一方そのころ犯人であるコッパはクイーンが自分が襲わせている兵隊相手に生き残っていることをモニターで確認するとわくわくしながらメモリを起動させようとした・・・
千葉「ちょっと待ってください、コッパさん。」
そこに現れたのは幹部の千葉秀夫だった・・・
千葉「今すぐゲームをやめてください。」
コッパ―「いじわる言わないでよ秀夫くん、俺のゲームを裏風都に容認させてくれたのは君でしょ?」
千葉「それは貴方の操るクエストの能力が貴重と判断したからですよ。マンハントくらいなら容認してきましたが今は時期がまずいんだ、貴方の空間転移は強力すぎる。」
そう、クエストの能力はマーキングしたところに扉を開くだけでなくマーキングしておいた機械同士をつないで通信できるという能力、これをときめや仮面ライダーに奪われたらかなりの脅威だ。
コッパ「断る・・・これ使わなきゃ面白さ半減ジャン!食われていく人間の悲鳴とか怒号とか聞けなくなるし!リアルタイムで聞けないなんてもったいないし気持ち落ち着かなくない?」
しかし帰ってきたのは沈黙だった・・・
コッパ「あれ?俺だけ?せめてこのゲームが終わるまで待ってくれ。」
千葉「・・・ふざけるなよ。待てるわけ・・・」
翔太朗「待てるわけねぇだろ。」
そのときアジト内に翔太朗の声が響いた。
フィリップ「話は聞かせてもらった興味深くはあるがむかむかするね。」
正義「まさにデスゲームのマスターのような悪意・・・見逃せるわけありませんね。」
そうして翔太朗、フィリップ、正義が姿を出した。
翔太朗「久々に反吐が出そうなクズ野郎と会ったぜ!」
コッパ「すげぇな!誰か知らんがよく俺の隠れ家を見つけられたね。」
フィリップ「コッパといったか。お前の能力は恐るべきものだ。シザーズやロードよりも利便性が飛びぬけている。だが証拠が残りすぎるのが欠点だ。」
千葉(その通りだ・・・!)
千葉は舌打ちを打つ。
正義「まずゲートのデータからメモリがクエストであることを割り出した後、バスにひきこんだ場所の裏風都に行くならこちら側のつむじ通りの近くでないといけないから付近の廃ビルやマーキングの情報を聞きこんで見つけました。」
フィリップ「そしたら犯行の動機まで判明した。これだけのマーキングを発動させれば残存した粒子がこちらのセンサーに引っかかる。」
千葉「!?まさか空間転移粒子を探知できるようになったのか!」
千葉は驚きの声をあげる。
翔太朗「案外安直な名前だな。クイーンたちを返してもらうぜ。」
コッパ「やれやれ・・・俺も真っ青の狩人っぷりだ。興奮できそうだ。予想外の障害が多ければ多いほどゲームは盛り上がるしクイーンを仕留める時の興奮も高まるってもんだからなぁ!」
そのときバケツがコッパに向かって飛んできた!コッパはそれをキャッチして飛んできた方向を見るとそこにいたのはエリザベスだった・・・
正義「入り口にいるように言ってたはずですが・・・」
エリザベス「ごめん・・・!でもやっぱり我慢できなかったから!それにさっきから聞いてたら勝手なことばっかり!アンタみたいな変態のシュミにクイーンや皆を巻き込まないで!」
しかしコッパは大笑いする。
コッパ「あはははは!!クイーンの添え物の二流アイドルが何言ってるの?変態的なファンがいるほうが断然人気者だと思うけどな?」
コッパはそのままクイーンとエリザベスのアクリルスタンドを持つ。
コッパ「みんな、君にはこんな印象だよ。クイーンに勝っている部分が一つもないんだもんな、いない方がすっきりするのにって感じさ。」
そのままエリザベスのほうを粉々に破壊する。
コッパ「ほらスッキリした。」
エリザベス「・・・わかってるよ。クイーンは何やらせても完璧で、私は同じこと何十回もやらないとできなくて、そんなの私が一番わかってるよ!でもクイーンは・・・口は悪いけど私ができるまでずっと一緒にいてくれる!だから好きなの!心配なのそれが悪いの!?」
コッパ「悪いさ、普通世間ではそれをこういうんだぜ。足手まといってね。」
エリザベスが涙を浮かべたそのとき怒気をはらんだ声が響いた。
翔太朗「おい、そろそろ臭い口にチャックしろよ下衆野郎。」
フィリップ「こんなにも早く犯人に迫れたのもエリザベスが協力してくれたおかげだ。お前のような最低の人間がこれ以上仲間を侮辱することは許さない!」
正義(やれやれ・・・これはメモリは諦めたほうがよさそうですね・・・)
裏風都に迫る為メモリは残るようにしてほしかったが二人の怒り様を見て正義は無理と判断してその怒りの付き合うことにする。
コッパ「はっ!侮辱?社会の総意だろ?本当のことを言うと人間は怒るっていうしな。とにかくだ。このクエストを手に入れた以上俺はやりたいようにする!最高にレアなメモリを手に入れたいわば特権だ!」
クエスト!
メモリを刺すと丸い巨大な頭をしたドーパントがそこにはいた・・・
エリザベス「でたぁ!ドーパント!しかも思いっきり変なやつ!」
クエストドーパントは後頭部から長柄のハエ叩きのような形状をした武器を取り出して構えた!
正義「来てしまったものは仕方ありません。エリザベスさん、しっかりサポートしてもらいますよ。」
フィリップ「僕の体は任せるよ。」
エリザベス「え!?」
そうして3人はWとゼインに変身する!
クエスト「なるほどな!お前らが・・・」
エリザベス「翔ちゃんと・・・フィリップくんが黒翠で・・・正義くんが白・・・でええ!?」
二人は驚く。
そのままクエストドーパントが突っ込んできて近接戦に発展する!
きんっ!ぶんっ!!
ゼインがハルバードで受け止めつつWが拳を叩き込むがクエストドーパントはそのまま振りぬいて二人を吹き飛ばす。
ゼイン「流石は狩人、近接戦もいけるとは。」
W(フィリップ)「応戦だ。」
サイクロン!メタル!
メタルメモリに切り替えたWはそのまま旋風を纏ったメタルシャフトでゼインとともに抑え込んでいくが・・・・
エリザベス「二人とも後ろ!」
W・ゼイン「!」
するとブラキオのボーンズが二人を拘束する!
W(翔太朗)「千葉か!」
千葉「そろそろゲームの時間でしょ?とっとといきなよ。不本意だが今回だけ助けてやる。仮面ライダーと魔女が両方襲ってきた。」
W(翔太朗)「ときめ!?」
千葉「取りあえず仮面ライダーだけでも置き去りにしたい、悪く思わないでくださいね。」
千葉はそう言って空間転移で逃げていった・・・
クエスト「確かにその通りだ!」
クエストドーパントはそのままマーキングを消してゲートを開いた。
クエスト「これで手がかりは失われた。さよなら。」
そうしてクエストはゲートを潜り抜けてしまうのだった・・・