ゼインの世界渡り   作:ikkun

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激情のジョーカー

怒りのままにジョーカードーパントに変身したときめはものすごいオーラを発している。

 

デス「一本のメモリで変身している限り、全てのドーパントはこのデスで無力化できる!お前は狩られる側だろうがぁ!」

 

バシュッ!!

 

舌が突き刺さりメモリが無力化されるかと思ったが・・・

 

ゼイン「突き刺さっていない・・・?何かが壁になってるみたいですね・・・」

 

ジョーカー「誰にでも自分のルールが通じると思うな。狩られる側を気分を味わってみろ!」

 

ドゴン!!

 

ジョーカードーパントの拳がデスドーパントの顔面に突き刺さった!

 

W(翔太朗)「本当にどうなってるんだよ!デスの能力が効かないなんて・・・」

 

W(フィリップ)「オーラだ・・・全身に生体エネルギーの防護膜のようなオーラが張り巡らされている。それが正義の言う通り障壁となって舌の貫通を許さなかったんだ。」

 

ジョーカー「あぁあああ!!」

 

崩れ落ちるデスドーパンチにジョーカードーパントはそのままアッパーで体をかちあげて体が上がったところにラッシュを繰り出す!

 

ズガアァン!!

 

W(翔太朗)「おい、フィリップ、正義。3分の1ぐらいの出力しかねぇんじゃねえのかよ!あのメモリ。」

 

W(フィリップ)「忘れたのか翔太朗・・・あのメモリは君と同じジョーカーだ。」

 

ゼイン「怒りに燃えたときめの感情がジョーカーメモリの力を何倍にもしているのでしょう。」

 

反撃もできないデスドーパントにジョーカードーパントに次々と攻撃が繰り出す。

 

W(翔太朗)「アイツ、我を忘れて暴走しちまってる!止めねぇと!」

 

オーロラ「おっと、今は動かないでもらおうか。ときめの心配ならいらない。」

 

Wが止めようとするもオーロラがそれを止める。

 

オーロラ「もともと強い思念波を持っていた彼女は肉体の表面全てにジョーカーのオーラを張り巡らせて鉄壁の防護膜を生み出せる!そのうえ・・・」

 

ジョーカードーパントはそのまま体から、オーラでできたカードを取り出した!

 

オーロラ「圧縮して切り札に変えることもできる!」

 

ビッ!

 

デス「ぐわぁあああ!!」

 

カードを投げてそれがデスドーパントの体に突き刺さるとオーラが流れ込んで相手を破壊していく!

 

デス「く、来るなぁ!」

 

デスは鎌を操作して攻撃するがカードを鉄扇の様に形成してガードして一振りするだけでその衝撃破でデスドーパントは吹き飛ばされてしまう・・・

 

ジョーカー「ふざけてるの・・・!!メモリの力を消して無力な相手をいたぶり殺すだけ・・・そんな程度の強さのくせに、神様気取りで人の命を奪い続けてきたの?」

 

ジョーカードーパントは怒りのままに言葉を紡ぐ・・・

 

ジョーカー「たとえ一葉がどんなに罪を重ねてきた悪人でも・・・お前なんかに!裁かれていい人間じゃなかった!」

 

そのまま複数のカードをさらに圧縮して膨大なエネルギーが込められた一枚のカードを形成する!

 

ときめ「覚悟しろ。お前には、罪を数える資格もない!」

 

W(翔太朗)「ダメだ!ときめ!」

 

ゼイン「待ってください、今の彼女には攻撃も言葉も届きません!」

 

W(翔太朗)「けどよ!」

 

オーロラ「その通りだ、黙ってみててもらおう。」

 

ゼインが危険だと止め、オーロラもwを止める。

 

彼女はそのままデスドーパントにカードを投げるとデスドーパントは一枚のカードのようになって封じ込められる!

 

正義「あれなら脱皮もできそうにないですね・・・」

 

そのままオーラによる身体能力を活かして飛び蹴りを叩き込んだ!!

 

ドォォオオォン!!

