ゼインの世界渡り   作:ikkun

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ときめの告白と一葉の捜索

正義がそうしてロイミュードの用意をしていたころ事務所では翔太朗たちがときめの言った真実の告白に驚いていた・・・

 

一葉を匿って逃げられたこと、それで打ち明けそびれていた過去も打ち明けた・・・

 

翔太朗「お前は・・・俺達が大道克己と戦ったあの日風都にいたっていうのか。しかも・・・万灯と・・・!」

 

そしてときめが万灯をユキと呼ぶほど親しい仲ということも判明した。

 

フィリップ「そして新たに五条一葉と言い争う記憶か・・・統合するとこう推論できる。ときめ、君はミュージアムが存在しているころから風都にいて・・・万灯の仲間だった・・・」

 

ときめ「そう、なるよね・・・」

 

フィリップ「だとすると前提が大きく変わってくる、僕たちは破損したメモリを君は使用していないとみていたが組織の幹部級だとすれば話は別だ。ドライバーで変身していたならメモリスロットは体につかない。」

 

亜樹子「うそ・・・私聞いてない・・・」

 

翔太朗は圧をはらんだ口調で言葉を紡ぎはじめる。

 

翔太朗「それで、どうするつもりだったんだ。今頃そんな話を打ち明けて。五条一葉が多くの人間の命を奪い、正義がいなければ照井はもっと重症で死に追いやられてたかもしれない殺人鬼であることには違いない・・・それを一度庇っておいて、今更何を俺達にすがるんだ?答えろよ、ときめ!」

 

ときめ「・・・」

 

ときめは沈黙したままお金の封筒を渡した。

 

ときめ「これ、所長さんからもらった探偵助手の給料。生活費以外はほとんど手をつけてない。お願い、これで五条一葉を探して!」

 

その行動に一同は驚く。

 

翔太朗「お前が依頼をするってのか?」

 

ときめ「私、わかるんだ!あの子は完全に折れてた!旦那さんと正義に負けて!一葉はもう人を殺せない。それって裏風都にとって利用価値がなくなたってことでしょ?それに正義だって最近は大人しいけど幹部級がまだ生きてるってなったら目の色を変えるかもしれない!誰かが止めないと罪を数えられなくなっちゃう!」

 

翔太朗「・・・わかった、それでいい。お前が自分のことだけ考えて動いていたら怒鳴りつけてやるところだった・・・どんな最低な極悪人でも罪を償う権利はある。むしろ罪を悔い続けながら生きる以上の罰はこの世にない!いつの間にかちゃんと俺の探偵助手になってくれてたんだな。ときめ!」

 

ときめ「翔太朗・・・お前の意思が一葉を助けることで揺らぎねぇならなんの文句もない。受けるぜ、お前の依頼。正義を見張りつつ、彼女を裏風都より先に見つけ出す!」

 

翔太朗がそういうとときめは抱き着いた!

 

ときめ「ありがとう!」

 

翔太朗「お、おう。だがなそれはそれ、依頼人扱いはしねぇぞ。お前も手伝えよな助手として。」

 

ときめ「うんっ。そういえば正義は?」

 

フィリップ「そういえば姿がみえないね・・・」

 

亜樹子「休みの連絡は入ってないけど・・・」

 

翔太朗「!まさかもう動き始めているのか!」

 

ときめ「そんな・・・!」

 

ときめが悲嘆の顔になったその時だった・・・

 

正義「おはようございます・・・ふわ~・・・」

 

亜樹子「えっ!?」

 

正義がなんとあくびをしながら事務所に入ってきたのだ・・・

 

フィリップ「正義・・・随分と遅かったね。」

 

正義「あぁ、実は実家に帰ってて久しぶりでゆっくりできたからか寝すぎちゃったんですよね。すみません・・・」

 

これは嘘で本当はロイミュードを復活させてたからだが・・・

 

翔太朗「寝坊かよ!ときめから依頼が入ったぜ。五条一葉を裏風都より先に見つけだす!この町の流儀に従ってな!」

 

正義「殺しはなしで今までどおり刑務所ってことですね。了解です。」

 

ときめ「・・・やけに素直だね。」

 

正義「刑務所の中でも裏風都は侵入できますからね。殺されることに変わりはないじゃないですか。」

 

ときめ「そうだった!刑務所に地下に送るように旦那さんに言わないと・・・」

 

フィリップ「やれやれ・・・普段の調子だし心配ないだろう・・・」

 

そうして五条一葉の捜索を開始する翔太朗たちであった・・・

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