ゼインの世界渡り   作:ikkun

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新たなる一歩

事件が解決してすぐに森川は救急車で警察病院へと運ばれた。

5年前、横丁が存続の危機を逃れたのは翔太朗が手を尽くしただけでなくそのころに森川がハングリーの能力を空腹にさせる力を最小限発動させていたからだ・・・

恐ろしさを直感した森川は横丁が危機を脱してすぐにメモリを封印したのだが、翔太朗たちとの宴会で昔を思い出してメモリのことを意識し始めたためにメモリの邪念は彼を呼び掛けて凶行へと走らせたのだった・・・そうして数日後に退院した青山と翔太朗の快気祝いということで青山の姉や空也を含めたイレギュラーズで飲んでいた。

 

翔太朗「宴会好きだなお前ら。俺をダシにしてるだけだろ?」

 

ウォッチャマン「まー、照れない照れない!」

 

そして翔太朗を励まし、体を運んだ今回、MVPの空也はというと・・・

 

空也「おいおい、みんな主賓は左くんだろ?」

 

エリザベス「翔ちゃんは別に珍しくもないもん!」

 

クイーン「空也さんみたいな大人の男、イレギュラーずにはいなかったタイプだもんねぇ。」

 

リリィ「断然興味ある!今後ともご贔屓に~。」

 

女性陣に囲まれていた。

 

正義「ちなみにその人絶賛片思い中ですよ。」

 

女性陣「えぇ~!!?誰誰!?」

 

空也「おーい!正義君火に油を注がないでくれ!」

 

正義「引くと思ったんですけど・・・誤算でした。」

 

フィリップ「ますます出会ったころみたいになったね。」

 

亜樹子「生まれつきのダンディオーラの持ち主なんやろなぁ・・・」

 

そうして今回のメインイベントを青山が持ってきた!

 

翔太朗「それって・・・」

 

ウォッチャマン「おお、できたんだ!」

 

エリザベス「やったね!」

 

そうしておかれたのはサプライズのアイスだった・・・

 

翔太朗「まさか・・・アイアンのアイス!?」

 

青山「翔太朗さんに元気になってもらいたくて、みんなで調べて頑張って再現したんだ。本当は森川店長にもお世話になってて・・・そしたらあんな事件に巻き込まれちゃって・・・」

 

翔太朗「晶・・・」

 

青山「でも白銀のマスターや姉さんたちにも手伝ってもらってようやくできたんだよ!食べてみてくれる?」

 

翔太朗「あぁ、もちろん!」

 

そうして翔太朗は一口運ぶ・・・

 

青山「だめ・・・だった?」

 

翔太朗「いや・・・ダメではないかな。これはこれで・・・」

 

イレギュラーズ(ダメなんだ!)

 

フィリップ「明らかに顔に出てるよ、翔太朗。」

 

亜樹子「嘘つけんやっちゃなー探偵のくせに・・・」

 

正義「いらないならもらってもいいですか?」

 

翔太朗「お前はバニラアイス食べたいだけだろ!アイアンのマスターは味が複層的な味だったんだ。」

 

青山「そっか・・・」

 

翔太朗「こっからは一緒にやろうぜ、晶。俺のために探してくれた味だ。現時点ではこれが最高。これ以上はねぇよ。心の底から嬉しいぜ!みんな!ありがとう!」

 

サプライズは大成功という形になるのだった・・・

そうして皆が解散という形になったころ・・・

 

フィリップ「翔太朗、少々時間をくれないかな?僕たちからもサプライズだ。」

 

正義「凄すぎて度肝抜かれますよ?」

 

翔太朗「えぇ?」

 

正義たちが招き入れたのは・・・

 

翔太朗「G研の皆!」

 

そう、正義が通っていたG研のメンバーだった・・・

 

銀野「元・G研ね!今はこれ!」

 

翔太朗「チーム・アクセル!」

 

銀野は翔太朗に新しいチーム名の入った服を見せる。

 

我那覇「私たち、警察を離れて私設チームとして活動することにしたのよ。仮面ライダーを助けるためにね。」

 

リィナ「チームアクセルって名前だけど、Wたちも当然助けるよ。」

 

翔太朗「マジかよ・・・亜樹子お前も初耳・・・」

 

亜樹子「ううん。私聞いてる。自分が動けないから今はWのサポートを頼んだって旦那が言ってた。」

 

翔太朗「言えよ!そういう重要事項は!」

 

正義「それでチームアクセルやXの粒子があるゴミ捨て場で活動するBBBにも協力を要請して調査を行ってたんです。」

 

あのゴミ捨て場には千葉秀夫の残した装置の破片が残っておりそれを回収してX粒子の存在に近づいたらしい・・・

 

我那覇「結論から言うと、X粒子は空間転移に干渉するものみたいなの。」

 

翔太朗「空間転移?奴らが出入りするあれか・・・」

 

フィリップ「あぁ、あの原理に近い装置だったようだ。」

 

正義「それである装置をG研の最終調整してもらったんですけどできてますか?」

 

後藤「うん、こちらがお二人の注文の品でーす!」

 

後藤が渡したのは2本のギジメモリ、一本は銀色でもう一本は銅色だった。

 

正義「銀色をスパイダーショックに、銅色をデンデンセンサーに入れれば・・」

 

ネオ・スパイダー

ネオ・デンデン

 

なんと二つともそれぞれ銀色と銅色に変化したのだ!

 

亜樹子「色が変わった!」

 

フィリップ「スパイダーショックとデンデンセンサーに新機能がインストールされた。色が変わるとデンデンセンサーはX粒子を視認して透過性能の向上、スパイダーショックもX粒子を感知したり粒子を貯蓄できる機能となる。」

 

翔太朗「それって・・・」

 

正義「裏風都が空間転移を使えば詳しく調査できるということです。」

 

フィリップ「奴らの動きを掴めば確実に増えるはずだ。ときめを奪還できるチャンスが。」

 

正義「取り戻しましょう、それが私たち二人の気持ちです。」

 

二人は翔太朗にはっきりと伝えた・・・

 

フィリップ「不必要なら返してくれ、ときめは僕と正義で探すよ。」

 

翔太朗「返すもんかよ。ありがたく頂戴するぜ!フィリップ、正義!」

 

そして翔太朗はときめを探す決心を固めるのだった・・・

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