ゼインの世界渡り   作:ikkun

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飲み会の後

飲み会の後、正義と亜樹子は酔いつぶれた翔太朗を送り帰宅。

正義はとあるところでギジメモリの開発にいそしんでいた。

 

後藤「はい、正義君コーヒー。ミルク多めにしといたよ。」

 

正義「ありがとうございます。」

 

銀野「すっかりここに居ついてるな・・・翔太朗はまだ立ち直ってないんだろ?」

 

そこはチームアクセルの研究室であり銀野がメモリを作る正義に言う。

 

正義「ええ、でも翔太朗は立ち直りますよ。私はその時に備えて最善の備えをしておくだけです。」

 

我那覇「新人って言ってたけどすっかり馴染んじゃったわね。」

 

リィナ「そうですね!翔太朗もそのメモリきっと気に入ります!」

 

そうして皆でデータをインストールしていたとき電話が鳴った。

 

正義「フィリップ・・・確か今はゴミ捨て場にいたはずじゃ?」

 

フィリップ「大変だ!強制的に腹を空かせるドーパントがあらわれて戦ったんだが翔太朗がやられて川に落ちてしまった!」

 

フィリップが慌てた様子で正義に電話を掛ける。

 

正義「ということは手足も動かせない状況・・・わかりました。すぐに向かいます!」

 

正義はドライブのカードを使いトライドロンとライドブースターを召喚して飛び乗った!

 

リィナ「凄いね・・・あのマシン・・・」

 

銀野「普段は抜けてるところもあるけどアイツも仮面ライダーなんだよな・・・」

 

正義が飛び去るのを見て、呆然とするチームアクセルの一同であった・・・

 

そうして唖然としているのをよそに正義はすでにフィリップに教えてもらった場所に到着すると工事現場の作業服を着た男性が翔太朗を引き上げているところを見つけた。

 

正義「ありがとうございます。作業員ということはWが助けるところを見たんですよね?申し訳ないですがこの人の正体は・・・」

 

「安心しな。俺は口が堅い男だ。以前頼まれた通り君たちの正体は話してないぜ。左翔太朗くんに善井正義くん。」

 

翔太朗「あなたは・・・空也さん!」

 

そう、ヘルメットで上からやかすむ視界でわからなかったがそれは雪山の事件でお世話になった鏡野邸の主人、鏡野空也だったのだ・・・

 

そうして駆け付けたフィリップと一緒に正義たちはトライドロンに乗り込んで事務所まで飛んで翔太朗をベッドに運んだ。

 

正義「ハングリードーパントでしたっけ・・・いるだけで空腹になるしにらまれると餓死レベルで栄養を奪われるなんて厄介すぎますね。」

 

フィリップ「あぁ、しかも目は無数についているから目をつぶらないと当たってしまうから攻撃が当てにくくなる。」

 

亜樹子「現に食らった翔太朗くんがこうして眠ってるのがその証拠だよね・・・」

 

普通の食事が受け付けないのでゼリーを食べたらすぐに眠ってしまった翔太朗を前にしてフィリップたちは敵の厄介さを身に染みて味わっていた・・・

 

フィリップ「空也さんありがとう。僕たちだけでは翔太朗の救出が間に合わなかった。」

 

空也「よせよ、水臭い。」

 

正義「しかし働くとは言ってましたけど建築現場とは意外でしたね。てっきりつてを使って会社に入るとばかり・・・」

 

空也「そういう伝手はすべておばばがやっていたからね。俺一人はなんのコネもないもない元ボンボンなんだ。頼れるのが体一つだったんで建設会社に入ったんだ。工事の途中で怪物と君たちに出くわして状況を理解したんだ。助けない選択しなんてなかったんだ。」

 

空也は笑顔で答える。

 

フィリップ「あの怪物を野放しにはできない。僕たちで行くしかないな。イブクロ横丁に。」

 

正義「確かドーパントが横丁の住人か聞いてきたんでしたっけ・・・」

 

フィリップ「あぁ、おまえもと言っていたからね。横丁の住人であることは間違いない。」

 

そうして翔太朗の看病を空也に任せることにして、三人は横丁に調査に向かった。

Wが立ち向かった戦いでは青山がにらまれてしまい翔太朗と同じ状況となって入院しているらしい・・・

 

調査自体はフィリップの効率的かつ数学的な調査で近辺が絞られたのでイレギュラーズを交えての会議となった。

 

正義「能力の効いた人のいた場所からするに能力は半径100メートルですが・・・横丁全域なんて恐るべき広さですね。」

 

フィリップ「あぁ、そして当日変身した瞬間に能力が発動したと考えると円の中心部にいたと考える。」

 

ウォッチャマン「めっちゃロジカル!」

 

クイーン「翔ちゃんとはまたタイプが違うわね。」

 

中心部にある店は三つあった・・・

 

イタリアン ネーロ 中華威風 ケーキ店 天塔・・・全部翔太朗やイレギュラーズも知っている人が経営する店である・・・

 

正義「やっぱりそうなりますか・・・」

 

サンタ「実際ネーロの大山会長も威風の伊倉店長も横丁のために一致団結して頑張ってるし動機がないんだよ。」

 

リリィ「そうよね・・・天塔の森川さんなんか弟子が最初の被害者になってるわけだし。」

 

エリザベス「森川さんもお弟子さんも思い出アイス作りを手伝ってくれてたしあんまり・・・あ!?」

 

エリザベスがうっかり口を滑らせたことに皆ため息をつく・・・

 

フィリップ「思い出アイス・・・興味深いね。」

 

正義「あぁ、そういえば飲み会で翔太朗が言ってたんですよ。」

 

正義とイレギュラーズはアイスについて説明する。

 

フィリップ「いいじゃないか、完成させて翔太朗を喜ばせてやるといい。きっと喜ぶ。そのためにも早く事件を解決しよう!」

 

そうして3人は早速容疑者3人を呼び出すのであった・・・

 

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