 

爆発すると同時にデスのメモリはブレイクされた・・・

 

夜一「伝説の魔女に殺されるのか・・・死に方としてはまぁ悪くない・・・」

 

どしゃ・・・

 

夜一はそのままこと切れた・・・

 

W(フィリップ)「万灯雪侍、おまえは何故僕たちの方を止めた・・・何故味方を見捨てたんだ!?」

 

オーロラ「デス・・・矢ノ神夜一は難のある男だったが一葉のいない今、最凶の殺し屋だった・・・それ以上の強者が入れば特に存在価値はない。」

 

ゼイン「つまり最初から彼女を殺し屋にするのが目的だったというわけですか。彼女の記憶を戻そうと接触したのも。」

 

オーロラ「あぁ、その通り。しかし殺し屋とは言わない。ときめは私たちの町の守護神さ。」

 

そう言ったときだった!天井が崩落したと同時にブラキオドーパントとリアクタードーパントが現れた!

 

W(フィリップ)「敵の救援か!」

 

ブラキオ「大丈夫ですか。万灯さん、リアクターの熱で地面を削りました。」

 

オーロラ「お迎えご苦労。では失礼するよ、仮面ライダー。」

 

そのときカードが突き刺さった!

 

ジョーカー「勝手に失礼するな・・・このまま逃がすと思うのか・・・ユキ。」

 

それはジョーカードーパントの攻撃だった・・・

 

オーロラ「完全に記憶が戻ったようだね。そうでなくては変身できないか・・・また血塗られた日々の始まりだな・・・」

 

そうしてオーロラたちは撤退し、ジョーカーもそれを追いかけようとする!

 

W(翔太朗)「待ってくれ!頼む、行かないでくれ!!」

 

翔太朗は必死に叫ぶが・・・

 

ジョーカー「ごめん・・・フィリップ。私は翔太朗みたいにできなかった・・・」

 

そう言って空間の穴に飛び込んでいった・・・

 

W(翔太朗)「ときめー!!」

 

そんな叫びの中この事件は死者2名という形で幕を引くことになった・・・

その後は亜樹子の連絡した警察によって安らぎの泉は調査されることとなり事務所にはフィリップと亜樹子、正義が集まっていた・・・

 

亜樹子「過去最高に憂鬱なしめくくりだよね。」

 

正義「まぁ、メモリを無力化するドーパントと幹部一名の首を取っただけでも大金星だと思いますが・・・」

 

フィリップ「この事務所ではそう簡単には割り切れない・・・ときめの依頼は自分の気持ちを伝えることができた、そう思いたいせめて・・・」

 

亜樹子「こっちの探偵はそう思えないと思うよ。」

 

フィリップ「そうだね・・・」

 

正義「悲しい時もタイプライターは欠かさないのによっぽどですね。」

 

フィリップ「消える時に僕にだけ声をかけた・・・翔太朗には何も言えなかったんだと思う。おそらく言葉も出せなかったんだろう・・・さよならの一言すら・・・」

 

正義「探すにしろ、忘れるにしろ翔太朗にとっては大変でしょうね。裏風都は彼女を味方にしようとなりふり構わなくなりますよ。洗脳に投薬、催眠。もし敵になってあらわれようものなら忘れるどころじゃないですよ。」

 

フィリップ「そうだね・・・あの万灯のときめへの執着は異常だった・・・こればっかりは翔太朗が決断しなければならない・・・僕たちは準備だけ進めておこう・・・」

 

そうしてときめはいなくなってしまうのだった・・・

 

事務所の仕事が終わった後正義は自分の世界に帰ってきた。

 

正義「今回はご苦労様でした。無事、暗殺も成功したということでありがとうございます。」

 

フリーズ「構わないよ。記憶の針もオーロラに彼女が高速されているときに打ち込めたからね。」

 

そうあの叫び声は拘束されただけでなく頭に針が刺さったからなこともあり氷の針は一瞬で内部に入ったので見つからなかったのだ・・・

 

正義「あの射撃と倒壊の記憶を消せれば大金星です。それに・・・凄いものも見れましたしね。」

 

シュート「あのジョーカードーパントのことか・・・確かにあの状態のときにバレたらヤバかったな・・・」

 

正義「でもいい数値が取れそうです・・・」

 

正義はバガニールで撮影したときめの映像を投影する・・・

 

スクーパー「あの時にも撮影してたの!?」

 

正義「ときめが表の風都でも君臨してくれれば風都には永遠の平和が訪れる・・・まさにどちらにとってもジョーカーとなりそうですね・・・」

 

正義は映像を見ながらそう言うのだった・・・

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