーム「あんな半分こライダーと一緒にしないでよ!」
ドドドドっ!!
スクリームは重火器を連射しながらアクセルに突っ込む!
スクリーム「ガイアドライバーREXは短時間だけ基本のメモリに加えてガイアメモリの能力をレイズできるのよ。」
そうしてアダプターを壊すべく剣に変換して突こうとするが・・・
ゼイン「それはいいことを聞けましたね。」
スクリーム「何!?きゃぁああ!!」
キン!ズガン!
なんとゼインがバリズンソードでスクリームドーパントを切り裂いたのだ!
アクセル「遅いぞゼイン・・・」
ゼイン「すみませんね、フォーゼの能力を使って密かにワープドライブして銀野さんたちを屋上に拘束。フィリップの体も隙を見て安全圏に置くのに時間がかかりまして。」
スクリーム「わ、ワープぅぅう!?そんなのできるのぉぉ!?」
スクリームはゼインの驚きの性能に叫び声をあげる。
ゼイン「気絶したフィリップがダブルドライバーのメモリに意識を転送してWになって操っているドーパント、ディーバドーパントを対処してます。」
アクセル「後は存分に振り切るだけか・・・」
二人は再び構える。
スクリーム「絶対に・・・邪魔したアンタもバラバラにしてやるんだから!」
シザーズ!
なんとシザーズメモリをレイズして切り裂こうとしてきた!
ゼイン「それはもう封じれます。」
ガイ!執行!ジャスティスオーダー!
CONFINE VENT
仮面ライダーガイのコンファインベント、他のアドベントカードを無効化できる能力だが正義は他のメモリを使うライダーも研究してそれすら無効化できるようにしていた。つまり・・・
パリーン!!
スクリーム「の、能力が・・・!」
鏡が割れた音と共に手が元の形に戻ってしまう。
アクセル「今だ!うおぉおお!!」
アクセルはそのままブースターで加速してスクリームにアッパーをかちあげる!
スクリーム「あぁあああ!」
そのまま上空に飛んだスクリーム、アクセルはそのままベルトをふかしてエネルギを貯め続ける。
アクセル「正義が作ってくれた絶好のチャンス・・・逃しはしない!」
アクセル!アクセル!アクセル!・・・・マキシマムドライブ!
そして何回もマキシマムのエネルギーをチャージするとアクセルの体はまさに太陽のように高熱化する!
ときめ「なにこれ!?」
銀野たちを避難させようとしていたときめはその光景に驚く。
銀野「竜兄・・!」
ディーバ・・・正体は玄道に照井の正体を知らされてときめを振り切ってかけつけたG研もその必死に戦う様に涙を流す。
エンジン!ブースターマキシマムドライブ!
アクセル「うおぉおお!」
そうしてエンジンブレードのマキシマムドライブを行ったアクセルはまさに地から天へと上る隕石のような状態のままスクリームに突っ込む!
ドゴォオオオオ!!
豪炎と旋風がスクリームに大ダメージを与え・・・
アクセル「ボロボロの撮影会なら自撮りでやれ・・・」
ズガアアア!!
大爆発と共にスクリームメモリはブレイクされるのだった・・・だ
ゼイン「流石は照井さん、マキシマム驚異の数十がけとは・・・感服しました。」
照井「あぁ・・・だが五条一葉、恐るべき女だった・・・お前の助けがなければ一撃で倒すことは・・・」
ばたっ・・・
ときめ「だ、旦那さん!」
銀野「竜兄!」
照井は言い切る前に倒れてしまったのだ・・・
正義「息はありますよ。Wでさえエクストリームでなければできない複数のマキシマムドライブを一人で行ったんですから体はズタボロですよ・・・」
そうして照井は救急車で送られることとなったのだった・・・
ー数日後ー
翔太朗たちは事務所で事後作業に追われることとなっていた・・・
正義「G研は実質解体ですよね・・・」
翔太朗「あぁ、トップがメモリ犯罪を犯したんだからな。今も生死の境だそうだ。敵幹部のメモリも砕けたし成果としては上々なんだが真希ちゃんたちの尽力を思うと失ったものが多すぎる気がするぜ・・・」
フィリップ「どうだろう?僕は短い間だが仕事をしていた。彼女たちがそう簡単に止まるとは思えないね。」
フィリップの言う通りこの後彼女たちが走り出すことを知るのだがそれはまた別の話・・・
正義「亜樹子さんは案の定お休みですか・・・」
翔太朗「あぁ、あの後搬送されてた救急車飛び出して亜樹子と約束してたパンケーキ買いに行ったって話だからな。俺だってぶっ倒れた必殺技やっておいてそこまでできるんだからもう安心してるよ。」
フィリップ「彼以外の人類だったら普通に致命傷だ。今回ばかりは当分復帰は無理だろうね。」
そして事務所の空席はもう一つあった・・・
翔太朗「そういえばときめは?まだ五条一葉を探してるのか?」
フィリップ「そうらしい、どうも気になることがあるらしい・・・あともう一つ報告が、五条一葉が使ってたメモリだが照井竜のマキシマムの余波で落ちたものは複数あったがシザーズがまだ見つかってないらしい。」
翔太朗「照井のマキシマムが凄かったから破片も残らなかったんじゃねーの?」
フィリップ「それはないだろう・・・レイズされているという話だったし・・・裏風都かそれとも・・・」
正義「お二人とも、事務作業は終わったので報告書を風都署に渡したらそのまま実家に帰らせてもらいますね。」
フィリップが推測を言おうとすると正義が作業の報告をする。
翔太朗「あぁ、おふくろさんによろしくな。気を付けて帰れよ。」
そう言って正義は風都署に向かい刃野刑事に報告書を渡す。
正義「これが報告書、経費の申請と報酬のことはこちらに書かれています。」
刃野「おう、経理部に渡しておくな。いつもご苦労だな。」
そうして人気のないところに行くとオーロラカーテンを展開、元の世界に帰ってくる。
正義「さて、目的のものは得ることができました。」
その手に持っていたのはなんとシザーズメモリだった・・・そう、あの戦いの中正義はアクセルがエネルギーを貯める中ひそかにオーディンの能力、スティールベントを発動。メモリを盗んでいたのだ。
自分の部屋に行き自分のパソコンとゼインドライバーを接続するとそこにはG研に保管されているメモリの詳細なデータやこれまで戦ったメモリのデータもそこにはあった・・・
正義「玄道はメモリを手作業で盗んでたみたいですからね。皆さんハッキングに意識がなくなってたようですね。レポートのデータさえあれば私の持つライダーの力でメモリの製造は可能・・・」
そうして正義はシザーズメモリを研究し始めるのだった・・・
正義「あぁ、そうだ・・・五条一葉が生きてたらときめは必ず生かそうとしますし、あの計画を早めましょう・・・」
それと並列して正義は五条一葉をときめに人知れず殺すための計画を練るのだった・・・